スパーリングの雰囲気とトラブルメーカーの存在

キック練習方法

スパーリング(マススパーリング)は楽しくやりましょう!
楽しくやりたいのでたまに現れる困ったトラブルメーカーについて、、貴方はトラブルメーカーになっていませんか!?

1.ガチンコのスパーリングの空気感は?

以前とあるプロキックボクサーに誘われて、プロとトップのアマチュアの集まるスパーリングに参加したことがあります。
プロややりたい人はガチのスパーリング、私や一部のアマチュアの人達はマススパーリング(軽めのスパーリング)という形でリングを使って行う形式でした。

プロ選手同士のスパーは私から見ればバチバチのガチンコですが、それでも一応お互いに加減はしているそうです。

プロ同士やプロと同じような実力の人たちのスパーリングは、真剣そのものというか気が抜けない緊張感が物凄いです。
その空気感になると、いくらマススパーと言っても、やんわりした空気にはならずなんとなくピリピリした感じになります。

ただしその場にいる全員がかなり上手いので、グチャグチャになったり途中でブチギレる人とかはいません。けれども、空気はピリ付いている感じです。空気が悪いという訳ではありませんが、笑顔とかは殆どありません。

2.マススパーリングの空気感

プロやアマチュア問わずマススパーリングの時は、比較的穏やかな雰囲気が多いです。
ただやはり上級者同士やプロが交じるとやや緊迫した空気感になります。

逆に知り合い同士や長くやっている人達のマススパーは非常に和やかです。お互いの実力は性格が分かっているので、トラブルに発展しにくいと思います。

 
 
 
 
 
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特に初顔合わせというか、知らない人達が一同に集まった場合は、相手の実力がわからないので、少し緊張感があったりもします。

3.トラブルメーカーの存在

必ずといっていいほど話題になるのがスパーリングにおけるトラブルメーカーの存在です。スパーリング特にマススパーリングは勝ち負けじゃなくて、技の出し合い・交換が主な目的なはずなのに、ムキになる人が一定数存在します。

彼等が居るとマススパーリングは一気に空気が悪くなります。

・勝ち負けにやたら拘る
・マススパーで全力で攻撃する
・体重差、体格差を全力で使う
・力加減がわからない
・すぐキレる
・態度が悪い

本当にこういう人が一人いるだけで、一気に空気も場も悪くなります。その空気感はそこにいる人達に伝播するので、その練習自体が殺伐としたものになってしまう可能性も高いのです。

またこういう人達は

「何度言っても改善されない!」

というのが特徴です。理由は

・自分が悪いと思っていない
・他人の事は知ったことか!
・自分がさえ(気分が)良ければいい!
・強いやつが偉いという勘違い
・練習内容を理解していない頭の悪さ
・本当に自分はやれていると勘違いしている
・言われても直そうとしない性格的な欠陥

などなど、何度言っても改善されないのが特徴です。

初心者や慣れていない人が必死になって強く攻撃してしまうのは、まぁ、わかりますのでそうした場合は上級者が教えてくれます。経験を積んで学ぶことでしょう。

4.雰囲気の良いスパーリング

トラブルメーカーがいない等もありますが、雰囲気良くスパーリングをするにはその場を仕切る人、例えばトレーナーやジムの会長などがしっかり場を管理することが重要です。

試合を控えた選手達の追い込みトレーニングとかだとピリつくのは仕方ないですが、普段の練習やマススパーは楽しくやりたいですよね!

 
 
 
 
 
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仲間内でやる場合も、周りの人たちがスパーリングしている人達の事を見てあげることも重要です。

やりすぎていないか?ムキになっていないか?強すぎていないか?

この辺りも声を掛け合って雰囲気をよくしてくれる助けになります。

スパーリングしている人達も強めに入ってしまった場合に、謝ったそもそも強く当てないように心掛けたりする事も大事だと思います。

どうにもならない場合は、トレーナーに相談するなり対処しましょう。
私は、「多分そのスピードだと止められないので、軽めでお願いします」といって敢えて軽めをお願いします。これでだいたい軽めでやってくれます。
怪我をするよりはマシでしょう。

5.終わりに

格闘技においては、スパーリングは実践練習としてとても重要ですが、やはり多少の危険や怪我のリスクが存在します。

トラブルメーカーは、コントロールする人がしっかり注意して、危険を伴うがゆえにしっかりと管理する必要があります。

本来楽しいはずの練習で怪我をしたり事故が起こるのは、決して良い事ではありませんしまた防げるものだと思います。

またやりたいなと思える雰囲気を皆で作り上げて行ければ良いですね!

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