カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

【空手の魅力】⑳一生涯できるぞ!空手道! 細かすぎて伝わらない空手の楽しさ・素晴らしさ

さて空手の魅力シリーズもキリがないので、一旦ここで区切りたいと思います。

という事で、魅力シリーズも最終回です。

今回は「空手道」そのものという事で、

「誰でも・いつでも・いつまでも」

できるのが空手道の素晴らしいところではないでしょうか。

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1.どこでも・いつでも稽古は可能!

私の場合は大人になってから、空手を娘と一緒に始めました。

一般的には子供から始めるという方が多いと思います。

基本的にスポーツはなんでもそうですが、やはりピークは20代でしょうね。

プロ野球やプロサッカーも活躍する選手は20代が主だった戦力で、30代になるとベテランと言われるようになりますね。

例えば学生の頃部活で野球やサッカーをやっていた人たちは、引退したあとは草野球やフットサルとかをやったりしてますよね。

でも、なかなか人数が揃わなかったり、場所を借りたりするのが大変だったりします。

割と気合の入った人たちはクラブチームに入ったりしてますが、なかなかそこまでやろうという人も珍しいかもしれません。

 

一方で空手はある意味、一人で練習はできますし、場所も別にどこでもできます。

その人の気持ち次第で、ある意味場所も人数も問わないのです。

極端な話「一人で、部屋の中」でも稽古はできます。

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そして一番大きな違いは、空手をまだまだ上手くなり極めたい人が多くいることだと思います。


引退後の人が草野球やフットサルをやる場合は、基本的に楽しめれば良いという感覚なのではないでしょうか。

元々学生時代とかに目一杯練習したその経験を活かして、今度は勝ち負けではなくて楽しくスポーツをしたい!という感じなのではないでしょうか。

つまりまだまだ上手くなりたい、極めたいというよりもスポーツに触れていたい。

楽しみたいという人も多いと思います。

 

当然ですが空手もそう言った人もいます。

学生時代散々やったから、今更あんな追い込みはしたくない。

怪我をしたくない、仕事に差し支えない程度にやれれば良い。

という人もおり、形の試合に出ても組手の試合は出ないとかそういう人もいます。

 

ですが、結構居るんですよね。

いつまでも、いくつになってもガチンコで空手をやりたい、極めたい人達が!

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試合に出ることを目的として、各大会をグルグルしているオジサン達が結構います。

もちろん子供と一緒にやっている人もいたり、実業団として試合に出ている人もいます。

以前出た大会では、空手歴40年位の大ベテランが出てきたりしています。

空手の大会には、シニア枠(例えば40歳以上)があったりするので、シニアカテゴリにでると、こんな人達と戦うことが出来たりします。

きっと空手をやる上でいつでもどこでも、どのようにでも!出来るのが空手道の良いところだと思います。

 

2.指導者(というか経験者)としての稽古!

空手自体は一人でやる事が多いです。

自分自身の鍛錬なので、本人次第でいくらでも稽古できます。

更に意外と稽古できる場があるのと、自分の意思次第でいろんな事が出来るのです。

例えば、指導者として教えるのと同時に自身の稽古をしている人もいます。

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職業としての指導者(道場主)というよりは、代役として指導している人とかの場合ですかね。

教えること自体がまずか「稽古」だと思います。

人に教えるということは、まず自分が知らなくてはならない訳で、知識と共にその覚悟も必要です。

だからこそ知ろうと思うし、自らを律する訳です。

指導者として、指導に当たる人たちはやはり自らの稽古を欠かさないのではないでしょうか。

少なくとも私はそう思います。

だって、突きや蹴りが上手じゃない指導者に習いたいと思わないじゃないですか?

好きだから続けるのか、続けるから好きなのかは分かりませんが、続けている人は教えることの難しさを知っているので、相当な努力をすると思います。

 

3.年をとったなりの稽古

またいくら年をとったとしても、その年に応じた空手があるのだと思います。

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年と共に、若い頃と同じようには戦えないかもしれません。

でも若い頃とは違った空手がきっとそこにはあって、更に言うならばその先の年をとった老人になった時の空手というものもきっとあるのだと思います。

肉体的には人はいずれ必ず衰えます。

でも肉体が衰えた代わりに、知識と経験が積めます。

その知識と経験を活かしたその時の空手道というのがあるのかもしれません。

私はそう思います。

自分の弱さを知るからこそ、その弱さを強さに変えるのが空手道ではないでしょうか。

まぁ、正直私には分かりませんが、でもそうできたらいいなと思います。

(;´∀`)

 

4.空手道場以外の稽古

別に空手の道場に通うのが空手の稽古であるとは限りません。

私は空手と同時並行でキックボクシングジムにも通っています。

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でもこれは、「実は空手のため」です。

空手が上手になりたいからこそ、肉体的に鍛えるにはうってつけだと思います。

確かに違う「競技」ではありますし、意外と弊害もあります。

でもそれでも私は絶対に役に立っていると思います。


ジム通いをしてウェイトトレーニングを行うのも、空手の稽古のためかもしれませんし、ジョギングをしているのも実は空手の稽古なのかもしれません。

色んな稽古があり、別に何をしなきゃいけない訳じゃないのです。

空手じゃないですが、なんならヨガを習い始める格闘家も多いそうですよ!

それでいいのだと思います。

あらゆる事が「空手道に繋がる」のです!

 

5.最後にまとめるならば

空手は幼稚園児からも始められるし、老人になってもできます。

型とか組手の試合はあくまで空手の稽古の一つにしか過ぎないので、別にそれを追求するだけが空手ではないと思います。

だからこそ、私のように中年から空手を始めても受け入れてくれる土壌があるし、特に小学生とかの教育のためと言いつつも、結局は大人の教育(というか自分自身への鍛練)でもあるのです。

人は弱いもので、何もしなければ何もしない人も多いと思います。

少なくとも私は楽な方へ楽な方へ行きがちな人生でした。

でも空手と出会って、空手道に沿って生きるのであれば、ここは踏ん張らなきゃならない、ここはやらなきゃいけない!と思うことが出来るのです。

 

終わりのないのかもしれないし、もういいやと辞めてしまうこともあるのかもしれません。

でも自分が進もうと思う限り、いつまでも進められる果てしない道のように思えます。

それってまさに「人生そのもの」な気がします。

体が動かなくなって、動作に反応できなくなったとしても、空手道はいつまでも続けられるものだと私は信じます!

 

皆さんはそうは思いませんか?