空手道クラブを立ち上げました。
道場運営について少し書き置きたいと思います。
想像以上に難しいものだと実感しますが、それでも楽しいものですね。
1.求む!新規入会希望者!
さて2021年4月に初回稽古を行いまして、毎週船橋市の公民館を中心に稽古を行っております。
当空手道クラブの基本理念は、楽しく空手を学ぶ!事です。
空手は楽しいと最初のイメージは思えないかも知れませんが、やってみればわかります。
空手は楽しいものなのです!
というのが、当空手道クラブの謳い文句というか考え方です。
当空手道クラブの稽古が始まって1ヶ月が経とうとした頃。
稽古もなかなか楽しくやれているし、人は少ないもののそれなりに空手クラブらしい稽古にも熱が入ります。
土曜日の午前に稽古ができると聞いたからなのか、出稽古に来てくれるメンバーも時には10名にのぼることも、、、。
ですが、ふと気が付きました。
「そういや、問い合わせとか一切ないな」
「あれ!?新規会員、、増える気がしない」
という事実です。
参加メンバーも出稽古の子達が来ている今こそチャンス!
今なら出稽古メンバーのおかげで、しっかりとした練習ができております。このタイミングを利用しないと、空手道場の雰囲気ややり方を浸透させることができないのです。
2.ネットの力、SNSの破壊力!?
さて、皆さんがなにか習い事を行おうと思った時に、どうやって調べますか?
私は間違いなくネットです。
その習い事の団体の情報をインターネットを使って調べます。
自分がやりたい習い事の情報だけでなく、何の競技、習い事があるのかを含めて、自分でネットで調べて探すと思います。
その昔は、電話帳というものがありまして、電話帳に載っている番号を調べたりとしていたのだと思います。今にして思えば物凄く非効率ですよね。
そもそも現在の世の中で電話帳は見かけなくなりました。
なので私は、逆に習い事を提供する側としてのネット上での仕掛けをします。
以下実際に行ったこと
・ブログを作成(空手道クラブ公式)
・ツイッターを利用し宣伝
・非公式ブログで宣伝(カラテウサギのブログ)
・地元情報的なサイトに登録
これを実施しましたが、それぞれに問題発生。
結果、この1ヶ月で効果があまり出せなかったというのが実際のところです。
3.ネット活用の誤算と限界
さて仕掛けを行って結果が出なかったのにはそれなりの理由があります。
コロナの影響で、全てにおいて二の足を踏んだというのも事実です。
ですが、全ての理由を分析して今後改善をしなくてはいけません。
3−1.ブログを作成(空手道クラブ公式)
やはり習い事を調べる王道は、その習い事に関するホームページとかブログでは無いでしょうか。私も早速ブログを作って、ブログを上げてみました。
習志野台空手道クラブ 千葉県船橋市の伝統派空手の道場です – 習志野台空手道クラブ
ところが、このサイトが自分でも見つけられないのです。
自分で作っておきながら、自分ですら検索できないという状況でした、、。
理由はSEOと呼ばれるGOOGLEなどの検索エンジンに認識してもらう作業が間に合わなかったこと。というよりも新規にブログサイトを作ったので、検索順位も極めて低く、ほとんど世間様から認知されないのです。
サイトの立ち上げは、2021年3月。
本来であれば、2020年中にでも作っておくべきもので、記事数も最低30以上は用意すべきものでした。
完全に出遅れてしまった感があります。
3−2.ツイッターを利用し宣伝
私のサブアカウント(というかこちらがメイン)のカラテウサギアカウントには、3000名を超えるツイッターのフォロワー様が居ます。
多くは武道、格闘技関係の皆様です。
そこでツイッターでの告知をしてみました。
多くの方々にリツイート頂いたり、お言葉をいただきましたが、実際に見学するという流れになった人はおりませんでした。
これは翌々考え見てると、
・そもそも武道・格闘技をやっている人に宣伝した
・日本全国の皆さんにツイートしてもエリアは限定されている
という事ですね。
武道の達人に宣伝してもそりゃ、意味がありません。
3−3.非公式ブログで宣伝(カラテウサギのブログ)
カラテウサギのブログつまりこのブログの記事で急遽宣伝してみました。
こっちのブログは私が好き勝手に書いているので、こちらのブログで空手道クラブの記事を書くつもりはなかったのですが、あまりにも検索がされないので、慌ててこちらの記事を記載しました。
ただこれもまた焼け石に水。
狭い地域向けの宣伝をしたいのに世界に発信する情報はちょっとマッチしない気がしてきました。場所新宿とか池袋とか大都市の繁華街ならまた違うのでしょうけど、、。
3−4.地元情報サイト的なサイトに登録
地元の人達向けの情報サイトに登録してみました。
あとマップ的なサイトにも登録してみました。
これもまた面白いくらいに反応がない、、。
こうなってくると、そもそもこの地元情報サイトは見られているのか?という疑問すら湧いてきます。
マップ的なサイトはログが見れるのですが、こちらはどうやら日に20件〜30件程度の閲覧が有るようです。ですが問い合わせ等が一切ないため、本当に見られているのか、どういった興味があってサイト覗いているのかが謎です。
4.クラブ運営を軌道に乗せる必要性
今の所、運営を軌道に乗せる期待できるにはもう少し時間が必要というところでしょうか。要するに出稽古メンバーではなく、リアル会員が多く必要です。
クラブを多少大きくして、実際にただしく運営していかなくては行けません。
クラブ運営を軌道に乗せる必要があるのです。
その第一歩というか、基本が会員を増やすこと!
会員が増えないことには、話が進みません。
ところが残されている時間は多くはありません。
理由はいくつかあります。
4−1.出稽古メンバーはいつか居なくなる
出稽古メンバーがいつかは来なくなってしまう事になります。そもそも私師範に無理を言って、来てもらっている状況です。
当空手道クラブの正規会員ではない為、限定的に来てもらっているのです。
彼等がこれているうちに、その姿から有るべき姿を新規会員に引き継いでもらいたい訳です。
4−2.もうじきオリンピックが行われる(かも!?)
特に期待をしているわけではないのですが、空手が競技種目に選ばれている以上、興味を持つ人が増えてもおかしくはありません。
このタイミングで新規会員を増やせるのだとしたら、残り日数は限られます。
普段興味がない人も、その時ばかりは興味を持つかもしれません。
興味を持ってもらったら、実際に見学や体験に来てくれるかも知れません。
そしたら楽しいなと思ってもらえるかも知れません。
結果、新規会員が増えるかも知れないのです!
4−3.実績が無いと公民館の活動が制限される
これは現実的な問題で、活動実績がない場合、公民館の利用が制限されます。
一番大きなのは募集のポスターが貼れないこと。
概ね1年程度の実績が無いといけませんし、諸々の条件が必要です。
例えば、コロナの影響でやっていませんが、市民集会的な場所で演舞したり、市の活動に参加するとかも、結局参加者が居ないと成り立たないわけですね。
5.次なる施策!?ビラを撒くぞ!
さて、ネットでの募集などは、暫く時間が必要なので、一旦今はコツコツとWebサイト(というか公式ブログ)を作って、記事を書いていくくらいしかありません。
地道な運営作業を求められます。
そして後は「ビラでも作って撒いていくか」という感じですね。
ポスターや地元の掲示板を利用したいところですが、実績がないのでそれはできません。
単に空手をやっているよというのを知ってもらうためには、ビラを撒くしか無いかなと言うところです。
人が増えて、口コミが広がったり、人脈が増えることで、クラブ自体も加速度的に大きくなってくるのだと思います。(願望)
大きくなったらなったで、色々と問題が起こるのでしょうが、それはもとより覚悟の上、まずは一歩一歩規模拡大を目指す方針です。
インターネット全盛の現代において、まさかネットよりも地道なポスティングや地元コミュニティへの働きかけのほうが、良い場合もあるかも!?と思うに至りました。
そもそも空手に興味がある人は、自分で調べて自分からアクションしてくると思います。ですが、現時点では興味がある人が調べても出てこない「当空手クラブの弱小サイト」しか持っておらず、口コミもない状況です。
近所の人に知ってもらう事が重要なのです!
ただビラを配るのも作るのも結構な労力です。
結果はどう出るか分かりませんが、人に聞くと一定の効果があるということのようなので、それを信じてまずは一歩ずつ進んでいくしかありません。
5.終わりに
ビラを撒くぞ!!と息巻いてみても、実はそんなものの作り方もセンスもありません。
一から勉強していく必要がありますね。
何を伝えるのか?どうやって書くのか?どうやって作るのか?
興味を引くような表現方法など、色々と学ぶべき点や工夫すべき点が有るようです。
楽しく空手だけやっていけば、全てが上手くいく、、と言うわけではない事を、開始早々思い知らされる訳ですね。
でも、こうして一歩一歩、失敗と苦労を重ねて進んでいく事も、必要と思えばそれ程苦でもなくやれたりもします。
これを仕事としてやるとなると、また違うのでしょうけれども、今はまだこうした苦労や悩みも前に進んでいる感じがして、結構楽しく思えたりもします。
ある意味貴重な経験という気がします。
次はどんな問題、課題が起こるのだろうかと、、ちょっとだけワクワクする感じですね、、リアルな仕事でこんなにうまく行かないと、すぐ嫌になっちゃいますけどね、、、。
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