良い人なんだけど、、、あまり教わりたくない指導者のお話。
1.正直習いたくない先生
以前私はブログで、クズ指導者について書きました。
コレは私が過去に見てきた駄目パターンの指導者ですね。
いろんな駄目先生がおりました。純粋に習いたくないどころか、会いたくもない先生もいましたからね、、、。
一方で良い人なんだけど、すごく一生懸命なんだけども、クラスがつまらない指導者もいたのが事実です。
私も最近空手教室で指導をしてるので、こうなっては駄目だなと日々練習メニューを模索する日々です。
今日はそんなお話です。
2.習いたくない先生の練習とは!?
では早速習いたくないなぁと思う先生の特徴を羅列しますね。
2−1.毎回同じ練習
コレ地味な練習こそ重要!と基礎練習や打ち込みばかり行う先生がいます。それはそれで重要だから別に良いのですが、あまりにも毎回同じメニューでそのワンパターンしか存在しないのか!?というレベルで同じことを繰り返します。
1hのキッククラス、毎週、毎回同じ練習のみ!参加メンバーのレベルとかも関係なし。しかもミットとかも持ち手があまり上手じゃないなら、正直一人でサンドバッグで練習したほうが良いかなと思うこともあります。
完全に初心者向けのクラスであれば、まぁ、それはそれで良いと思います。
でも毎回ワンツーフックをサンドバッグやミットで行う。それ以外のことはそもそもやらない!!という信念でもあるのか?もうちょい工夫が欲しいと思うことも多いです。
2−2.生徒の質と練習の質が不一致
中・上級者しか居ないにも関わらず、頑なに基本練習から始める先生もいます。フックの打ち方は「こうです!」と説明してくれるのはありがたいのですが、ある程度経験を踏むと、その打ち方は合わないとか、ボクシングでは、、キックでは使わないから、、と自分で敢えてやらない人も結構います。
その人達に事細かに説明をしてくれるのですが、多分皆さんわかっているし、大人なんで「はいはい」と聞いているけど、いや、そこはもう良いのでは?と心のなかで思う事もあります。そういう場合は基本の確認だと思ってやるに限りますね。練習自体は刺激が少ない場合も多いです。
稀に知らない技の使い方とか教えてもらえるととても楽しいのです。
2−3.高度な事を一切行わない(そんなに高度でもないのに)
怪我をさせまいと気を使ってくれているのかも知れませんが、ホンのちょっとでもリスクがある練習は徹底的に行わない先生もいます。
例えば対面でシャドーをする練習で間違って当たってはいけないという理由で、4mくらい離れて練習してみたり、危ないからという理由で受返しなども一切行わなかったり、、、いや、一応ここ格闘技のジムだよね、、と確認したくなるレベルです。
そこまで徹底的にリスクを排除すると、練習のレベルは著しく低くなりますね。格闘技ジムである以上ある程度の覚悟は皆持っているとは思うのですが、、、。
以前、マススパーをしていたら「怖い」というクレームが入ったと聞いて驚いた経験があります。笑
もうそうなるとボクササイズ以外は全て駄目なんじゃ、、と思っちゃいますね。
3.指導力不足なのか?
指導力不足なのでしょうか?この先生のクラスはとりあえず休もう!なんて言うケースも結構あります。
先生自体はとても一生懸命で、頑張っているのは解るのですが、求められるニーズというかレベルと練習内容を臨機応変に変えていかないと、つまらないなという評価につながるかも知れません。
そのレベルの人達ならここまではやってもらって大丈夫、ついていけない人のところだけフォローするみたいな感じで練習をしていくと、全体として満足度の高いクラスになると思います。
キック・格闘技ジムでクラス制であれば、その人達のニーズに合わせて練習をさせることがちょうどよいのかなと思います。
4.終わりに
良い人で一生懸命なんだけども、同じことの繰り返し、自分にとってあまりためにならないなと思えば、やはりわざわざジムでトレーニングしよう!と思う人自体が少なくなると思います。
逆に人気の先生は、色んな理由がありますが、一つにはクラス練習が非常に楽しかったり、毎回一手間加えてくれる先生のクラスはやはり人気でした。
本人がおおしろいとかの理由も確かにあるのですが、体力があまりない年齢層の高い人たちが多いと思えば、ミットやサンドバッグの強度を抑えたり、テクニッ系の練習を多く増やしたりとアドリブを大いに使っている人が多いかなと思います。
因みに空手道場の場合は、先生も重要ですが一緒に練習するメンバーによっても違うので、そこに誰がいるのか?というのが大事だと思います。
そういった意味では、レベルの高い子が練習に来てくれるのはとてもありがたいのです!
せっかく習いに行くわけですから、いろんな知識を吸収したいですよね。