カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

本物のボクサーを見極めろ!?ランニング中のシャドーは本物か!?

先日衝撃的なシーンを目にしました。

いや、正確に言うと衝撃的に感じたのは私だけかも知れませんが、、、。

 

1.ランニングマンのシャドー

街往く人達を気に留めることはあまりありませんが、ランニングをしている人が結構多くいますよね。そして信号待ちの時に、ふとシャドーボクシングを始める、、、こんなシーンに出くわした事ありませんか?

私先日会社帰りにふと見かけた男性が、信号待ちの時にシャドーを始めたのですが、びっくりしてしまいました。

何故ならあまりにも動き方がデタラメだったからです。

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なぜこの男性はシャドーボクシングを始めたのでしょうか?

私なりに予測してみました。

・何となくシャドーぽい動きをしてみただけ

・過去に少し習ったので試してみた

・最近ボクシングを始めた

・なんだか気分がノッてきたから

・そもそもシャドーではなかった(私の勘違い)

まぁ、こんな感じの事が考えられますね。

ランニングしている人が、シャドーをしてはいけない訳ではありませんので、自由にやれば良いと思いますし、ランニング途中にダンスを始める人を見たこともありますから、人それぞれ色んなトレーニング方法があるのだと思います。

2.そのシャドーは本物!?見極めろ!!

特に誰に迷惑を掛けている訳でもないし、特にとやかく言う必要は全く無いのですが、ランニングしている目的がボクシングとかのロードワークならば、それはシャドーをするでしょうけども、私の知り合いの元プロボクサーは、「ロードワーク中にシャドーなんかしない」と言っていましたから、人それぞれなのかなと、、。

ちょっと本物かどうかの見極めポイントを考えてみたいと思います。

2−1.見極めポイント① 拳と手のひら

さてボクサーにとってロードワーク中に思いっきりシャドーをする事もあるとは思いますが、そうでもないなら軽く流す程度のシャドーでしょう。ですがボクサーたるもの軽く構えただけでも雰囲気が出るはずです。

その雰囲気の違いをちょっと見極めてみましょう。

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まず気にしてもらいたいのは、手のひらですね。ほぼ確実にパンチを打ち込んでる時以外は、拳を握りません。構えているだけでも拳を握っていたら、それは恐らく本物ではないでしょう。但し空手家はグーにしている場合もあるので、ご注意を!

2−2.見極めポイント② 足の置く位置

足の位置も非常によく分かる見極めポイントです。まずロードワーク中は足を止めない事が多いので、構えたときの足の位置がどうなっているかも見極めるポイントになります。

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こんな風に一瞬止まったときの構えと足の位置が結構広がっている場合は、ボクサーの可能性が高いですね。いずれにしても見るべきは、前足の方向が正しく前に向いているかもしくは相手の方向に向いているか?後ろ足がしっかりと開いているか?前足と後ろ足が同じ直線上にない!という点がポイントです。

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基本的にボクサーはこんな感じの立ち方はしません。肩幅程度に足は開いているはずです。これもまた見極めたいポイントですね。

2−3.見極めポイント③ 体重移動

これが一番わかり易いかも知れません。体重移動をしていたら、本物でしょう。ボクサーは単純にまっすぐだけのパンチを出していることはほぼありません。左右の横のパンチ所謂フック系のパンチを出すときは、体重移動が重要になります。

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こんな風に重心をどちらかに寄せてからパンチを繰り出す人は本物と見て間違いないでしょう。体重移動はどちらかと言うとためる動きが多いので、体重移動時に身体を小さく構えていたら本物です。

2−4.見極めポイント④ パンチのフィニッシュ

これは見れば一発でわかります。

パンチを打ったときの拳の向きです。

普通パンチと言うと下の写真のようなパンチをイメージすると思います。

拳の向きは横ですね。

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ところが、こういうパンチを出す人がいます。

下の写真を見てください。

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親指が上を向いています。日本拳法とかジャブを早く打ちたい場合などはこんな感じで打つ人も結構います。軽めのパンチのときはこんな打ち方の人は本物でしょう。

逆のパターンで、拳の親指が下に向いてパンチを打つ人も本物でしょう。

コークスクリューブローを打っている!?訳ではなくて、肘を痛めないような打ち方になります。結構そうやって打つ人も多いです。

2−5.見極めポイント⑤ パンチを見る

非常に簡単な見極め方ですが、パンチがスムーズに出ているかが重要です。上手い人は脱力していたとしても、パンチを上手に打ちます。

特に体の回転を使って腕だけで打つことはあまりしないでしょう。

ロードワーク中は走ることが目的ですから、そんなに全力のパンチを打つことはないかも知れません。

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脱力しつつもしっかりと身体を回転させて打っている場合は、本物と見て良いでしょう!

2−6.見極めポイント⑥ ガード

ボクサーはパンチを打っているときもガードの意識が絶対にあります。

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なので、こんな風に常に攻撃時もガードしている場合は本物でしょう。本物なら基本的に攻撃時もガードをするように意識しているはずです。

3.まとめ

こんな風に色んな判断ポイントが存在しますが、一言で言うと身体がしっかり使えているのか!?という一言に落ち着きます。

パッとみて本物の人は、動きがスムーズなはずです。

細かいところを見ようとすると、上記の見極めポイントになるのです。

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さて、ではなんでこんな風に見極める必要があるのか?

なんだよハッタリヤロウか!?とバカにするためではありません。

実は逆で、ランニング中に思わずシャドーをやると結構注目されてしまう!事を自覚すべきです。

下手をすると、街往く喧嘩自慢がボクサーだと認識して挑発してくるかも知れません。

余計なトラブルを避けるためにも、中途半端なシャドーをしない!するなら相手がビビるくらいに圧倒的なシャドーをして、トラブルを避けてくださいね。

本人は特に気にせずに思わずやってしまう事もありますが、人によっては怖いと思う人もいるかも知れませんし、ちょっとからかってやろう!みたいなクズもいるかも知れませんので!!

 

信じるか信じないかは、アナタに任せます!

では、今からひとっ走りしてきます!!

ではまた!!(ΦωΦ)