※この記事は随分前の記事ですが、ブログを引っ越したので再投稿です。
空手の練習の一環で、拳立て伏せがあります。
これは拳と手首を鍛える為にするのですが、慣れないとなかなか痛いです。拳立てのポイントは、人差し指と中指の付け根のボコッとした部分「拳頭」というらしいですが、この部分で行います。まぁ、ここと手首を強くするんですね。キックボクシングにおいても同様です。基本的にナックルというのは、やはり同じ部分をさします。
ところが、希にサンドバッグを打つと右ストレートで拳を痛めます。正しくこの人差し指、中指の拳頭でヒットさせられてないから。少しずれて当たったところが、薬指と小指の拳頭で当たるとすぐ痛くなっちゃいます。
理由はいくつかありまして、パンチの軌道がやや下から打っている可能性が高いですね。よく上級者というかプロとかでもパンチを打つとまっすぐ打つというよりも、親指が下を向くぐらいまでぐるりと拳を回して打つ姿を見たことがあるかもしれません。重いパンチを打とうとした時に、体重が一番乗る打ち方、そして体重が乗っても拳を痛めない打ち方なのではないかと思います。
面白いのが、拳たて伏せをやっていない人でも、パンチを打ち続けると拳が大きくなるみたいです。先日練習仲間の週5でジムに通うガチな女性の拳を見せてもらったら、華奢な姿からは想像ができないほどの逞しい拳になっていました。どうやら拳も成長する!?ようです。
とはいえ、痛めると中々練習にも支障をきたすという事で、出来ることならば痛めたくはありません。対策としてまずはバンテージを買いました。
これは皆さんご存知のバンテージ。拳を守る役目と握った拳を固定することでパンチの威力を増す働きがあるそうです。
これを巻くのがまた難しい。人によって巻き方が違うということで、いろいろ試しております。最初の頃はバンテージの代わりに軍手をはめてからグローブを付けるのですが、あまり役に立つという訳ではありません。特に怪我という意味ではあまり役に立たない気がします。そういった意味ではバンテージの方が圧倒的にケガ防止にはもってこいです。
早速バンテージをして練習を行う訳です。これで安心!!
と思いきや、やはりダメでした。カバーしきれていないのでしょうか?サンドバッグで練習しているとやはりポイントをはずして、薬指と小指の拳頭で当たってしまい、その部分が痛くなります、、、。
あと、バンテージはボクシングで使うもので、空手では使わないというイメージがあるかもしれませんが、空手こそ本当は使ったほうが良いと思います。グローブ前提のボクシングと裸拳前提の空手では、空手の方こそしっかりと防御グッズを利用した方が良いのではないかと私は思います。もちろん空手でもサポーター等ありますが、もっと色々あっても良いような気がします。
で、更に何かないかと調べてみるとなんとこんなグッズが!!↓
これはナックルガード。基本的には単なるスポンジ状のサポーターのようなものですが、これがある事で拳へのダメージが若干減らせるようです。確かにバンテージを巻く時は、このナックル部分を厚くして巻く事も一般的です。それの代わりを務めるわけですから、当然拳へのダメージは軽減できます。
早速試してみます!!
キックボクシングジムで、サンドバッグで試したいと思います。
まずはナックルガードをつけてみます。思いのほか薄く感じるが、あまり厚いとグローブが入らなくなっちゃうので、これで良いです。分厚いバンテージとかだと、ミットを持つときとかに微妙に苦労します。グローブの脱着等も面倒ですしね。
そんな訳で今日は軍手がバンテージ替わりです。ナックルガードと軍手、、、お、意外と大丈夫!ずれたりしないし、ナックル部分にしっかり当たってる!!
で、グローブをつけてみます。意外と違和感がない。でも結構ナックルガードの存在が伝わってきます!!これはいいかも!!
サンドバッグを打ってみます。
ペシペシ!!うん、痛くない!! 少し強めにバシバシ!!おお!!痛くない!! 結構強めにドンドン!!行ける!!と思ったのですが、調子に乗って打ち続けると。
あれ??普通に痛いじゃないか!!?
となります。
結局やりすぎる(ちゃんと当てられない)とどっちみち痛いです。
でも、やり過ぎなければかなりいい感じですよ!!これで少しは痛みを軽減できそうです!!拳を痛めやすい人は、ご用意されてみてはいかがでしょうか?
バンテージでナックル部分を厚くするのもアリですが、こういったナックルガードとの組み合わせもオススメです!!
ナックルガードとバンテージを組み合わせたら、最強かもしれません!!
更に言うと、手首も痛めるので、パンチが強い人や手首に不安がある人はテーピングを手首にひと巻き巻くのもありかと思います!!元プロボクサーもしといた方がいいと言っていたので、間違いないかと。
私の実際に試してみた組み合わせでの防御力順は以下のとおりです。
※ちなみに私は拳・手首とも弱いらしくすぐ痛めます。
グッズ利用時の防御力一覧(カラウサ調べ)
1位 バンテージ & ゲルデガード & テーピング
防御力は 100 です。
最強の組み合わせです。拳手首とも気にせず打ち込めます!
ただし小さいグローブの場合、脱着が面倒です。
2位 バンテージ & ナックルガード & テーピング
防御力は 90 です。
強固なの組み合わせです。拳手首とも気にせず打ち込めます!
ただしグローブの脱着が面倒です。ミットとかも持ちにくくなります。
3位 バンテージ & テーピング
防御力は 75 です。
一般的な組み合わせで、手首を痛めがちな人の標準装備です。
普通はこれで十分です。
4位 簡易バンテージ & テーピング
防御力は 70 とします。
バンテージを巻くのが面倒という人はこのパターンも多いです。
バンテージほどの自由度はないものの、しっかりガードしてくれます。
5位 ゲルデガード & テーピング & 軍手
防御力は 55 です。
バンテージがなくなると一気に防御力は落ちます。
でも何もしないよりか遥かにマシです。
6位 ナックルガード & テーピング & 軍手
防御力は 45 です。
強めのパンチを入れるとたまに痛くなるレベルですが、リスク軽減可能。
7位 テーピング & 軍手
防御力は 20 です。
私にとっては最低限の装備です。サンドバッグは強めだと少し不安です。
8位 軍手のみ
防御力は 5 です。
皮がむけるのを少し抑えてくれます。
グローブが臭くなるのを少し抑えてくれます。
ちなみにゲルデガードとは、これです。ナックルガードがスポンジみたいなものに対して、こちらはゲルがはいってプニプニしてます。防御力が1段上です。
でも殴っても違和感は少ないです。やや邪魔ですけど、、。
ちなみに簡易バンテージとはこれです。 自分が好きなように巻けるバンテージほどの自由度はないですが、クッションが入っていたりしてバンテージの効果が得られます。
という訳で、拳を守る為のグッズ紹介でした。
リアルに拳や手首は結構痛めやすいです。私自身もそれでなんとなく病院に行く羽目になりました。今は怪我をしない打ち方を意識するようになりましたが、怪我をしないことが非常に重要だと思います。
ちなみに手首の怪我は既に慢性化しており、重たいものを持つと手首に痛みが出ます。以前は右フックが好きなパンチでしたが、現在では右フックは練習ですら本気で打てません。怪我をするといい事はほとんどないです。
これらグッズを利用して減らせる怪我は減らしましょう。若い人で面倒に思っている人も若いから大丈夫と思っていると思わぬ怪我が長引いちゃうこともありますよ。
過去何人かそうして怪我をした人を見た事があります。若者の怪我は単にもったいないと思ってしまいます。
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