さて、先日の記事の続き記事です。
1.突きの出し方イメージ
まぁ、ここで拳にベアクローが付いてる体で、パンチを打つとしましたが、どういうことなのでしょうか、イメージがわかないと思いますので、イラストでお伝えします。
とりあえず、ベアクローの外側はいらないので、それもとって、内側(つまり人差し指と中指)のベアクローのみを利用します。※当然イメージです。
となると、ベアクローをサンドバッグに差し込もうとするならば当然ですが、斜めをイメージしてはダメなんです。ブスッとサンドバッグにベアクローを打ち込もうとするならば、やはり真っ直ぐに打ち込むしかないのです。
どういう意味かというと上のイラストをご覧下さい。もうね最初の頃は、割とサンドバッグの直前ぐらいまでベアクローを向けてから、一気に差し込みます。
さてここがポイントの一つです。イラストの手の位置はずいぶん前に来てますよね。ここからサンドバッグまでの距離は短く、パンチが死んでしまう。つまりダメージのない意味のないパンチになる気がしませんか?
2.突き・パンチの打ち方イメージ
そうなんです、そのままでは力のない、へなちょこパンチが出るだけです。でもこの拳の位置からでも腰を入れて回転を利用し肩を前に出して、力のベクトルをサンドバッグ側(対戦相手)に向けると威力は抜群です。
なんの事かと言うと下のイラストをご覧下さい。
この図は正面に向かって今まさに右のストレートを放とうとした同タイミングのイラストです。このコンマ何秒後かに同時にパンチが飛んでます。
左を見てください。力強い力感があり、威圧感がありますね。気合ものって今まさに殴りかかろうと言う場面です。
一方右を見てください。ガードのポジションからあまり攻撃感がなく、威圧感も感じられません。
この2つのイラストの結果は、左のパンチは当たりません。右のパンチは当たります。なぜか?左は漫画とかでたまに見かけるこのシーン。相手が死に体だったり、グロッキーな状態ならば当たるかもしれませんが、通常の場合は避けられます。
一方で右側のイラストですと割と普通にあたります。力感がないが故に、打ってくるタイミングがわかりません。また手の位置がそのまま前に来る事で、遠近感がイマイチわからず避けるタイミングもわかりません。そして肝心の威力も普通にあります。振りかぶっても振りかぶらなくても威力が変わらないのは、ゴルフショットと同じです。
当然打つときには、ベアクロー部分を打ち込むイメージですね。
闇雲にパンチや突きを出しても、あまり良くはありません。
正しい部分を当てて、正しい軌道で突きやパンチを打ちましょう!ベアクローをイメージして腰を回し肩を入れる。右のストレートならば右足のカカトをくるりと返して前に体重をかける。このことを忘れずに後は慣れていけば正しいパンチが打てると思います。私のように打ち方が下手で拳や手首に怪我を負う前に、是非正しいフォームでパンチや突きを覚えてみてはいかがでしょうか。
最後に槍の話と同様に、ゴムの話も聞いた事ありませんか?ゴムで引っ張られるようにパンチを打つという意味ですが、これは加速しながら打つという意味だと理解してます。私のイメージはスターウォーズで、ワープするときのイメージですね。それを拳だけで行います。体が正しく使えればインパクトまでの距離は短くとも、ダメージはなかなか強烈なものになります!!是非ご参考にしてみてください。
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