コロナの中、トレーニングや稽古事はなかなか厳しい状況ですね。
そんな中、活路を見出したのがオンライントレーニングでは無いでしょうか?
最初は私も全然だめ!と思っていましたが、中々どうして結構良いのです。
- 1.コロナ禍のトレーニング・稽古の状況について
- 2.リモートレッスン・オンライン稽古の概要
- 3.リモート/オンラインレッスンの良い点・メリット
- 3.リモート/オンラインレッスンの悪い点・デメリット
- 4.終わりに
1.コロナ禍のトレーニング・稽古の状況について
コロナ禍の中にあっては、あらゆる場面でソーシャルディスタンスを取らなくてはならないわけですね。
でもそれは空手やキックなどのトレーニングや稽古事には難しいですよね。
そもそも対人練習は、基本的に近距離で行いますからね。
そもそも稽古・練習に参加する人の体調面で少しでも不安があるなら見送る、参加を拒否する等が必要だと思います。
そこを「曖昧に」してしまうと安心感がなくなりますね。
ジムのトレーニングもフィットネス系のマシンを利用した筋トレ系ならまだしも、接触を伴うような格闘技の対人練習も空手の練習も中々難しいのが現実です。
キックボクシングのジムではマスクは必須、参加人数の制限やクラスの時間の短縮、フェイスガードをしつつのミット打ちなど何かと不便ではあります。
空手も同様で、型稽古を中心にしたり、メンホーにシールを張って飛沫を防いだりといろいろな取り組みをしています。
道具のアルコール消毒は徹底して行うのは当然ですが、様々な工夫や制限を強いられている状況ですね。
一刻も早く終わってほしいものですね。
2.リモートレッスン・オンライン稽古の概要
さてリモートレッスン・オンライン稽古というのは、スマホのミーティングアプリを利用してオンラインを利用した稽古が最近良く利用されます。
もともとは会議等を行うためのアプリですが、これらを利用することでオンラインのレッスンや稽古が可能ですね。
スマートフォンのカメラ機能を利用して、自分を映してレッスンする訳です。
すごい時代だなと改めて思いますね。
ミーティングアプリは基本的にメインのホスト役となる先生やコーチ、トレーナーが受講者となる生徒や練習者が参加する形で始まります。
オンラインで講師が指示する練習を生徒が実施する形ですね。
当然ながら講師、生徒ともにそれぞれリモートでの練習・レッスンになります。
通常の練習ができないのは当然です。
なのでいろいろな工夫が必要なのですね。
生徒側はオンラインレッスンといえどもレッスン時に体を動かせるスペースが必要です。
広い部屋なり場所があれば色々とできますが、普通はそこまで広いスペースは取れないですよね。
なので、トレーニング方法ややり方はかなり限られますが、普段できないような練習ができたりします。
ある意味、以前からある通信教育の空手やトレーニングビデオとあまり変わらないのですが、リアルタイムでやり取りをすることで、より効果的な練習ができたりします。
実際にやってみるとなんだかテレビを見ながら、自分の好きにやれるので意外といい練習ができたりします。
3.リモート/オンラインレッスンの良い点・メリット
リモートレッスン・リモート稽古とは、所謂オンラインでのトレーニング・稽古の事ですね。
初めて聞いたときは、そんなの役に立つものか!?と思ったものです。
ところが話を聞いてみると意外と「結構良い」という話を聞きます。
実際のところ良い点ってどうなのでしょうか?
3−1.意外とちゃんと練習できる
一番意外だったのが、割とちゃんとレッスンできるという点ですね。
コンタクトを伴う受返等の練習ができないので、意味がないと思っていましたが、それでもできることは結構あるのだなと、、。
全くもってまともに出来ると思っていなかっただけに、割とちゃんとできることに驚きました。
トレーニングの筋トレとかシャドーなどは、その場でできるのでそれほどスペースを要しないですね。
空手の型(形)も問題なくこなせます。
ミット持ってくれる人や相手役の人、友達同士で同じ場所で参加している場合には、対人練習やミットもできたりします。
まぁ、工夫次第ですね。
ただし場所が広くない場合のほうが大抵なので、自分なりの工夫が必要です。
3−2.生徒側は自分のペースでできる
筋トレとかのレッスンは、自分のペースで出来るものです。
手を抜く訳じゃないのですが、無理してやらなくてもある意味バレるわけじゃないですし、自分なりのペースでできたりします。
辛いなぁとか練習については、画面に映らない場合もあるため割と手を抜くこともできるといえばできます。
自分には無理だ、難しいというトレーニングは軽く済ますなんて事もできるのです。
3−3.個別に動画でアドバイスが送れる
講師側は意外と生徒側の画面をじっくりと見ることができます。
また生徒側も割と質問できたりもします。
何故ならば、意外と間がある場合があるからです。
こういった場合にふとアドバイスをくれたり質問できたりします。
普段の練習だと中々できないことかもしれませんね。
3−4.リラックスモードで練習可能
自宅にいるわけですから、リラックスモードでレッスンに参加できます。
それはそれで良いのか?という気もしますが、リラックスして楽しみつつトレーニングや練習ができるのは良いことですね。
やる気もアップします。
またリラックスしてできる練習は、参加率も必然的に高くなりますね。
3−5.レッスンの為に掃除をする
ぶっちゃけ背景が自分の家なわけで、背景がオンライン参加者全員に見られます。
一方で見ることもできます。
常にキレイにしている部屋であっても、映したくない部分もあるはずですよね。
なので、部屋をキレイにするために掃除をしたりするのもまたメリットです。笑
3−6.ジムや道場に通わなくて良い
自宅で練習するわけですから、ジムや道場、体育館とかに行かなくても良いという面もまたメリットですね。
時間がない人も、レッスン時間だけオンラインに繋ぐ事で稽古できちゃう訳ですね。
通うために着替えたりとか、電車に乗るとか面倒な部分がないのは結構良いです。
3.リモート/オンラインレッスンの悪い点・デメリット
メリットが有る一方で悪い面もあるのも事実です。
これも書いて見たいと思います。
3−1.練習メニューが大幅に制限される
そもそもの練習メニューがかなり限定されます。
格闘技は基本的に相手がいて、成立するものですので、一人で練習するのは少々難しいとも言えます。
本来なら実践的な練習をしたいところですが、オンラインではそもそも一人だったりするので、厳しい場合もあります。
まぁ、一番のネックとも言える部分だと思います。
3−2.通信環境が悪いとストレスが溜まる
オンラインですからね。
通信環境が悪い場合には、音声が途切れたり画像が固まったりと、ストレスが溜まることもあります。
3−3.サボろうと思えばサボれる
これは個々人の問題でもありますが、講師側は全生徒を確実に見ることはできないでしょう。
画面がクローズアップされている人ならともかく、大人数になればほったらかしになることも多々あります。
こうなると最早稽古やレッスンにただ参加しているだけという状況です。
あまり意味が無いですよね。
3−4.他の人に家を見られる!
プライバシーの観点で、家の中を見られるというのは抵抗がある人が結構いると思います。Web会議アプリ次第では背景を消したりもできますが、違和感がありますね。
正直微妙ですが自宅や部屋の中を見られるのに抵抗がある人も多いのでは!?
3−5.不慣れな人がいると時間がかかる
接続するとかツールの使い方がわからない人がいると、説明したりするのに時間がかかります。
この時代で大分浸透しているとは思いますが、それでも利用したことのない人も結構いるものです。
3−6.無償アカウントの制限がある
無償アカウントですと、何らかの制限があったりします。
例えば一回の会議時間が制限されたりします。
よく使う場合は、優勝アカウントのほうが良いのかもしれませんね。
代表的なミーティングツール例
無料のオンライン ミーティング、ビデオ会議 | Cisco Webex
他にも色々とあるようですが、、、。
4.終わりに
リモートレッスンとは所謂、通信教育とかの進化版だと思います。
思った以上に役に立つというのが私の感想です。
一方で、空手やキックボクシング等のコンタクトが伴う練習がある場合にはやはり普段の練習同様に練習ができるということはありません。
練習方法やその有益性は、工夫次第ですね。
そしてその工夫というのはレッスンする側もされる側にも求められると思います。
リモートだからこそできる練習も有ったりするので、ぜひとも独自の練習方法を確立してみるのもいかがでしょうか!?
大手のジムですと、オンラインレッスンに英会話をプラスしたレッスンを展開したりと色々と工夫しているようですよ。
皆様はうまく使えてますか?
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