空手の練習方法、ステップやフットワークを使うのは、ふくらはぎの筋力です。その筋力アップの練習方法に縄跳びは有効なのです!でもただ飛んでいればよいというわけではありません。
効果的に練習して理想のステップワークを手に入れよう!
1.練習について
空手の練習方法は道場によっていろいろだと思います。
でも、いろんな道場のやり方が全て正しいという訳ではないと思います。
何の事かと言うと、私は大人になってから空手を始めました。
そして中学・高校・大学の空手部というものを知りません。
だから死ぬほど辛い練習をした事もないし、当然実績もないわけです。
そんな私は空手の為にキックボクシングを習い始めました。
空手とキックボクシングは全くの別物ではありますが、共通している部分もあるのです。
よく知らない人からすると、イメージだけで同じようなものだと思うかもしれません。
でも実際全然違うのですね。
空手 ・・・ 基本は素手が前提、一撃必殺骨を断つ!武道である
キックボクシング ・・・ グローブが前提、連打で倒す!格闘技、スポーツである
空手とキックは似ているけど違うのです!
ですが、違うけども似ているのです!!
要するに私はキックボクシングを学んだことで、空手に活かせる事が沢山あると思いました。
そして私自身そのおかげで空手も上達できたと思います。
なので今回のシリーズとしては、キックボクシングの練習でこれは空手にも使えるぞ!と私が思う練習方法をご紹介したいと思います。
私と同じく大人から空手を始めた初心者・初級者の方や子供の練習にも使えるかもしれません!?
題すれば「キックボクシング的空手練習方法」としたいと思います。
2.縄跳びの練習方法・やり方について
ということで、まず第一回目は「縄跳び」です。
ボクシングの映像とかでおそらく見たことがあると思います。
縄跳びですね。
減量の汗をかく場合なんかも有効とされています。
では、空手においては役に立つのでしょうか?
答えを言うなれば「絶対に役立ちます!」
皆さん縄跳びは小学校以来やったことがない!という方もいるかと思います。
ちなみに私も子供の頃、縄跳びはしたことありましたが、苦手でした。
縄跳びをする事で、鍛えられるのはいくつかあります。
【練習名】
縄跳び(ロープ)
【練習方法】
単純に3分2ラウンド~5ラウンドくらい縄跳びをします。
但し両足でひたすら飛ぶのではなくて、いくつかのパターンで縄跳びを飛びます。
①両足で飛ぶ②片足で飛ぶ③足を少し前後させて両足で飛ぶ④片足だけ数回つづける
などあります。
特に3分1ラウンドもやると両足飛びだとかなり疲れます。
なので、片足ずつ交互に飛ぶやり方がいいとお思います。
やり方としては、まるでジョギングしてるかのような飛び方なんですが、これにひと工夫加えます。
例えばこんな感じです。
①左足で普通にジャンプ
②同じく左足をつきますが、右足を前方に投げ出します。
③次に右足でジャンプ
④同じく右足をつきますが、左足を前方に投げ出します。
これを繰り返します。
リズムとしては、左・左・右・右 ですね。
細かく言うと
左(普通に飛ぶ)・左(右足を前へ)・右(普通に飛ぶ)・右(左足を前へ)
という感じです。
普通に両足で昔のように飛ぶよりもコッチの方が長いあいだ飛んでいられます。
慣れてくるとちょっと楽に感じてしまうかもしれませんが、それでも効果はあると思います。
3.縄跳びの効果について
そもそも伝統派手の組手におけステップは割と近年主流になったそうです。
それ以前は剣道のような摺足が一般的だったと聞きます。
ある日ボクシング経験のある空手の選手がフットワークを使って勝ってからは一気に広まったそうです。
つまり空手において縄跳びはボクサーが当たり前にやるように、役に立つわけです!
では、具体的な効果は私が感じるのは以下のとおりです。
・足の筋力アップ・・・特にふくらはぎが発達します。これにより瞬発力が向上します。
・リズム感・・・リズム感はステップを踏む以上あったほうがいいです。これが向上します。
・体力増強・・・3分を何ラウンドもやるとそれだけでもきついです。当然それにともない体力・心肺機能が向上します。
・時間間隔・・・3分という時間を理解します。私は縄跳びをするときは2分でやります。
・減量効果・・・高い発汗効果があり痩せます
簡単に言うと上記の効果ですが、それ以外にも全体的な筋力の強化やバランス感覚などいろんな面でステータスがアップします。
でも私が一番感じる効果はやはり、足の筋力アップによるジャンプ力の向上、すなわち遠い間合いからのスピードのある打ち込みが向上することだと思います。
また実はこの縄跳びをする事でステップが向上すると、体の使い方とかフェイント時、連続攻撃時に足を上手に使うことが出来るようになります!
ボクシングでもキックでも、空手でも攻撃は手だけ・足だけじゃなくて常に体が連動して動いてようやく威力のある攻撃になります。
つまり常に正しい位置取りを足が行う必要があるのです!
そしてきつい練習にも割とついていけるようになるのは、全身運動の賜物でしょう。ジャンプする・降りると言うのは体の筋肉を揺さぶるわけです。
太った人がジャンプを何度もできるとは思えないでしょう。
体は締まり筋力は向上し、戦う体になるわけですね!
なんだ、縄跳びか、、なんて言わずに空手においても役に立つこと間違いないと思います!!
かるーくでも、少なくてもいいと思うので、まずは始めて見てはいかがでしょうか?
意外な効果もあるかもしれませんよ!!
また縄跳びができるようになると子供たちからも意外と高い評価を受ける可能性があります!!
是非交互にとぶ「ボクサー飛び」をマスターして、子供たちのプチヒーローになってみるのもいいのではないでしょうか!?
※あくまで私の場合で、ご意見、クレーム等は受け付けておりません!
(つд⊂)
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