空手の練習方法のご紹介。
柔らかい棒を使った練習方法をご紹介します。
ちなみに正式名称は
「プールスティック」というものです。
1.プールスティックとは?
プールスティックという商品は、本来水泳の補助用具ですが、空手や格闘技の練習にも使えます。格闘技ジムでも見かけます。
本来の使い方とは異なりますが、その形状、その重さ、その柔らかさ。コンタクトを伴う武道・格闘技において安全に練習するにはちょうどよいのです。
2.プールスティックを使った練習・稽古
練習方法・稽古方法はその人の工夫次第!
まずは具体的なイメージはこちらの動画を御覧ください。
代表的な利用例
・突きや蹴りのターゲットに!
・防御・捌き練習に!
・トレーニングに!
など実際には無数の練習パターンが存在します。
是非色々と試してみてください。
3.練習方法例とポイント
効果・・・効果の度合い
技術・・・棒を持つ人に求められるテクニック
3−1.突きのターゲット
単純にミットの代わりです。
ミットほどの手応えはありませんが、ミットほど近くないので、安全に突きの練習をすることができます。持ち手のスキルがなくても持てるのが良い点です。
【練習方法】
相手の上段・中段の位置に棒の先を構えるだけ、先端付近を狙って突きを打ちます。
効果☆☆・・・
技術☆・・・・
3−2.蹴りのターゲット
ミット代わりですが、蹴り技に使えます。
ポイントを狙う伝統派空手の練習には適していますが、蹴り込む、強い蹴りの練習には不向きと言えます。持つ人も安全に練習できます。
【練習方法】
相手に棒の先を中段・上段に構えるだけ、先端付近を狙って蹴りを打ちます。
効果☆☆☆☆・
技術☆☆・・・
3−3.的を取り付けてしっかり突く
柔らかい的や新聞紙をプールスティックにつけて、しっかり突く練習。
的をつけることにより、しっかりと突く練習も可能です。タイミングや突きにキレが無いと、奇麗に当てれなかったり、いい音がしなかったりします。新聞紙ならばちゃんと打たないと破れません。
効果☆☆☆・・
技術☆・・・・
3−4.防御・捌きの練習
防御や距離、捌きの練習に利用できます。
安全に防御をする練習に適しています。
【練習方法】
相手に対し、頭・お腹を狙って棒を振ります。防御する人はステップや捌き・受けなどを駆使して当てられないようにしましょう。カウンターの練習にも使えます。
効果☆☆☆☆・
技術☆☆☆☆☆
3−5.突きの防御
拳サポーターをつけると、突きを防御する練習に使えます。
プールスティック単体ですと、目に入る可能性があるので、突きの練習にはやや不向きです。メンホーを利用するか、棒の先端に拳サポをつけることで、比較的安全に効果的な練習が可能です。
効果☆☆☆・・
技術☆☆・・・
3−6.ダッキング・ジャンプのトレーニングに利用する
スティックをジャンプで避ける、ダッキングで避けるというトレーニングができます。
持ち手が回りながら、棒を回転させます。周りにいる人は棒を避けるために、ダッキングorジャンプで避けます。
結構バテます。後回す人は目が回りますので、程々に、、。
効果☆☆☆・・
技術☆☆・・・
4.終わりに
ということでプールスティックの利用方法についてでした。
専用の道具があれば、それが一番ではありますが、手軽に練習できてかつ安全性が高いというのがポイントです。
また100円ショップで購入できるため、非常にコスパが良いです。
ご自宅での自主練に使うのもありなので、是非お試しください。
使い方は工夫次第で無限にあります!
それでは楽しい空手トレーニングを!!
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