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40代のサラリーマン 格闘技とか全くの未経験だった私が空手を通して問題を解決できるのではないか?と言うのを実践するブログです。

【親子空手】やってはいけない練習と一風変わった楽しく練習する方法

親子空手を始めると、普通はその子供は上手になることが多いです。何故かと言うと単純に親が割と熱心にやるので、ああしろこうしろと口を出すのですね。子供は特に疑問を持たずに練習をするわけですから、ある程度上手になるのです。

今日はそんな私の場合における、親子空手のやってはいけない事、やってあげたい事を少し書きたいと思います。

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そもそも親子空手のきっかけはこちらです。

www.karatekagolf.com

さて、娘と一緒に空手を始めて3年が経ちました。基本的に週一回の空手教室です。はっきり言って週一回の練習ではそれほど上手くなりません。

でも私の通う道場では半年に一度昇級試験はほとんど落ちる事はありません。伝統派の道場ですが、昇段試験の時に落ちる事はあってもそれ以外はほとんど落ちません。

という事は、無級から始まり9~1級までは、小学1年生から始めても、4年生5年生になることにはどんなに遅くとも3級の茶帯にはほとんど到達します。この落ちないシステムは正直私は微妙に思います。でもいつまでも昇級しないとやめてしまう子供も多いそうです。

 

さて、親子空手の良いところは親が一緒に空手をやるので身を持って教えることができる事ですね。

子供に空手を習わせて親は見学している人も多くいるし、実際にアドバイスとかもしている姿を見かけますが、細かいところはやはり自分が体験しないと分からない事が多いのです。

実際にやらない経験者でもないお父さんやお母さんで、よく見ている親御さんのアドバイスはたまに鋭いものがあったりもしますが、総じて言えばやはり経験した方がわかりやすいと思います。

 

で、親子の生徒と子供のみの生徒で、一番顕著に差が出るのは、形の時ですね。大人である私たちは形の順番を頭で覚えて、合っているのかどうかを確認しながら型を打ちます。でも子供先生に言われたまんまをとり合えずやってみるという感じで覚えていきます。

確実に前者の頭で覚える方が、上手になるの早いです。では、何故大人の私たちの方が型を覚えるのかというと、憶えないとダメだと身にしみているからでしょう。

そして動画を見たり先生に質問したりして理解を進めるからです。子供たちは何のために?というのを言われない限りはわからないし、特に質問するということもありません。大人は大概なんとか覚えようと必死になりますが、子供はなかなかそうは思いませんこれが普通です。

恐らく大人たちはどこかで「負けられない!子供にかっこ悪いところは見せたくない!」と思っているからでしょう。笑

鏡を見ながらとか動画を撮ってとか色々と工夫次第でいくらでも練習できるのが形です。一人の先生が大勢見る空手教室ではなく、親がマンツーマンで指導できるのが大きなメリットです。

型だけではなく、組手や技の数々も親と一緒にやると子供は上手になります。同じ理由だと思います。

 

さて、そんな私も3年間子供と一緒に空手を学びまして、自主練習の場所まで借りることができて、娘はさぞ強いのだろうと思いきや、全くそんなことはありません。

私が大会に出ても全然勝てないので、子供の事だけは言えませんが、、。(笑)

最初の頃は私も娘が上手にできないのを一生懸命教えました。そしてふざけた態度ややる気のない態度を取る娘を、大声で叱りました。娘が泣こうと関係なしに怒鳴りました。それが彼女のためになると思ったからです。

でもある日彼女は私にこう言いました。「空手の自主練習には行きたくない。」と。

何故かと聞いてみたら、案の定というか父親である私に叱られるから、それが嫌だと言うのですね。

私は「出来ない事や失敗したことで怒ったりはしない。やる気がない態度やふざけた態度の時だけ叱る!」と説明したのですが、どうやら彼女自身は特にやる気がない態度やふざけた態度をとったつもりは無いらしいです。

私から見るとそういう態度に見えるのですが、彼女はそうは思っていなかったようです。よくよく考えてみると、一生懸命に何かを教えるのは子供のためであって、何故それを理解してくれないのか?と思っていたのですが、子供から見ると空手をやっている父親は単に「怖い」存在でしかなく、とても空手を楽しめる環境になかったようです。

普段の道場の練習は、私は私のことでいっぱいで、とても娘のことを見ている余裕などありません。だから自主連の時に何故こんなにできていないのか?と思ってしまうわけですね。

 

そんな娘の思いは露知らず、上手くなりたいという思いは私と一緒だと勝手に誤解していた私は、大きな勘違いをしていたようです。自主練習にやって来る小学生たちは、向上心が強く私が、ミット持ってあげたり、こうだと教えると素直に聞いてくれたりして、これが普通だと思っていたのです。強くなりたいと思うのが当たり前だと思っていたのですね。でも娘は少々違ったようです。

 

そこで一度娘と話をしました。何が嫌だったのか?

・準備運動 ・・・・声が小さいと怒鳴られるの嫌だった。

・基本練習(突き・蹴り・移動など)・・・すぐに注意されるから嫌だった。

・形(型) ・・・・一度に覚えられないのに全部やらされるのが嫌だった。

・組手   ・・・・大人と組手するのは怖いから嫌だった。

・ミット打ち ・・・手や足が痛くなるから嫌だった。

・その他 ・・・・他の子にはちゃんと教えるのに、自分には怒ってばっかりが嫌。

要するに全部です。自主練習時の練習メニューは全て嫌だったそうです。

 

これは反省しました。どうやら私が望む空手家への道と彼女の道は全く別ものだったのだと思い知ったのです。私はこのまま突き進んでいたらば娘は空手を好きになれず、早晩やめていたと思います。

 

そこから考えをガラリと変えました。

とにかく自主連は楽しくやろう。下手でもいいし、空手の練習になっていなくてもいい。「空手の自主連は楽しい!」と思って貰うことを第一に考えるようにしたのです。

とはいえ、空手の練習で楽しくと言われても、会社の空手部の練習も充実感はありますが、そんなに楽しい訳でもないですし、何がいいのかと考えました。

 

楽しそうだなと思う事で且つ空手に役立ちそうな事と私も子供も楽しくやれる練習を考えたのです。どのみち空手の普段練習をやったところで、「すげー楽しい」という訳ではないので、普通の練習プラス楽しい練習を組み合わせる事にしました。半分は遊びですが、まぁ、自主練習だからと割り切りました。

 

例えば以下のような感じです。※自主練は近所の体育館で行います。

 

①ステップの練習(至近距離鬼ごっこ)

 ・・・ 基本的にステップは移動です。剣道のすり足じゃないですが、上下動を少なく移動させるわけです。特に空手の場合は踏み込みが重要なわけですから、これらを意識してもらう事を考えたのです。

で、何をしたかというと、超至近距離鬼ごっこです。鬼は基本私です。子供たちは私から逃げるのですが、その逃げられる範囲が超狭いのです。それこそ畳2畳程度ですかね。でも私はまっすぐしか進みません。せいぜい手を広げるぐらい。これをかわすには、横の移動をしなくては間に合いません。いちいち振り返ってから逃げては間に合わないのです。そして野球のリードのように体制を低くし、すぐに右か左に移動できるように集中するのですね。私は非常に疲れますが、子供たちは結構はしゃいで逃げ回ります。終わったあとに種明かしじゃないですが、素早く移動できる理由と空手に置き換えた場合の見本を見せて終了です。私は汗だくです。

 

②反射神経・視野を広げる練習(円を作ってボール回し)

これはキックのジムでたまにやる反応を良くする練習ですね。学校の体育館にあるようなボールを一つ持って、子供たちに円を作らせます。ボールを一つパスしまくるというシンプルなゲームです。ポイントは意表を突くこと。ノールックでパスしたり右を見ながら左に投げたりと子供たち同士に意表を突く事と視野を広く見ることを説明します。

慣れてきたらボールを2個入れると効果的です。

 

③コンビネーション(超褒めるミット打ち)

コンビネーションにはミット打ちが一番簡単にやれますが、ポイントはこうしろとかは言わずに単に褒めくるミット打ちです。2分間ミットを打たせるのですが、ひたすら褒めます。今の突きはいいだの、ケリは最高だのとひたすら褒めるのです。ポイントはほかの子供がやっているのを良く見てもらうこと。あの子のココはうまいとかを感じて欲しいのですが、褒めまくる事でよし自分もと思ってもらえれば良いのです。実際の技の完成度はあまり気にしません。自信を持ってもらいたいですね。

 

④技のキレと反射神経(ふわふわボールを打ち返す)

ほとんどゲームです。空手なのかはさておき、ボールを山なりで投げるので、それを突きか蹴りで返させます。ポイントは突きとか蹴りは私が指示を出すわけです。咄嗟に突きとか蹴りとか言うと大概上手く打てませんが、早く打つぞという意識をさせることで、面白いことに集中してくれると結構打ち返してきます。これは要するに体の使い方ですね。突きを出すにはその突きの準備。ケリを出すにはケリの準備をしておく事が非常に重要だと分かると変わるのはボールを待っている間の構えです。実際の組手の構えに近い状態になる事とすぐに動けるような姿勢の重要さがわかります。

 

⑤防御(ふわふわのボールを防御する)

これまたゲームですね。ふわふわのボールなので思いっきり投げても割と痛くありません。これを顔めがけて大人が投げます。これを手のひらで落とします。ボクシングで言うところのパーリングという防御技ですね。落とすだけでいいのです。弾くわけでもガードする訳でもありません。それと単純に避ける事を混ぜます。これはボクシングで言うところのヘッドスリップを使ってボールを避けます。ポイントは要するに相手の突きが来た時の防御方法ですね。空手でパーリングはあまり使わないかもしれませんが、突きはガッチリよけなくても当たらない事の重要性を学んで欲しいのと、スピードに慣れて欲しいという為の練習です。ちなみにこの練習非常に単純ですが、盛り上がります。私は100円ショップに売っている柔らかいボールを持って行って使っています。思いっきりくらっても殆ど痛みはありません。手のひら一本でよけられる事を覚えて欲しいですね。

 

という感じで、殆ど遊びとかゲームのような練習をするのですが、私の中で決めていることは一つだけあって、この練習の意味を理解して欲しいということです。この動きは何のため?このゲームを利用すると空手ではこうなるとかを教えてあげ、それを踏まえてミットや組手をするのです。単なるゲームだけだったら、もはや練習ではないので、そこは気にしてます。

ゲーム感覚で普段と違う練習をするので、結構みんなちゃんと練習をします。純粋に空手の普段の練習をやりたい人はやればいいし、普段とは違った練習もきっと役に立つと思います。意外とツイッターやブログとか見てるといろんな練習をしている動画や画像があるので参考にしてみはいかがでしょうか。

 

最近自主連に行くと娘は楽しそうに練習?をするようになって、以前のように嫌だとは言わなくなりました。無理強いをしてもダメなのですね。反省です。