カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

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【空手練習方法】⑧ミットの持ち合い!実戦感覚を体感 キックボクシング的空手練習方法

空手練習方法8回目の今回は「ミットの持ち合い」です。

前回の記事で「ミット練習」を書きましたが、今回はミットをお互いに持って練習する事を少し書きたいと思います。

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割とミット練習自体をやっていない道場もあるようなので、もしあれば結構当たり前にやる練習な気がします。

 

【練習名】

ミット持ち合い

 

【練習方法】

ミットを持ち合って互いに打ち合います。

片方がミットを持ち、攻撃を受けます。

その後、交代してもう片方が攻撃を受けます。 

 

【効果】

攻撃時は当然攻撃の練習ができます。

ミットを受けている間は、実は防御の練習ができます。

相手の攻撃を実際に受け止める事で、「受け」ができます。

また目が攻撃になれます。

更に今まで気がつかなかった新たな発見がいくつもあります! 

 

【練習方法】

 練習方法は色々ありますが、予め決めた攻撃やコンビネーションを回数分打ち込み、終了したら攻守交替します。

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 例えば基本な練習方法としては・・・

1.刻み突き 10回 ✖ 〇セット

2.逆突き 10回 ✖ セット

3.ワンツー 10回 ✖ セット

4.中段蹴り   10回 ✖ 〇セット

5.上段蹴り  10回 ✖ 〇セット

6.ワンツー・中段蹴り  10回 ✖ 〇セット

7.ワンツー・上段蹴り  10回 ✖ 〇セット

8.ワンツー・ツー・逆足の中段蹴り  10回 ✖ 〇セット

9.ワンツー・ツー・逆足の上段蹴り  10回 ✖ 〇セット

 

結構時間も必要ですが、技の定着が図れます。

また連続でセット数を増やすと体力の増強やバランス等総合的な練習になります。

ポイントとしては、打ち急がずに、手打ちにならず、しっかりと腰を入れて突きも蹴りも出すということですね。

慣れてきたら早く動けるようになればより良いですが、まずはその人なりのスピードでしっかりと打てるようにしましょう。

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更にいい練習としては、受け手の指示に従いコンビネーションを出す練習ですね。

受け手の指示に従って、攻撃を出します。

受けては、この攻撃をパターンを全て受け止めることになるので、非常にイメージがつきやすく、また自分の好きな攻撃を打たせるという意味で、防御するうえでの重要な経験が得られるのです!

また指示出すことで、「考える」必要があります。

考えると攻撃パターンや理論を意識するので、試合の組み立てにもプラス作用が出てきます!

 

キックボクシングは連続技が重要なのですが、空手の場合は攻撃に「極め」と「残心」が重要です。

でもミット練習は、単発で打つ練習は重要ですが、連続技やコンビネーションを行う場合は、最後の攻撃だけ特に「極め」と「残心」を意識してみてください。

 

また空手のコンビネーションは、やたらと長いコンビネーションはあまり使わないので、割と短めのコンビネーション技が有効だと思います。

私が最も使うコンビネーションは、「ワンツー」です!

ワンツー プラス 〇〇 をベースに練習すると良いかと思います!

 

空手の場合は、遠目の間合いから重さではなくてスピードを重視するのですが、せっかくのミットなので、多少打ち込んで練習すると攻撃の強さや当て感が身につくので良いと思います。

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また受け手としても、いろんなパターンの攻撃を受けていますが、つまりこれは相手の攻撃を封じる動きです。

要するに「受け」ている訳です。

目も慣れてきて、攻撃を受けやすくなるので、実際の組手でも実践的な練習とも言えると思います。

何よりこれって攻撃を受けている状況ですので、恐怖心がなくなるのです!

コレが何げに大きかったですね!私の場合は。

「受けちゃえばいいんだ!」という感じですね!

 

もしミットは先生しか持たないというポリシーとかないのであれば、是非練習にミットの持ち合いもいいのではないでしょうか?

私はお勧めします!

 

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