カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

MMA(総合格闘技)を10ヶ月続けた感想。面白さナンバーワン!?

MMAを始めて10ヶ月が経過したので、感じた楽しさ・面白さや感想を書いていきたいと思います。

1.MMAを10ヶ月経験した感想

まず最初に率直な感想を書きたいと思います。

・何が出てくるのか?予想のつかない戦いが楽しい!

・寝技組技が楽しい

・高い格闘IQが求められる

・自分のバックグランドを信じられる

・身体の強さに感謝する

・全然上手くならない

・肉体的に超辛い

・怪我が結構ありえる

・キックボクシングの練習に出なくなる

 

パッと思いつく感想はこんな感じです。

自由度の高い戦い方ができます。

自分のバックグランドに合わせて、自分の好みの戦い方ができてしまうのが、凄く楽しいわけです。

またとっさの思いつきや偶然のシチュエーションが、作り出す間や時間をうまく利用して戦いを優位に進める事もできるのです。

毎回違うシチュエーションが自分を試されているようで、楽しいのです。

一言で言うと

「自由」

なのだと思います。

2.MMAの楽しさ・面白さについて

2−1.何が出てくるのか?予想のつかない戦いが楽しい!

まず立ち技系の空手やキックボクシングと違って、寝技・関節技が存在する戦いになります。そのきっかけになる相手を倒すという行為がタックルなんですが、これがかなり新鮮です。

力でぶん投げられる訳でもないので、相手を崩して倒すというのも、倒されたあとどう凌ぐのか?どう攻めるのか?相手の狙っている関節技やパウンドの返しは?

などなど、勿論キックやパンチもいろんな技がいろんな状況でいろんな場面で発生するわけです。

この何が出てくるかわからないドキドキ感がとても楽しいのです!

2−2.寝技組技が楽しい

空手やキックでは存在しない寝技や組技が存在します。柔道や柔術のように道着を使った絞め技ではないのですが、やはり技は多彩です。

そしてその技に対する返し技や防御方法が存在します。防御して徐々にこちらに有利な状況に持っていく何てことも可能です。

柔道や柔術のように、寝技を得意とする選手もいるので、経験や技のレベルが顕著に現れる場面も多いのです。

2−3.高い格闘IQが求められる

パンチ・キック・タックル・絞め技・関節技・パウンド・ガード・投技などなどやるべきこと、取るべき手段はたくさんあります。

また相手の体勢は立っている・寝ている等様々で、その都度瞬間的に最善の作戦を考えながらの戦いになります。

組み付いてから投げるのか?パンチやキックで圧倒するのか?倒して優位に持っていくのか?自分と相手の相性なども含め色々な情報を整理して、自分のターンをいかに増やすか?というのが重要です。 

パッとひらめいたときは最高の気分です。

2−4.自分のバックグランドを信じられる

総合格闘技の戦い方は、人それぞれであまりセオリーというか、決まりはありません。

寝技や関節技を得意としてグランドに持ち込むタイプ、グランドよりも立ち技に強みがあるため、徹底的に立って戦おうとするタイプ。

時と場合によって臨機応変に戦術を切り替えていく事も重要なんですね。

私の場合は一応空手やキックボクシングがバックグランドになるので、立ち技系の戦いは比較的得意な方です。でも当然戦い方はキックや空手とは異なって、ミドルキックとかはキャッチされてしまうと、ほぼ間違いなく倒されてしまいます。

意外と前蹴りやローキックも捕まる可能性があるので、カーフキックとかを使う事になるのです。

タックルがあるため、遠い距離の戦いになり伝統派空手の距離と結構近いものがあります。

2−5.身体の強さに感謝する

総合格闘技の戦いは、おそらく柔道の寝技や投技同様にかなりパワーを必要とします。抵抗する相手を制するというのはとても大変です。

そんな時、物を言うのが身長や体重です。

また筋肉質な身体なのか?腰の強さだったり安定感だったり。

空手やキックボクシング以上に、身体の強さが顕著にわかる格闘技です。

自分が圧倒される場合もありますが、圧倒することもあるので、意外と自分の体の強さを再認識させてもらえたりします。

3.MMAの辛さ・厳しい部分について

3−1.全然上手くならない

1年近くやっているにもかかわらず、正直そんなに上手くなった気がしません。やることが多すぎて、確固たる自信が得にくいのです。

例えばキックボクシングで言うところの、ガードがある程度できれば結構攻撃が避けることは可能とわかると戦い方に余裕が生まれますが、そんな事がある程度やってもまったくないのです。

練習仲間に聞くと、どんどん上手くなっているとはいってくれるのですが、本人としては全く思いません。

3−2.肉体的に超辛い

多分寝技自体が筋肉を使うのだと思いますが、パワーがとても重要になります。

なので練習終わりの疲労感は、凄まじいものがあります。

毎回プロテインで回復が必要です。

あと渡しの場合全く痩せませんでした。でも身体は締まります。

3−3.怪我が結構ありえる

無理なところに力を入れたり、体質的な事もありますが、結構痛めます。

私はおしりの内側の筋肉を痛めました。

多分中殿筋の肉離れ。

そしていま、絶賛右肩を痛めており、ぶっちゃけ1ヶ月治っていません。

まぁ、怪我は承知の上ですが、やはり辛いですよね。

関節技系は特に重い怪我になりえますから気をつけたいですね。

3−4.キックボクシングの練習に出なくなる

これはまぁ、個人の考え方次第というのもありますが、私の場合キックボクシングの練習にでなくなりがちです。

何故かと言うと、体力的な問題もあり総合の練習のみに絞ってジムに行くからですね。キックやって次の日総合とか結構辛く、だったら体力を温存してMMAの練習にすべてを賭けよう!と思う次第です。

あと、MMAをやっていると思わずキックをキャッチしてタックルに入りたくなったりしますので、器用にできる人であれば両方楽しくできるのでしょうけども、、。

4.終わりに

という事で、MMAを10ヶ月経験した感想でした。

底が知れないというか、おそらく100あるうちの10くらいしか分かっていないと思います。

でもだからこそいろんな気づきや学びがあり、その成功体験が得られるのはとても楽しく、充実するものなのです。

あと、伝統派空手出身の私としては、MMA意外と合っていると思いますし、未経験ながら投技が意外と得意だったりというのも有って、楽しくて仕方ないのです。

 

皆さんも機会あれば是非お試しくださいませ!