私は女性に空手やキックボクシングを「是非やってみて欲しい」と良く言っています。
これにはこんな理由があるのです。
1. 女性に空手やキックボクシングを勧める理由
成人女性に空手やキックボクシングをおすすめする理由はズバリ言って
理由はハイキック・上段回し蹴りが打てるから!!
です。
過去私が見たキックボクシングや空手の女性達を総合して言うと、特に何もしていないのにいきなりハイキックを打てる女性というのは、結構な割合で存在します。
空手クラブに入会した女性(運動経験なし)高校時代はトランペットを吹いていたという二十歳の大学生!を見てください。
空手道クラブ入会わずか2ヶ月でこのハイキック!
入会後2ヶ月程度で私があれだけ苦労したハイキックをあっさりと打ってしまうわけです。しかも週に1度の練習のみ。つまり彼女は練習してから打てるようになったというよりは、元々ハイキックが打てる逸材だったのです。
私にしてみればこれはある意味嬉しいと同時に、私があれだけ苦労したハイキックをこんなにもあっさり打ててしまうのか!?と驚愕せざるを得ないのです。
ちなみに体験に来てくれた親子空手のお母さんも、いきなり結構強いケリが打ててました。恐らくちゃんと教えるとハイキックも打てると思います。
結論!女性はハイキック(上段蹴り)がいきなり打てる!
というわけです。
だから私は女性には、いきなり必殺技であるハイキックや上段回し蹴りが打てる可能性が男性の何倍も高いわけですから、空手やキックボクシングをやるべきだと思うのです。
2.ハイキックが打てない男性の事情
一方でハイキックを打てない男性たちのリアルです。
特に大人から空手、格闘技を始めた人達は、ハイキックというのが高い壁になって立ちふさがります。そのリアルを少しお話しましょう。
但し、ローキックやミドルキックは私でも割と打てました。
でも上段回し蹴りやハイキックとなると話が違います。
上段廻し蹴りやハイキックを蹴るには、それ相応の練習が必要です。私がハイキックを習得するまでには長い道のりが必要でした。
私が空手を初めて4年、キックを3年した頃から、誰かが言っていました。
「そのうち打てるようになる」
「自然と打てるようになる」
「体の使い方だから、打てる!」
結論から言います。
絶対に自然に打てるようにはなりません!
それ用の練習が必要です。その代わり練習を積めば確かに打てるようになります。
自然にハイキックも打てるようになるというのは幻想・間違いであることに気が付きました。なので、そこからは明確にハイキックを打とう!と心に決め練習に励んだのです。
これ(ハイキック)に関わる私の苦労は下記の記事をご参照ください。
ちなみに、世の中の中年男性で私だけが極端に体が硬いのでハイキックが打てなかったのか?というと、そうでもなくてキックのジムにいる割とパンチやミドルが上手い人でもハイキックが苦手という人も結構居ます。
私は空手の上段回し蹴り(ハイキック)が打ちたくて、キックボクシングジムに入会したのです。そうでもしないと打てないと思ったからです。それをあっさりとハイキックを打ててしまうという女性。
ある意味羨ましい限りです!
3.女性がキックが得意な理由
確実に言えることは、男性と骨格が異なるからという点です。
骨盤が蹴りに適しているから!ということでしょう。
下記サイトをご覧ください。
男性と女性の骨盤が同じでない! :2019年8月19日|J’Sメディカル整体院 大宮東口院のブログ|ホットペッパービューティー
このサイトのイラストに書いてあるのが印象的でした。
男性・・・人差し指と中指
女性・・・親指と人差し指
男女の足の開くイメージの話なのですが、これは骨格(骨盤)の違いによるものなのです。その違いはそのままキックの打ちやすさに繋がるのです。
男性でも鍛えればかなり開脚が出来るようになる事でしょう。でも上記のイラストのように元々人差し指と中指程度の広さしか開かない構造である開脚を親指人差し指レベルにするだけでも相当な苦労が有ると思います。
私ですら昔に比べれば開脚できるようになりました。但しソレには長い年月と努力が必要であった訳です。
柔軟性の高さは骨格の違いにより生み出されていた面も有ると思います。
このアドバンテージを活かさないのはもったいないと思いませんか?
4.終わりに(ハイキックは偉大なり)
何故ハイキックや上段回し蹴りにこだわるのか?
一言で言えば
ロマンがあるから!です。
一撃で全てが終わる必殺技であり、華麗なハイキックはまさに足技の頂点に君臨する大技と言えると思います。
空手やキックボクシングをやっている人ならば、使う・使わないは、個人の自由ですが、絶対に手に入れたい技の一つであると思います。
ハイキックを打てるというその事実が、空手、格闘技においてとても重要な要素になることに間違いはないでしょう!
ハイキックが打てれば毎日ハッピーな練習ができます。ハイキックを打てるだけで楽しいなんて感情も有るのです。
一方でハイキックは体力の消耗が激しかったり、ハズレた場合のリスクが確かに存在します。ソレは確かに事実でしょう。
更にはアマチュアキックボクサーの中にはこんな事を言い出す人も居ます。
「ハイキックなど試合で使わない」
「危ないからスパーリングでは使わない」
「どうせ当たらないから使わない」
「ハイキックのリスクは高すぎる」
「ローキックの方が効果的」
「消耗が激しいので、あまり使わない」
「ハイキックいらない」
これはもう負け惜しみとか思えません!
いくら正当化しようともハイキックが使えない空手家もキックボクサーも、ビームサーベルを持たないガンダムと同じです!
ライトセイバーを持たないジェダイの騎士と同じです。
ロマンがないのです!
そうは思いませんか!?
なのでハイキック、上段回し蹴りというロマンを求めて我々は練習をするのですが、女性に関してはいきなりこのロマンをもっている状態から始められる人も多いわけです!
いきなりハイキックが打てるかも!?
そんなスキルを持った状態で空手、キックボクシングを始めるということは、野球で言えばいきなり140キロのボールが投げられるとか、バスケで言えば、小学校のコートならいきなりダンクできてしまうというレベルなのです!
ダイエット?くびれ?有酸素?ストレス解消!?女性向けのスポーツジムとかでよく聞く言葉です!
いやいや、ハイキックが打てる!!その理由以外いらないでしょう!!
なので、私は女性には空手やキックボクシングをおすすめします!
もし、この記事を見た女性の皆様、ご検討されてはいかがでしょうか?
なお、本記事におけるご意見、苦情等一切お断りしております。
全て自己責任においてお読みください。
(゚Д゚)ハァ?
「黙れ 何も違わない 私は何も間違えない」「全ての決定権は私に有り、私の言うことは絶対である」「お前に拒否する権利はない 私が”正しい”と言ったことが”正しい”のだ」by鬼舞辻無惨
コメント
分かります!
やはり上段回し蹴り(ハイキック)は男のロマンですからね!
そして女性の適性についても確かに。
こちらが股割が出来るようになっても水平以上は勢いを付けないと上がらない足刀蹴り(サイドキック)を、
動作の確認段階で頭まで上がる女性をみる度、
ちょっとやるせなくなります……
コメントありがとうございます!
ある程度股割りができても、やはり超えられない壁がある事を私も認識しています!!
すごく共感いたします!(T_T)