武道・格闘技とメンタルヘルスについてです。
専門家でもないし、科学的な根拠もないし、実証例もありません。
どうぞご興味のない方はスルーしてください。
あくまでの私個人の意見です。
それは違うとか、変なことを言うな!!という人もいると思います。
なので、どうかご理解いただいた上で、お読みください。
1.メンタルヘルスとうつ病について
先日、隣の部署の新人クンが会社を辞めました。
うつ病だったそうです。
挨拶をきっちりしてくれるナイスガイだったので、とても驚きました。
と同時に、私は彼救えたような気が今でもするのです。
何故なら私が武道・格闘技に救われたと思っているのですから。
また私の仕事は営業職です。
いろんなものを売ります。
その一つに人材派遣みたいな事もあります。
現代社会なのか、日本の風土なのかはわかりませんが、うつ病に苦しむ人が多くいることをその部門の担当だった時に実感しました。
昨日まで普通に過ごしていた人が、いきなり出社できなくなる。
プロジェクトが止まり、お客さん先に謝りに行くのですが、メンタルをやられてしまうと、なかなか復帰が難しいのです。
今日休んだ。
明日になれば行ける。
でもその日になるとやはり来れない。
駅までは来た。
でもそこからどうしても改札を出られない。
心療内科を受診しろと言われた。
でも心療内科にいけない。
だから行ったと嘘をついた。
本当に医者に行くことすらできない人が居るのです。
とても元気そうに見えた人が、いきなりこれなくなる。
たくさんこんな人を見ました。
原因は様々です。
忙しすぎたり、辛いことが重なったり、また我々からしても何が原因かわからない場合も多々あります。
蓄積だったのか、突発性なのか?
一つ言えることは、本当に誰でもそうなる可能性があるという事。
会社でもエースと言われるような、スーパーマンみたいな人が突然なったりするのです。
責任感の強い、真面目で仕事ができる人が、突然病んでしまう事も多いのです。
メンタルヘルスってすごく大事なことだと思います。
2.うつ病の治療方法
うつ病は、病院での薬の治療が一般的のようです。
うつ病が厄介なのは、繰り返すことが多いということです。
治ったと思っても、治っていなかったり、悪化してしまうこともあるようです。
ですが、多かれ少なかれ人間は誰しもがメンタルヘルスをやられる事があります。
誰だって気分が落ち込んだり、辛く感じることがあると思います。
明日の仕事などを考えると憂鬱になったりしますよね。
うつ病は心の風邪なんて言われる事もあるようで、本当に時として誰でもなってしまうこともあるようです。
でも風邪は万病の元、悪化したらただの風邪が肺炎になってしまうように、うつ病も悪化したら厄介です。
だからきっと、風邪をひいたら休むように、メンタルが辛いと感じたら一旦休む事も大事なんだと思います。
見えにくいのが難点なのです。
メンタルはその人自身しかわからない辛さだからです。
3.武道・格闘技の強さが心の安定?
うつ病が誤解される原因の一つに、人によっては好きなことをやっている時は、症状が出ないというのがあります。
悪化してしまうと全てができなくなるのですが、あくまでその前の段階ですね。
私自身うつ病になった事は多分ありません。
でも、仕事が辛いな、嫌だな、もう逃げ出したいなと思うことは今でも多々あります。
これを「鬱だ」と言われたら「うつ」なのかもしれません。
私は空手とキックボクシングに出会いました。
でも、空手やキックボクシングを始めたら心がすごく楽になったのです。
これはお笑い芸人であり、趣味が格闘家の
ド○ンク○ラゴンの一人が言っていたのですが、
「気に入らない奴は、いつでも倒せる!」
から、多少のことはストレスにならない!とのことです。
言葉はまぁ、過激ですが考え方はよくわかります。
心の余裕を作り出しているのです。
私も本当に辛いなぁと思ったときは、
まぁ、会社辞めちゃえばいいや!
ムカつく上司が俺がいなくなったら困ればいいんだ!
なんなら辞める間際に、一発ぶん殴って辞めてやる!
やりたかったラーメン屋で修行して、いつか自分の店を出してやろう!
そんな妄想をして、現実から逃げたりします。
でもね、ドランクの鈴木さんと同じで、心のどこかでは格闘技を習っているから確実にぶん殴れる!と思っています。
そこは自信があります。
上司をボコボコにして、何年経っても
「あの人、昔部下にボコボコにされたらしいよ。」
「あー、威張ってんもんね。クスクス」
っていう噂が流れれば私は満足するでしょう。笑
だってその頃、私はその職場にいないわけですから、もう関係ありません。笑
4.武道・格闘技がメンタルを強くする!
武道・格闘技がメンタルを強くするというのはいくつか理由があります。
まぁ、私の個人的な意見なので本当かどうかは???
ご参考までに
①練習で汗を流す
そもそもの練習が充実感があります。
ハード過ぎると負担ですが、一時すべてを忘れられるくらいがちょうど良いです。
練習終わりには気分が大変よいものです。
嫌な思いはココで消し飛びます。
ドラクエでひと晩寝たのと同じ感じです。
また練習の程よい疲労が、メンタルヘルスに一番重要な十分な睡眠につながります!
②緊張のスパーリング
組手やスパーリング等は緊張感を伴います。
終わったあとは、「生きている」実感がすごく得られます。
殴られたら痛い、でも殴り返す事が出来るのです!
それが終わると一気に安心感と達成感が得られます。
これが終わると、本当にすべてがどうでもよく思えます。
③体の強さと心の強さ
練習をしていけば自ずと強くなります。
格闘技は強さこそが全てと思う人もいるでしょう。
でも私は、楽しさこそが全てだと思っています。
楽しいから続けているだけですが、それでも強くなります。
肉体的な強さを手に入れると、比例して心も強くなります。
多少のことでは動じなくなる強さが手に入ります。
④空手やジムという空間
武道や格闘技が好きになるとその空間自体が非常に心地よいのです。
空手道場の掛け声であったり、キックのジムのサンドバグの軋む音、ミットを打つ音だったり、そんなのが自分に安らぎを与えてくれます。
つまりリフレッシュできるわけです。
またほっと出来る場所にもなりえます。
嫌なことがあっても、ここにいれば自分が自分でいられるのです。
⑤生活と関係のない仲間の存在
学校だったらずーっと一緒にクラスメートがいます。
会社なら、それこそ毎日毎日顔を合わせるわけです。
でも、ジムや道場の人たちは基本的に関係ありません。
だからただ単に楽しい存在でいてくれるのです。
凄いですよ!愚痴る必要すらない人たちです。
ちょっとでも嫌だなと思う人なら、それ以上近づく必要もないのです。
気の合う人のみと付き合えるのは気が楽です。
駆け込み寺、縁切寺と一緒ですね。
⑥覚えることが喜びに変わる
武道・格闘技も試合に勝つためには多くのことを学ばなくてはいけません。
またいろんな事を実践しなくてはいけません。
いろんな事が必要なので、いろんな練習をして覚えていきます。
昨日できなかったことが今日できるようになったりするのです。
それはとてもわかりやすくて、とても楽しいのです!
たくさんの小さな成功とたくさんの小さな喜びがあるのです。
更に人によっては試合に勝つなど大きな喜びまで用意されているのです。
これらが全て当てはまることでもないかも知れません。
でも、こういうことの積み重ねで、心の重荷を少しでも軽くすることができると私は思います。
5.まとめ
ダイエットや健康のために格闘技を始める人も多いと思います。
確かにそれは非常に効果的です。
ですが、私は実は一番求めているのは、心の健康のために通っているように思います。
武道・格闘技はそもそも楽しいです。
楽しいからこそ、解放されるし、これが好きだと言っている時が一番落ち着くのです。
これは恐らくどんな趣味の人にも言えることだと思います。
没頭できて、楽しくて、健康にも良くてダイエットまでできる!
ドンピシャでハマる人って結構いるのですよ。
武道・格闘技って万人がやるものではないかもしれませんが、ハマる人はどハマリするのはこんな理由があるのかもしれません。
少なくともうつ病に対する予防効果はきっとあると思いますよ。
昔はパチンコに逃げていた私が言うのだから本当です。
人はきっとみんな強い訳ではなくて、弱い部分もきっとあるのです。
タイミングや状況によって、メンタルがやられてしまう場合、武道や格闘技で予防できたり、改善できるのかもしれません。
科学的な根拠もないし、全く違うかもしれません。
それではも私はそう思っています。
そして私は少なくともそれでメンタルを維持していると思っていますよ。
でも本当につらい人は、無理に体を動かすと、逆に悪化してしまうので、これは注意が必要です。
無理なく楽しく過ごせたら良いですね。
コメント
完全に同意です。
僕は精神の手帳を持ってまして、今も障害者雇用で働いています。
最近キック(ムエタイ)を始めましたが考え方や人間関係がどんどん良くなります。
理由はたくさんあるので書ききれませんが、今は精神状態などキックのおかげで全ていい方向に行っています!
自分も柔術キックムエタイ空手を始めました。まあでも人によると思います。ひとによって症状はちがいますからねおわります。