空手道着の洗濯と干し方について。シワシワにしない洗濯方法とは!?
皆さんはどうしていますか?
1.空手道着の洗濯について
空手衣はそもそも他の衣類に比べて分厚いので、普通の洗濯とはちょっと異なります。
まず空手衣は、購入直後は洗濯すると縮む事が多いです。ですが最近の組手用の道着とかは別に縮みませんので、素材や作りによって異なります。
以下ちょっとまとめて書いておきます。
・購入直後の道着はまず1回洗濯する
・すすぎは2回以上が望ましい
・お湯では洗わない
・基本空手衣単独で洗う
・乾燥機は使わない
・中性洗剤を使う
・洗濯のコースは大物コース・しっかりコース
・アイロンはあまり掛けないほうがよい
汚れがひどい場合(首元とか袖とか)は、その部分に洗濯洗剤(食器用でも良いと聞きましたが!?)を直接かけて歯ブラシでこすったりすると多少きれいになります。
あと使い終わった道着は、なるだけ早めに洗濯をするのが良いそうです。
という感じですね。
中性洗剤が良い理由はよくわかりませんが、そう聞きました。塩素系だと生地が痛むそうなので、中性なら良いのかなと、、。
空手衣に限りませんが、そもそも衣類は洗濯をすると縮むものだそうです。ですが空手衣は思いの外がっつりと縮む場合があります。
なので、4回、5回と洗濯すると落ち着いて来るそうです。まぁ、素材にもよりますけどね。ちなみに縮むと言っても、全部が縮むわけではなくて、上着で言えば袖の部分だけが縮んだり、袖は10cm縮むけど、全体丈は3cm縮むみたいな感じもあります。
組手用の薄い、軽い生地だと逆に縮まなかったりします。
空手衣は空手をやる上で、必要なものですが、コレって凄くテンションが上がるアイテムでもあります。なので、大事にキレイに使いたいですよね。その上でも洗濯は大事です。
2.空手衣の干し方
洗濯が終わったら次は干し方についてです。
当然洗濯をしたら干すわけですが、干すのにも少しポイントがあります。
・日陰に干す
・ハンガーは大きくしっかりしたモノ
・叩いて干す
という点を気にしてみてください。
直射日光に当てると固くなったり、黄色くなったりするそうです。ハンガーが針金みたいなやつだと形が崩れたりするそうです。
そして「叩く」という行為ですね。コレ結構重要です!
洗濯を普段しない人でも、洗濯物はパーンと一回伸ばしてから干すっていうシーンくらいは思い浮かぶと思います。空手衣の場合はしっかり叩いた方が良いのです!
ちなみに叩き方は結構強めに上から下に向かってビンタする感じで叩くと結構きれいにシワを取ることが可能です。空手道技は頑丈なのでそれだけで壊れたりはしませんのでご安心を!
3.皺(シワ)を防ぐ空手衣の干し方
空手衣を干す時に、形用の空手など固いので結構皺になります。
でも
「空手衣を叩く」
とシワを結構防げるのです。まずは下の写真を見てください。これが叩かない場合の空手衣です。
結構なシワっぷりです。下はズボンですね。
コレもまたシワが出来ていますよね。
では叩くとどうなるかというと、こうなります。下の写真を見てください。
特に叩く以外は何もしてません。同じように干しただけです。
下の写真はズボンです。
上のに比べてシワが減っている事がおわかりいただけますでしょうか?
ちょっと写真を加工してシワを比較してみましょう。
下の写真を見てください。シワがはっきりと分かると思います。コレが叩かなかった場合のものです。
一方で叩いた場合は下の写真の通りです!比べてみると全然違いますよね。
ズボンも叩かない場合はこの通り!
でも叩いたらこのとおりです。結構違いますよね。
折り曲げてみるとより一層わかります。叩かない場合が下の写真です。
で、叩くと⬇
という感じで結構な違いになって現れます。
叩き方のポイントは、神社のお参りのときの所謂柏手のように打つのではなくて、なんと言いますが、上から下に払うような叩き方でシワを伸ばすように叩くのがポイントです。
まぁ、ポイントも何もやっている人は分かると思いますが。是非叩いてから干してみてください。
4.終わりに
今回は空手衣の洗濯と干し方について書いてみました。
当たり前といえば当たり前ですが、白い道着が色物と一緒に洗濯して色移りしてしまったり、生地が傷んでいたりするとショックですよね。
シワだらけの道着で稽古するのは、ちょっと個人的には嫌ですし、指導者によってはちゃんとしなさい!と言う人もいると思います。
道着なんて着てれば何でもいいじゃん!!と思う人もいるとは思いますが、私はやはり道着もピシッと着こなした方がカッコいいと思うのです。
皆さんはどう思いますか?
コメント