空手の大会運営と協力者 皆さんボランティア!?

空手の大会って年に何回かあるのですが、結構大変ですね。

大会の参加費用って、地方の小さな市民大会とかなら数千円程度だと思います。

その集めたお金で色々とやりくりしないといけない訳ですね。

 

1.大会運営って?

大会と言っても色々と存在していて、例えば〇〇市空手道連盟主催の大会だったり、全空連の主催、なんなら道場内の大会などもあります。

とはいえ、それを実際に運営する人たちがいるわけですね。

そんな裏方の話、、。

2.大会に絶対に必要な人々

運営する人たちだけで大会はできません。色んな人たちの協力の元、ようやく成り立ちます。

2−1.審判

何はなくとも審判がいないと話になりません。試合自体ができません。基本審判資格のある先生に来てもらいます。

2−2.運営

運営の人たちも当然必要で、賞状や景品の準備や大会がしっかりと行えるように、トーナメント表の作成や、審判の割り振り、コート設営など様々な役割を担います。

2−3.選手

当然ながら選手がいなければ試合ができません。選手もそれなりの人数が必要になります。カテゴリー単位に選手が少ない場合は行われない場合もあります。

2−4.スタッフ

主に選手の保護者等が手伝ってくれます。列を整理したり、選手を並べたり、得点板操作や呼び出し等コートごとに配置されます。

2−5.医療スタッフ

いわゆるドクターですね。特に組手のときに怪我の応急処置をしてくれます。

3.大会のトラブル

大会はとにかくトラブルがつきものです。運営に求められるものには、トラブル対応も入ってきますね。

よくあるトラブルといえば、、、。

3−1.迷子

迷子というか、どこかに行ってしまうなど。選手の小さな弟や妹がよく連れてこられます。あと、選手自身がどこかに行ってしまい。試合に間に合わないなんてこともあります。

3−2.落とし物

スマホが落ちていたり、財布が落ちていたりと落とし物の届け出は多くありますが、結構多いのが、選手の防具(メンホーや拳サポ)が届けられます。

3−3.駐車場トラブル

多くの人が車で来るので、駐車場のトラブルが絶えません。

4.過去私が見た印象的なトラブル

過去に私が見たトラブルです。噂ではもっとひどいのもあるようですが、、、。

4−1.防具が無くなって失格

ついさっきまで持っていたはずの防具がない!という親子、お母さんの焦った顔が印象的でした。スタッフも一緒になって探し回りようやく見つけて、ダッシュでコートに向かうも、既に試合は終了。見ていて切ない気分になりました。アップする為の練習場にぽつんと置かれていました。

4−2.保護者が怒鳴りまくる

子どもの活躍を楽しみにしている保護者にとっても、大会は特別な意味を持っています。が、一部の保護者は負けたり消極的な我が子に対し、罵声に近い叱咤をする場合もあります。周りも「うわー」っていう感じになるので、あまり人前で怒鳴り散らすのは避けたほうが良いでしょう。

4−3.表彰式での写真

大会によっては表彰式後に写真を取ったりする場面もあります。専門誌が取材に来ている場合など、写真を撮るついでに保護者も一緒に写真を取ったりする場合もあります。

運営が集合時間等曖昧にしてしまうと、その集合に間に合わなかったり、異常な時間待たされたりするので、これはこれで厄介です。

我が子が入賞したのに、皆と一緒に写真を撮れなかった!と怒鳴る保護者も過去にいました。

5.終わりに

大会の運営、協力してくれる審判、スタッフの保護者など。殆んどボランティアです。交通費とお弁当くらいしかもらえません。

それにもかかわらず多くの人が協力してくれるわけです。

特に審判の人達は、好きでやっている人も多いですが、それでも毎週のように審判に駆り出されるという話を聞くと、頭が下がります。

スタッフの保護者の方々も、朝から晩(夕方)までほぼ丸一日仕事に追われるわけで、しかも我が子の試合を観れないなんてことも結構あります。

多くの人の協力があり、大会が運営されている訳で、恐らく他の武道やスポーツの大会も似たような感じになるのではないかなと思います。

そう考えると、大会を運営するって凄いことだなと思います。

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