雑巾がけをしたのはいつ以来でしょうか?
学校の掃除の時間に雑巾がけを競走したなんて人も多いと思います。
本日はそんな雑巾がけについてのお話です。
1.雑巾がけあれこれ
空手道場で体育館で練習すると、練習終わりに雑巾がけを行います。
小中学校時代の懐かしい気分に浸れるのです。
私が小中学生の頃は、雑巾がけは授業終わりの掃除の時間に行うものでした。
それは当たり前のイベントであり、掃除当番になると更なる掃除を課されるというなかなか過酷な当番でした。
小学生の頃は、全員でクラスの端から端まで雑巾がけをしました。
確か乾拭きだったと思います。
年末の大掃除とかの時は、濡れ拭き&アルミのワックス(メーカー不明)を使ったワックスがけが行われるのです。
ワックスをかけるとツルツルになって「すっころぶ人が続出する」というもので、決してきれいになったという印象はないです。
あれは何だったのか?いまだに謎です。
空手教室の練習終わりに、体育館であれば雑巾がけを行います。
体育館の端から端まで、一斉にスタートして一往復するのですが、雑巾がけをしてみて驚いた点が一つ。
それは、今の子供たちは雑巾がけができないのです。
厳密に言えば、出来ないというよりも学校でやる雑巾がけは、当時我々が行っていた、全力疾走するパターンではなく、床をゴシゴシと磨くパターンだそうです。
よくよく考えれば、そっちの方が当たり前に綺麗になりますよね。汗
時代が変わってより進化したというか、まともになったと思います。(笑)
2.雑巾がけの効果
とはいうものの、実は雑巾がけをすることは結構な運動量を必要とします。
つまりこれは立派なトレーニング効果があるのです!
主に鍛える箇所は、やはり足(全体)ですね。
特にお尻から太もも、ふくらはぎ等に負荷が掛かります。
前に進む推進力に必要な筋力アップにつながります。
蹴りだしの足はステップワークに効果的です。
また無酸素運動での一気に雑巾がけを行う事で、心肺機能強化、瞬発系の筋力トレーニングに効果的です。
また何より掃除をしている&トレーニングにもなるという点で素晴らしい効果です。
我々の世代は、毎日雑巾がけをしていたおかげで、強い足腰を手に入れることができたのです。
おかげで私はこの年になって、未だに腰痛などに悩まされたことはありません。
つまり雑巾がけの効果が持続しているのです!!
また子供達に対して、雑巾がけで圧倒的な実力差を見せつけることで、大人としての威厳を増すことができます。
ちなみに、空手を習い始めて5年経ちますが、マジ雑巾がけで負けたのは1度きりです。
小6の男子に、体育館往復の復路で逆転負けしただけです。
それ以外は全て私が勝っています!
「昔取った杵柄」という事でしょう!
3.雑巾がけのフォーム
では改めて雑巾がけの正しいフォームの説明です。
このイラストの通りです。
雑巾がけはある種、勝負事です。
短距離で勝てない相手にでも、雑巾がけ勝負ならば勝てる可能性があります。
雑巾がけは以下の心得で臨むと良いと思います。
・床を磨いてやろうという意識よりも、速く前に進む意識!
・無酸素で一気に駆け抜けます
・足がだるくなってきたら前のめりにして、足の回転を上げます。
・前を見て横はあまり気にしない。
・ターンの際は小さくターンして、再始動の一歩目を素早く!
・気合でどうにかなる
・腰は高くして足を力強くリズミカルに!!
・気持ちでターボをかけてください。
これらを意識して、一気に進むことが重要です。
4.まとめ
という感じですね。
ちなみに私が小学生の頃、雑巾がけで対向者と激突、雑巾が何かに引っかかってすっころぶ、特に何もなくすっころぶなど、数々の危険と隣り合わせでした。
雑巾がけは危険を伴う、厳しい教育だったのです。
そうした危険を冒してようやく手に入れる雑巾がけスキル!
皆さんが忘れかけている何かを思い出させてくれるかもしれません。
こうして手に入れた雑巾がけスキルをいかんなく発揮できる、練習後の掃除!
我々はこの時間を大事にするべきではないでしょうか。
小学生の頃、列をなして教室の床の升目に沿って進む雑巾がけ。
本当にこれ意味あるの?と思ったことは一度や二度ではないでしょう。
だが、それがいい!!
のです。
はい。
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悪しからずご了承ください。
( ゚Д゚)ハァ?
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