ブログを分割しておりますので、再投稿です。
組手の2回戦が始まります。にも関わらず早くも体力はもうそこを尽きかけております。回復には時間が必要なんですね。
前の記事参照
こんな状況で果たしてどうやって挽回できるのか?我ながら開始早々ピンチであることを理解します。ドラクエで言うならば、やばいことを知らせるオレンジ色になるのですが、格闘ゲームで言うとこんな感じですね。
問題は息が上がっていることなのですが、実はそれよりも足が動かない事の方がより致命的です。やはり意識はしていないつもりでも大会となると緊張感とかで知らぬ間に体力を使ってしまうのでしょう。
ところが相手は出てきたばかり、ウズウズしている訳で、体力万全の状態で出てくるわけですね。これはひょっとして始まる前から大ピンチですね。
体が動かない、足が動かなければ防御もままなりません。
相手の攻撃を受けても反撃するか、防御しつつ一旦体制を立て直すべく、後方に逃げたいところですが、なにせ足がいうことを聞いてくれません。あっさりと突きを食らってしまいました。あっという間にポイントを取られました開始、10秒くらい。いやもっと短かった気がします。
そりゃ、ピンピンした相手とバテバテな状況の私ですから、このままでは完封負けすらありえます。と言って、1試合目が終わって直ぐまた試合ということで、頭を整理させるだけの時間もありません。
まずは呼吸を整え、、、と思いつつも全く整わない呼吸。足に力が入らないというか、上手い事体が動かないもどかしさを感じます。朝たたき起こされて学校に行く準備をしていた中学時代を思い出します。それぐらい体がいうことを聞きません。
そんな時、ふとキックボクシングジムで習った秘策を思い出しました。ある先生がキックボクシングの試合でラウンドを終えるたびに行う深呼吸方法。いや正確には深呼吸のおまじないです。効果のほどは定かではありません。
鼻から息を吸って口から吐くという呼吸法は有名です(体力を回復させる為の呼吸法)が、その際に手を上にあげて、肺を大きく使って呼吸をすることで酸素を取り込むという呼吸方法です。一見科学的っぽいですが、完全な気持ちの問題という技です。
藁にもすがりたい私は、この体力回復方法を思い出したので、「やめ」がかかったタイミングで行います。
ところが厄介なことに、手を挙げた時点で審判が「何?」っていう顔をしているので、残念ながらこの作戦は通用しませんでした。
ボクシングのラウンド間の休憩には、セコンドのアドバイスも聞けますが、組手の試合は単にスタート地点に戻って仕切り直しをするだけ。つまり休憩ではないのです。体力の回復させることも、試合の組み立てを考える余裕もありませんでした。
たったの一分程度の試合でこんなにばてるというのは、やはりいつもと違う雰囲気で、いつもと違う相手、そして緊張感。何より勝ちたい思いが空回ってしまうのかもしれませんね。冷静にすること、冷静であること。いつもと同じく落ち着いて過ごせることこそが大事なのかもしれませんね。
まあ、実際にはそんなに冷静でいられることのほうが珍しいと思いますが。
あとタマにあるのですが、試合しているときは気がつかないけど、終わったあとによく見ると怪我してましたなんて事もありえます。
落ち着く事ができる位に修行が必要ですね!!
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