カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

パンチングミットの持ち方・使い方と効果について!

空手・キックボクシングの練習方法のご紹介。

「パンチングミット」についてご紹介します。

 

1.パンチングミットとは?

パンチングミットとは、ボクシングやキックボクシングのパンチやコンビネーションを練習するために利用する小さめのミットです。手にはめてパンチを受けることができます。

パンチングミットを利用すると、パンチの正しい打ち方、当て感、コンビネーションやパンチの距離、スタミナ増強などなど多くのことを練習できます。

持ち手のスキルによって様々な練習ができます。

ボクシングやキックボクシングの世界では一般的な練習道具ですが、伝統派空手の練習には使えます。

2.パンチングミットの使い方

パンチングミットのトレーニング方法・利用方法・使い方の紹介です。

【構え】

トレーニングのやり方は、以下のとおりです。

・相手のスタンスに合わせて構える

 オーソドックス(右利き)なら左ミットが前、右が後ろ

・セットする位置は顔の高さが基本

・少しだけ下に向ける

・できるだけ中央(顔の付近)に構える

・パンチに合わせてポンとパンチを押さえる

 こうすることで相手のパンチの勢いを消して受けられます

・左のパンチは左、右のパンチは右手で受ける

 対面ではクロスする形でパンチを受けます

・フック系の横からのパンチはチョップのように縦に構えて受ける

・ボディは腰の少し上に両手で構える

・アッパーなどの上へのパンチは、真下に水平に構える

・ミットをパンチに見立てて防御をさせる事も可能

・パンチを連続で打つことでコンビネーションの練習可能

などなど、工夫次第で色々な練習が可能です。

具体的なイメージはこのようなイメージです。

代表的なコンビネーション利用例

・ワン(ジャブ)

・ワンツー(ジャブ・ストレート)

・ワンツースリー(ジャブ・ストレート・フック)

・ワンツースリーフォー①

 (ジャブ・ストレート・フック・ストレート)

・ワンツースリーフォー②

 (ジャブ・ストレート・フック・ボディ)

など実際には無数のパターンが存在します。是非色々と試してみてください。

3.パンチングミットの効果・ポイント・注意点

パンチングミットは主に以下の効果が得られます。

・バランス
・ステップ
・身体や足の使い方
・適正な距離感
・正しいパンチフォーム
・体重の掛け方
・コンビネーション
・スタミナ
・試合感覚

などなど、総合的なパンチの練習をすることができます。

持ち手は練習相手の練習内容を踏まえて指示出しができるかがポイントです。

・パンチはリズム良く受ける
・指示してからミットを構える
・指示出しははっきりと
・指示は相手の能力に応じて工夫を
・あまり強く受けすぎない
・持ち手もステップを使う
・試合感覚でミットで攻撃し防御も練習する
・コンビネーションは最後だけ強くメリハリを
・距離感を大事に

いずれにしても持ち手が慌てずに正しく受けることが重要です。

また、パンチを強く受けてしまうとパンチした側が拳や手首を痛める可能性があるので、相手の経験や能力に応じて強くミットでパンチを押さえるのはやめましょう。

4.伝統派空手とパンチングミット

ボクシングやキックボクシングの練習用のパンチングミットですが、伝統派空手の練習ではとても相性が良いです。

ポイントで捉える必要があるため、ターゲットの大きなキックミットよりもターゲットの小さいパンチングミットを使うのも良いです。

ご家庭での自主練等に使うのも全然ありです。

是非ミットを受ける練習してみてください。結構楽しいですよ。

5.終わりに

ということでパンチングミットについてでした。

ミット自体はあまり安いものはオススメできません。またパンチが強い人のパンチをペラッペラのミットで受けると思わぬ怪我をする場合もあります。

それなりのアイテムなら間違いないと思います。

 

パンチングミットは、バシバシ当てることができるとそれだけで気分良く打てるので、ストレス解消にもとても良いですよ。強いパンチを打つよりもリズムよく正しく打てるように練習して見は如何でしょうか?

それでは楽しいトレーニングを!!