さてハイキック生活も10日目に突入しました。
既に1ヶ月経過しています。
1ヶ月経過してどうなったのか?
答えは
あまり変わってない気がする、、、。
です。
いや、でも実際には成長は確実にしています。
高さはあまり変わっていないような気がしますが、高い位置を蹴るのに以前よりも回数が増えた気がします。
あと高い位置を蹴ること自体で疲れてしまっていたのですが、若干その意識がなくなりました。
なのでハイキックに対するアレルギーが減ってきたのだと思います。
これは非常に良い兆候ですね。
まだモノになっていないと言う事ですね。
前回のブログにも書きましたが、ハイキックのみの練習は、あまり効率的じゃないように思ってきましたので、ハイキックの練習は最大1hまでとして、それ以外は普通にキックボクシングの練習をする事にしました。
柔軟性の低い私は、どうやら筋力で足を上げているらしく、疲労が溜まってくると足が上がらなくなり、挙句股関節に痛みを感じてしまうようになったのです。
なので、ほどほどにする事も大事に思います。
というのと、最近は毎日欠かさずにレッグストレッチャーを利用して開脚をするようにしました。
酔っ払った日以外はやってますので、徐々に成長している気がします。
実際にどれくらいの期間で、私のような超硬い人間が開脚できるようになるのか、自分で興味あります。笑
いよいよハイキックが見えてきたような気がします!笑
さて、そんなことを言っているのですが、では、実際に私の目指すハイキックとはどういうものかを今一度ご説明したいと思います。
以下の写真を見てください。
これはデッサン人形という人体模型です。
私が技の研究のために購入したものです。
買った初日から、娘たちに着せ替え人形がごとくイジられまくり、ぶっ壊れるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、今のところ無事です。
では、下記をご覧下さい。
これはハイキックを蹴ることができない人のハイキックです。
足が全く上がっていませんね。
たまに「ハイキックは柔軟性じゃない!」という人がいますが、私はやはり柔軟性だと思いますよ。
だってテレビで前にバレリーナはハイキックを蹴れるのか!?というコーナーで、格闘技未経験のバレリーナが見事なハイキックを決めてましたからね。
蹴れない人はこんな感じになっちゃのです。
次の写真がこちら
これはハイキックといえばハイキックですが、右足のつま先を見てください。
つま先が上を向いてますよね。
これはちょっと私のイメージとは違うのです。
オランダキック(正式には不明)と呼ばれることもありますが、、。
このハイキックも実際に存在しますし、確かにピーターアーツとか歴戦のK1戦士が使っていたのは見たことがあります。
では私の理想のハイキックはこれです。
①左足で踏み込んで、右腕を首に巻きつけます。
この踏み込みが始め中々タイミングが取りづらいのです。
でも慣れるとどのタイミングからも踏み込んで打てるので、逆に打ちやすくなるのでこのポイントは大事です。
②キックの始動です。右手を振りながら右足を上げます。
右足を少し地面を蹴るイメージで軽やかに足を引き上げます。
③右足を高く上げて蹴るモーションに入ります。
空手の場合は、ここは足を抱え込んでからのフルスピードで打ち込みますが、キックの場合はそれほど抱え込みません。
ダメージ重視でここから思い切り打ち込むワケです。
ガードされたって構いません。
なんなら餌としてこの状態を見せておいて、実は次の攻撃を狙っていたりします。
ちょっと空手の打ち方とは異なります。
④右手を振り下ろしインパクトを迎えます。
いやーいいですね。
実に高い位置をけっています。
つま先の位置を見てください。
つま先は横を向いてますね。
つまり首から上を刈り取るような、強烈なハイキックなのです!
私のイメージとしては、ミドルキックの蹴る位置がそのまま上にあがった蹴り。
ミドルと同じ蹴り方のキックが理想
のハイキックなのです。
それって要するに絶対に柔軟性がないと打てないのです。
横から見るとこんな感じですね。
人形の性質上どうしてもできなかったのですが、もっとお腹を左に向けて、重心もコマのように軸がブレない蹴りが最高ですね!
もう少しからだが起きている方が良いですね。
※体を寝かすことで相手のパンチを遠ざける役目もあります。必ずしもダメというわけじゃありません。
下の写真はミドルキックです。
これの形のまま相手の頭や顔を打ち抜きたいのです。
よく「ハイキックに力はいらない」と言われます。
力がなくても相手は倒れるからです。
確かに力を入れる必要はありません。
でも、理想形のハイキックを自在に出せるようになったら、それはつまり私にとっての必殺技になるのです!
かつてK1戦士のアンディフグが、高らかに足を振り上げかかと落としをするシーンに我々は心を奪われたものです。
そしてハイキックがいつでも自在に出せたなら、ミドルキックもローキックも上達するのではないでしょうか。
ハイキックを打たない相手は、あまり怖くありません。
一撃必殺であるからこそ!
追い込まれた時に、逆転させるためのリーサルウェポンなのです!
絶対に手に入れたい!!
そう思いつつ、今日もまた我々は足を振り上げるのです!