カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

空手クラブの立ち上げ 道場運営日誌①

空手クラブを立ち上げました。

道場運営についてちょっと書き置きたいと思います。

想像以上に難しいものだと実感しますが、それでも楽しいものですね。

 

 

1.事の始まり

空手クラブを立ち上げる事になったのは、本当に偶然です。

事の始まりは、コロナの始まる少し前だったと思います。

私が空手道場に頻繁に通えなくなったのは、娘の受験や仕事の為でした。

今までは仕事が休みの土曜日の午後に道場に通っていましたが、少し離れた地域への娘の送り迎えなどで、通える日は日曜日に変わり。1時間ほど掛けて別の支部に通いました。

 

その支部は割と大人の会員が多くて、一緒に組手が出来たりとなかなか楽しかったのです。

が、そうこうしている内にコロナが始まり、それにすら通えなくなったのです。

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空手道場に通える機会を失った私は、会社帰りにこっそりキックのジムに通う日々。

それも奥さんに何故かバレて「娘の受験を前に何をやっているのか!?」と激ギレされて、キックのジムにも通えなくなりました。

 

空手も出来ず、キックのジムにも通えない日々は思った以上につらい日々でした。

コロナの影響で悪化した業績を受けて、仕事時間とストレスは倍増するものの、発散することもなかったのです。

元々空手も何もやっていなかった頃は、お酒やらギャンブルやらしょうもない事でストレス発散していたのですが、今はそうも行きません。

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そんな時、ふと師範から代打指導の手伝いを依頼されます。

師範がどうしてもその日都合がつかないので、代わりに近所の道場の稽古をして欲しいとの依頼です。

代打の稽古自体は過去何度となくやってはいたので問題はないと思っていのたですが、問題は家族でした。

 

奥さんと受験を控えた娘に恐る恐る聞きます。

私「空手の手伝い行こうかと、、」

妻「ふーん、いつ?車は使うの?」

娘「・・・。」

割とあっさりOKが出ました。

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元々娘もやっていた空手ですので、キックのジムに通うというのよりは、多少は理解が得られる事にここで初めて気が付きました。

代打指導でも、空手に触れるのはやはり楽しいものなのです。

 

そんな事もあって師範に冗談半分で提案したのです。

「私の近所(船橋市)に道場開いてください。場所取りとか指導手伝いますから!」

という感じです。

師範は本来の道場指導以外でも非常に忙しいため一部の支部を人に任せたりしていたのです。

私は近場に支部道場ができれば自分も通えるし、自身も稽古も出来ると思ったのです。

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冗談半分で言ったものの、逆に言うとそうでもしないと空手道場に通える名目が立ちません。自宅になかなか強烈な自粛警察というか自粛機動隊がいるのです。笑

 

何度となく師範とそんな話をしている内に、じゃあ、ちょっと考えようという流れになり、師範はその地域(船橋市)に縁がないし、忙しくて指導は出来ない状況です。

師範「いっそ立ち上げちゃえばいいじゃん。応援するよ」

私「え!?応援??」

という、感じで急遽空手クラブを立ち上げる方向になったのです。

 

2.稽古場とクラブの立ち上げ

さて、空手道場というよりはサークルという意味合いで船橋に空手クラブを立ち上げることを考えました。とはいえ、私が勝手に作る怪しげな空手クラブという訳には行かないので、来れるときは講師に師範(公認6段)に来て頂く形をとりました。

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稽古場が一番の問題でした。

近場でちょうどよい稽古場がなかなかありません。

船橋市の公民館、船橋市内の小学校の体育館、市の武道場、商業施設やレンタルスペースなど、色々と探してみますが、ほとんどの場合使えない場所が多いのです。

 

何故かというと、空手クラブの活動を行う上で、基本的に同じく空手をやっている場所は避ける必要があります。

特に同じ流派や知り合いの道場がある場合は練習日や時間が違ったとしても、避けるものです。

ファミレスやコンビニの陣取り合戦じゃないですが、近場に道場が増えると駄目だという事なのだと思います。

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私の場合は少し離れた習志野台公民館が、たまたま空手で使っている団体がなかったので、まずはそこを拠点にすることにしました。

この近辺には私の知り合いが多いのと、クラブに通って来れる子供たちもいる地域でしたので、ちょうど良かったという面もあります。

 

クラブの前身でもある仲間内の空手練習会に参加してくれるメンバーも自転車で来れる範囲です。 

 

そういった場所を利用できるというのは、ある意味ラッキーだったと思います。

ですが、毎回来れる人ばかりでもないため、やはり新規で会員を増やしたいですね。

数が増やせれば講堂が使えるので、そうしたら広々と稽古が可能になります。

 

3.終わりに

ひょんなことから空手クラブを立ち上げることになったのですが、折角やるからには楽しくやりたいですし、近所の子供達だけでなく、大人の会員も増やして空手道を存分に楽しめる場所にしていきたいです。

 

基本的には趣味といいますか、商売でやっている訳ではないので、私自身が楽しめるようなそんな空手クラブを目指していきたいと思います。