空手の試合でポイントが取れない5つの理由(初級編)

空手テクニック

空手の試合で、なぜかポイントが取れない。何をやってもポイントを取ってもらえない!という人も多いのでは??そんな理由を審判目線でお話しします。
初心者あるあるだと思うので、初めて試合に臨む人は、良く考えてみてください。

1.ポイントが取れない5つの理由

審判はポイントを判定する6つの基準があります。
1.良いフォーム(正確な技)
2.スポーツマンらしい態度(怪我をさせる意図のない技)
3.気力(スピードとパワー)
4.残心(技を出した後、崩されず相手を意識していること)
5.良いタイミング
6.正確な距離
これらがそろって初めてポイントの判定ができるわけです。
これらは言葉にすると難しいですが、実際の技でいうとしっかり技を出しているかどうか?
というのがとても大切です。

①技が技になっていない

ちょっとこちらの動画をご覧ください。

特に後半のちっちゃい子達の組手はどれが突きで、どれが蹴りかわかりにくいと思います。
でも、本人達は一生懸命突きや蹴りを出しているつもりなのです。
これは大人でも同じです。
要するに、「突きや蹴り」ぽい動きだけども、
どれが技なのか審判から見ると判断ができないんです。
大会で旗が上がらない原因の大きな理由の一つです。

②当ててない

空手の組手では当てると反則を取られてしまいます。
でも、それは顔への攻撃の話です。
中段突きや中段蹴りといった、中段(要するに肩甲骨からお腹の部位)は
当てないとポイントを取れません。
逆に当てないと「届いていない」と判断されて旗が上がらない事も多々あります。

③技が成立していない

技を技として出せればよいのですが、技になっていない技というのもあると思います。
例えば突きを打ったけど、近すぎて腕が縮こまっていたり、蹴りがインパクトを迎える前(足が伸びきらない)にやめてしまうと、技が成立していないと判断されたりします。

④気合が無い!

これは「気合」が必要とルールで定められているので、絶対に必要な行為です。
ただ、ここで言いたいのは、気合を伴う技だからこそ、ここで技をかけたんだなという
意思表示でもあるわけです。
審判目線でいうと「気合+技」で、技のタイミングを見ていたりもするので、
ここぞの場面では気合をしっかり入れましょう!
審判へ向けて「ほら!ここで取ったぞ!」というアピールにもなります。

⑤狙いどころが分からない

どこを狙っているのわからないというのも、実は結構見かけます。
明確に分かりやすいのは、「顔」「腹部」への攻撃です。
これは審判としてもわかりやすいのでポイントになりやすいです。
ルールブックには
「得点部位は、骨盤の上から鎖骨までが中段、肩を除く
 鎖骨より上の部位が上段」

とされています。
なので、腕とか肩とかは得点部位ではないのです。
また、胸付近の正中線(体の中心線)から外れたところだと、
あまり旗が上がらない場合もあります。

2.ポイントを取ろう!

さて、上記5つのポイントが私が審判をしていて、
初心者によく見るポイントが取れない要素です。

なので、ポイントを取るためには、技を強く、思い切りよく出した方が
技として成立しやすいと思います。
「当てちゃだめだ!!」の意識が強すぎて、技が技でなくなってしまい
ポイントが取れないなんてシーンもよく見かけます。

この映像を見てほしいです。

県代表候補に選ばれるほどの選手と、アラフィフおじさん達の組手です。

コテンパンにやられているのが、我々なのですが、
技が決まる(極まる)というのは、こういう事だと思います。

空手の大会は、なかなか勝てない人も多くいると思います。
でも、そんな理由を解析して、ぜひ頑張ってください。
ヽ(^。^)ノ

コメント

タイトルとURLをコピーしました