2021年大晦日のRIZIN(ライジン)の久保優太戦で、台本があった等の八百長疑惑で大騒ぎになっていますね。皆さんはどう考えましたか?
私はシバターのファンでもないのですが、勝手に見解を想定して述べてみたいと思います。勝手な想像なので、あまり読む価値はありませんので、スルー頂いて結構です!
1.事の始まりと久保優太・シバターの言い分
さて試合が終わってシバターの1R勝利に終わった訳ですが、問題はここからですね。
久保優太選手の「正直者がバカを見る・・」発言があり、その後シバター側からの台本を用意する的な提案があったことが明るみに出たのです。
当然ネットの世界だけでなく、大騒動に発展しました。
簡単に言うと二人の言い分は、
久保優太・・・「1ラウンドは流して2ラウンド勝負で!」と依頼され、断ったら試合自体が流れる(中止になる)と思った。半信半疑ながらも暗に承諾。
シバター・・・これも戦略!騙される方が悪い!
シバター、久保優太戦の“八百長”の真相告白「RIZIN含めて一世一代の大ブラフをかましてやった」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
ニュース記事を見ると詳細がわかります。
シバターはシバターは不利な状況、厳しい状況でも何かやってくれる!と一流格闘家に立ち向かう。一流ではない人間として、自分とダブらせて期待して楽しんでいたのかもしれません。それがヤラセと分かって非常に残念に思った次第です。
なんだ、ただのヤラセだったのかと、、。
ふざけるな!!と、、。
実際の試合を見ていなかったのですが、録画していたもの見ました。
すると違和感というか「あれ!?」と思ったのです。
2.試合を見てみた!率直な感想
まずはその試合を振り返ってみましょう!
これが対戦する二人のデータですね。久保選手は元K-1チャンピオンですから当然実力者です。一方シバターは体重と身長にアドバンテージがありありです。
プロ同士の対戦ならまずありえない体重差ですね。
⬇そして試合が始まりました。
シバターは最初から距離を取ります。
⬇シバターはプロレスラーのようにロープを使ってきます。
当然実際には攻撃に結びつける訳もなく、単にロープに走り込んだという状態です。
⬇久保選手は終始このカーフキックを打って行っています。
後々これが一つのポイントだとわかります。
⬇謝る(勘弁して)パフォーマンスもしていますね。
久保選手は警戒しているのか、この状況でもゆっくり間合いを詰めます。
⬇このシバターのよく使う相手を煽るような動きも、心無しか余裕が無いように感じます。
実際、久保選手がちょっと近づこうとすると直ぐにこのポーズを止めています。
⬇シバターは基本逃げの姿勢、久保選手は様子見という感じで試合が進みます。
ところが、一気に試合が動きます。
⬇ふとしたタイミング、久保選手がカーフキックを狙った際にシバターのフックがヒットしたのです。
⬇ヒットした久保選手はそのままよろめいて、後ろのロープ付近で腰を落とします。
⬇それを見たシバターは一気に試合を決めるべく、ハイキックを放つも外れます。
⬇シバターはチャンスと見たのか、この後も間を詰めて攻勢を強めます。
⬇久保選手も慌てて反撃を開始します。この反撃はマジの反撃だと思います。
⬇タックルを警戒したのか、シバターとの距離を詰めます。
⬇体重差に勝るシバターが押し込み、、。
⬇飛びつきます!
⬇そしてこの時点で腕を取ってます。
⬇腕を完全に極めて、シバターの勝利となりました。
こんな風にして決着がついたのです。
何も知らなければ、シバターすげえ!!やるなー!で終わったはずだったのですが、、、。
3.シバターから感じる違和感
実際に試合を振り返ってみて私が思ったのは、
シバターも
狙ってた訳じゃないのでは!?
と思えてきました。
私がそう思った点をあげてみたいと思います。
①八百長にしては余裕がなさすぎる
特に序盤はシバターの試合運びに余裕がなさすぎると感じました。
ロープに走ったりこのポーズも相手を油断させる為の行動かと思っていましたが、結局直ぐに止めています。これはパフォーマンスではなく、
単なる時間稼ぎだったのではないでしょうか。
これらをやっている間はとりあえず距離も遠いので攻められる事はない。だから距離を詰められたら直ぐに止めてる訳です。
②フックで倒してスイッチオン!?
パンチを打ったシバター本人もまさか倒れるとは思っていなかった事でしょう。パンチ自体も决めに行くようなパンチでもないし、打ち終わった後は後退しています。倒れたのを見て慌てて攻撃に切り替えているのが分かります。
この倒れ方だとバランスを崩しただけの可能性もあり、様子を見てもおかしくないのに一気に决めに行っています。つまり自分でも驚いてシナリオとか手順とか全部吹っ飛んだんじゃないかと思うのです。
③必殺の决めパターンを出した!
飛びつきの腕十字を決めて勝つわけですが、この飛びつきパターンは相当練習したおそらく数少ない久保選手用の必殺技だったのではないのでしょうか?
絶対の自信があっと言うよりは、これで決めなきゃもう勝てないくらいのつもりで出したのではないでしょうか。
久保選手が倒れてから、この飛びつき技まで約22秒で、その間ずーっと攻撃をし続けているわけです。冷静になる時間もなく、必殺技が出せる体勢・タイミングが偶然にも出てきたのだと思います。
④喜び方が尋常じゃない
喜び方を見ると、本当に嬉しそうです。八百長をやっている自覚のある人間が、こんな喜び方ができるでしょうか?そこまでサイコパスなのでしょうか?この時点で八百長を依頼したこと自体忘れていたのではないかと思うほどです。
⑤カーフキックを結構打たれた
シバターが告白動画でも述べている通り、久保選手のカーフキックに驚異を覚えたのではないでしょうか。
久保選手の動き方は、何してくるかわからないシバターの様子を見ていると思えますが「例の約束(1ラウンドは流す)」前提で見ると、なるほどそのとおりに見えます。
久保選手が序盤ほとんどパンチを出していないのは、警戒してじゃなくて彼は流していたのだと思います。その中で彼の選択した技が「カーフキック」だったのでしょう。
カーフキックは、あの堀口恭司が少ない回数のカーフキックで朝倉海を沈めた技でもあり、シバターもその後カーフキックの検証動画を出しており、カーフキックの恐ろしさを知っていたのだと思います。試合では結構貰っていたので、かなりの恐怖、驚異に感じたことでしょう。
これが彼を暴走させた一つの理由になった事は多分に考えられます。
4.シバターの暴走理由と背景!?
上記の試合内容と違和感からシバター自身も想定していなかった
想定外の偶然の勝利
であったと仮定すると、彼のバックグラウンドが重要な要素であったのではないでしょうか。
4−1.シバターはユーチューバーである
シバターはユーチューバーであって一流の格闘家ではないのです。格闘技のプロというのは明らかに別格です。いくらある程度の経験があったとしても、その壁はとても高くまして久保選手は元kー1チャンピオンです。
シバターも過去多くの番狂わせをしているとはいえ、やはりプロの一流選手ではないのです。
だからこそ自分が勝てないという事を知っていたのだと思います。試合に際して、ビッグネームである久保選手が出てきたという事だけで、すでに彼の目的は達成できたのではないでしょうか。これはシバター本人も動画の中で言っていました。
つまりユーチューバーとして、
注目を集める事がとても重要で勝ち負けはさほど重要ではない!という意味だと思います。
でも瞬殺されたら意味がない。負けるにしてもせめて2ラウンドで負けたいという思いがあったのではないでしょうか。
そして2ラウンド目はガチンコだから、八百長ではないし、過去にもこういった動画を配信しているから、あわよくば久保選手を油断させられるかも!?と思ったのではないでしょうか?つまり自分は前フリをしただけで判断するのは、久保選手側だと思ったのだと思います。
これがプロ格闘家であれば、勝利のみが欲しいものでしょう。
4−2.シバターはパチスロ動画配信者である
シバターはよく勝負を終えた格闘家に対し、パチンコ・パチスロで勝負しようと持ちかけてますね。彼はパチスロ動画の配信者であります。
何度か見たことがありますが、知識もしっかりと豊富です。
パチスロはギャンブルであるパチスロを、自分で解説できるほどに勉強しているわけです。つまり確率主義、現実主義者であるわけです。
パチンコはほぼ運任せですが、パチスロは色んな要素があり、彼はそれをうまく活用して勝負をするのです。決して運任せで勝負をしたりはしません。
パチンコ・パチスロは基本お店側が儲かる仕組みです。
全体を10としたときに、2割が勝利、2割がドロー、残る6割が負けという割合になるそうです。
今回の久保選手との戦いは、パチンコ・パチスロ同様2割の勝率しか見込めないまさに敗北必至の厳しい戦いと考えていたのではないでしょうか?
彼は相当に久保選手を研究したはずです。現実主義者ですからね。
シバターは、久保選手との試合の勝利確率は10%と言っていました。パチスロの世界で10%と言うのは、絶望的な数字です。
10回やれば1回勝てると言うのではなくて、下手すると20回負け、30回負けることだってあり得るのです。
少なくとも大事な1回の抽選で10%引き当てることはほぼ無理だと思います。
つまりシバターは絶望的な数字だと言っているのです。
パチスロ的に、10%の確率を20%に上げるための方法が、見つからなかったので、せめて話題を提供したいので、2Rでガチンコ勝負(負ける)!と言っていたのではないかと思うのです。
勝率10%というのは、2Rだけでも余裕で負けが成立するくらいの絶望的なものなのです。
5.シバターの生き方
シバターの中では、2Rで倒されても格闘家としては負けても、ユーチューバーとして勝利を収めたいと考えたのではないでしょうか。
その最善策が、1ラウンド目は流して2ラウンドでガチンコ勝負!だったのでしょう。
それでも尚、負けると思っていた彼は陽動作戦の意味もあり、久保選手と接触したのではないでしょうか。
では何故、そこまで久保選手を恐れたのでしょうか?前年戦ったhiroya選手ともそれなりに戦えたわけですから、、、、と思う人もいるかも知れませんが、おそらく身体です。
hiroya選手身長168cm、65kgです。
つまり久保選手は、hiroya選手よりも大きくシバターのほうが身体は大きいとはいえ、ほとんどアドバンテージが無いのです。
こうなると実力差がもろに出るので、シバターは勝てないと思ったのでしょう。
体の大きさとはそれほどのものです。おそらく防御だけに徹すればプロとはいえ、防御している相手を倒し切るのは難しいものでしょう。
現実主義のシバターが、負け前提でどうやってアピールするかを考えていたのに、彼自身1Rで勝てるチャンスが来ること自体、考えていなかったと思います。
だからこそ、1Rでチャンスがいきなり来たから混乱の上で暴走したと私は思います。
なので、試合後の喜び方は彼のリアルの喜びであり、久保選手への依頼自体頭の片隅にもなかったのではないでしょうか?
彼が騒動の序盤で、久保選手に「騙されて負けたらしいな」などと第三者的な発言をして顰蹙を買っていたのは、彼自身本当にだまし討ち成功!と思っていないからではないかなと私は思います。
そして彼はこの騒動に対し、動画を配信しました。
シバター、久保優太を騙した手口を誇らしげに公開 敗者に追い打ち「ゴチャゴチャ言ってんじゃねえ!」(よろず~ニュース) – Yahoo!ニュース
彼は炎上系ユーチューバーです。
炎上させることには慣れています。彼は彼の生き方がこうである以上、久保選手に正式に表立った謝罪はしないし、世間に対してもしないでしょう。
それが
炎上系ユーチューバーのシバター
なのですから!!期待しようと炎上させようと叱ろうと文句を言おうと、それは彼の生き方である以上受け入れて生きていくのでしょう。
徐々に事の真相が明らかになってきましたが、シバター側の真相では
あれは事故だった
心のなかではごめんね!だけど謝らないけどね!
というのが実際のところではないでしょうか?
私が完全に想像で書きました。
ちなみに繰り返しますが、私は別にシバターのファンではありません。彼は炎上系ユーチューバーではありますが、迷惑系ユーチューバーではないのと、動画を取り終えた後は、相手に割と真摯に対応しているので、そこまで嫌いではありません。
とはいえ、久保選手は気の毒に思いますし、何よりサラ姉さんのこのシュールさが、、、。
何か「もうどうでもいいかな」と、思わせてくれます。
妄想と想像で書いたので、特にご意見、感想、ご批判等一切をお断り申しあげます。
素人の戯言です。嫌なら読まないでください。
(゚Д゚)ハァ?
皆さんはどう思いましたか?
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