スポーツ保険とは何だ!?通院時の補償内容は?そして実際に使った感想。

格闘雑記

スポーツ保険って聞いたことありますか?

知ってそうで知らないスポーツ保険についてです。

1.スポーツ保険の概要

スポーツ団体に参加していると年に一度スポーツ保険の案内が回ってきます。
スポーツは大なり小なり怪我のリスクがあるものです。

万が一怪我をした場合には、このスポーツ保険から保険金を受け取れるというものです。
空手・格闘技とか怪我に繋がる場合もありますから、基本的には必須と言われます。

スポーツ保険は実は公益財団が中心になって作られています。

ホーム | 公益財団法人スポーツ安全協会

そして東京海上日動保険が、いわゆる幹事会社として運営されているようです。

要するにあの保険会社のこの商品が良いというのではなくて、どこで入っても同じであり割と安いのに幅広く保証してくれるものです。

団体や個人での加入もあり、掛け金によって補償内容も変わります。

大人や子供の条件もあります。

2.スポーツ保険の掛け金と補償について

先程も書きましたが、基本的にはどこの会社で加入しようとも同じです。
掛け金は安いと思います。

子供 800円
大人1,850円

の掛け金です。

期間は1年間。但し年度単位なので、4月〜3月までいつ入っても3月で終わります。
要するに3月に入ったら、1ヶ月しか保証期間はないのです。

簡単に言えば、
スポーツ時の怪我した場合、
または怪我をさせてしまった場合に保証してくれるという事ですね。

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補償内容は以下の感じです。

条件により異なるので参考までに!

【傷害保険】自分が怪我をした時。

死亡時には   2,000万円
高度後遺症には 3,000万円
入院すると1日 4,000円
通院すると1日 1,500円

(条件により異なります)

【賠償責任】自分が怪我をさせてしまった時

対人・対物最大5億円
ただし1名は1億円が上限

3.スポーツと怪我の実例(私の場合)について

正直言って実際に使うのは、「通院」が圧倒的に多いと思います。

死亡時や障害というのは、普通は生命保険でどうにかするものです。

学生であれば、学生の共済保険みたいなもの有ったりしますし、金額も安いので本当にスポーツ時専用みたいに考えておけば良いと思います。

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実際に私が怪我をしたときの利用内容です。

20XX年6月
サンドバッグに右ストレートを打った際に、右手首に違和感
翌日から右手首に痛み

20XX年7月
サンドバッグに右ストレート打った際に、違和感のある右手首に強烈な痛み!
翌日ドアノブすら回せない状況
リアルにトイレでお尻が拭けないレベル!?

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医者に行く
医師からの診断

医師「右手首の捻挫だね。」

私「いや、超痛いんですけど、、。」
医師「うーん、折れてるかもね。」
私「え!?でも一応動きますし、、。」
医師「手首は細かい骨がたくさんあるからね。」
私「・・・。」

医師「骨折かTFCC(三角線維軟骨複合体)損傷かもね。」

私「!!?なんすかそれ??」
医師「どっちにしてもCTじゃなきゃわからないよ」
私「是非CTお願いします!」

医師「別にいいけど、捻挫でもTFCC損傷でも、骨折でも治療方法は変わらないよ。あとCT使うと3万くらいかかるよ。」

私「あ、CT結構です。」

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そこからは、右手は使わない練習のみでジムにも病院にも通う。
病院には週に1回か2回だが、なかなか改善しない症状。
治療は赤外線を当て、手首をサポーターで固定する程度。
あと何らかの塗り薬の時もありました。

ちなみにここから先は、医師の診断はなく、リハビリ課に通う日々です。
膝を悪くしたおじいちゃんとか、腰が痛いおばあちゃん、成長痛に悩む中学生とかがいました。

20XX年9月

怪我してから2ヶ月立ってもまだ右手が少し痛いため、左手のみ練習。
サンドバッグを打った際に、左手首に強烈な痛み!

私「すみません。今度は左をやっちゃいました、、。」
医師「え!?まだジム通ってたの!?」
私「あ、、えっといや、ほとんど通ってなかったのですが、たまたま、、。」
医師「ジムはなるだけ控えなさいよ。」
私「あ、はい、、。」

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20XX年10月

怪我した手首もあるので、ケリを中心に練習!
なんだか股関節が痛くなる。
蹴りの練習ばかりしていたある日、耐えられるけどちょっと痛みがひどくなったため、やむなく医者へ

私「すみません、今度は股関節が、、」
医師「だから、ジム行くのやめろって!!

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股関節は、やはり赤外線を当て足回りのマッサージ治療。

これを結局週に1回か2回結局、更に1ヶ月位通いました。

という事で、怪我は癖になりやすいのと、股関節を痛めたのはパンチの練習があまりできないからといって、張り切って蹴りの練習ばかりをしていたせいでしょう。

そして怪我のためにバランスがおかしかったり、怪我の患部を庇ったりしたことからより一層の怪我を引き出してしまったのだと思います。

ちなみにこの当時は、ジムに週3か4くらい通ってました。
一番練習が楽しく感じてた頃ですね。
多少痛くてもそれよりもジムに行きたい!という感じでしたね。

4.スポーツ保険の補償と実費について

さて、上記に書いた私が医者に通っていた期間は、

20XX年7月〜10までの4ヶ月です。
週に1回か2回ですので、こんな感じですね。

①週1.5回通院
②1ヶ月は4週あるとして
③4ヶ月過ごした。

1.5回✕4週✕4ヶ月=24回

つまり大体24回も通院したことになります。

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24回ですが診察は4回位で1回2000円。
あとは700円くらいのリハビリです。
2000円✕4回+700円✕20回=22,000円

トータルでかかった医者代は22,000円でした。 

さて、今度はスポーツ保険です。
スポーツ保険は領収書を持って申請するのですが、1回につき1500円のお金が出ます。

私の場合は全部で24回行ったので、

1500円✕24=36,000円でした。

保険が降りたお金は、36,000円ということですね。

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トータルすると14,000円もプラスになるのです。

ですが、それに掛かる交通費とか待っている時間や医者に行く手間を考えると、全然嬉しくはありません。さっさと治ってくれ!と言うところですね。

そしてこれ最後にドサッと請求したので、結構お金が入った気になりますが、実際には少しずつ払っていた訳で、それが結局帰ってきたということでしょうね。

チリも積もればというだけあって、結構な金額を払い込んでいた訳です。

単なる通院でこれですから、入院とかなったらもっと顕著だと思います。

5.終わりに

医者にも怒られましたが、怪我をしている人が更に怪我をするというのは、実に馬鹿げた行為だと言われました。

そりゃそうですね。

せっかく治そうとして医者に通っても、治るわけがない!というのが医者の意見です。
自分なりにセーブしたとしても、やはりどこかで動きがおかしくなったりするわけですね。

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これは実に反省すべき点だと思います。

格闘技に関わらず、スポーツに怪我はつきものと言われます。

ですが、怪我をしてはパフォーマンスは発揮できないのは間違いありませんし、怪我のせいでさらなる怪我を招いてしまうこともある訳ですね。

スポーツ保険に入っているから安心!!

というわけではなくて、

最低限の金銭的負担を減らそうというものなので、当然ながら怪我をしないことが一番です!

病院のリハビリ期間中に少しお金が多く貰えたと行っても、その間に使える時間のほうがよほど価値があります!

練習だってできたはずなのに、医者に行くのは無駄な時間なわけですからね!

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なるべくならスポーツ保険は使わないに越したことはないですが、まさかのために入っておくべきだと私は思います!

手首の怪我の防止には、テーピングを一巻きしておけば大分良いですよ!
あとはバンテージをしっかり巻くことですね!

皆様怪我には気をつけましょう!

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