空手・キックボクシングを始めて6年が経ちました。
早いものです。少し思い返してみたいと思います。
1.思い出のシーン・思い出の風景
私が空手を始めたのは娘が小学校に上がった時の習い事としてでした。
いわゆる「親子空手」ですね。
そしてその娘も先日小学校を卒業。
6年間はあっという間でした。
そんな思い出の、、思い出してしまうあのシーン・このシーンを書いてみたいと思います。良いことも悪いことも色々ありました。
1−1.空手の体験でいきなり捻挫
すべての始まりだったと思います。
空手の体験をした時に、小学6年生の男の子と組手(彼は本気じゃない)をしました。その時のバックステップでグキッ!
衝撃的な痛さでした。車の運転ができないレベルの痛さでしたね。
それと同時になんて面白いんだ!?と思った記憶が鮮明に残っています。
これが全ての始まりだったかもしれません。
1−2.娘との空手の練習
やはり思い出すのは空手の練習風景ですね。
私も一生懸命でしたが、娘を常に見ていた気がします。
今にして思えばなんであんなに強く言ったのだろうと反省するばかり。
まだ幼い娘の白帯の写真を見ると、まだ幼く可愛らしいものです。
今はもう反抗期でね、、。
私から見ると当時は物足りなく見えた娘の空手でしたが、それでも彼女なりに一生懸命やっていたのだろうと思うときつく言った事を悪い意味で思い出してしまいます。
大会の前、二人で夜の公園で練習した風景を思い出してしまいますね。
1−3.キックのジムで初めてのスパーリング
キックのジムに通い始めてたったの3回目くらいで、いきなりスパーリングをやりました。当時通ったジムは結構きついジムで、実践派を謳っていました。
なので、いきなりのガチスパー!
テクニックも何も無い私は、ボッコボコにされる日々でした。
あの時の緊張感と、今日は無事帰ってこれるのか!?と思いながらジムに通っていた日々を思い出します。
終わったあとの爽快感は何物にも変えられませんでしたね!
不安と恐怖と満足感が入り混じった日々でした。
1−4.キックのジムで出会った人達とマススパーリング
2つ目のキックのジムに通う人たちは本当に面白いもので、色んな人達がいました。
私は当時、ジム通いが楽しくて、上手くなりたいと週4とかで通っていたのです。
その時に知り合った上級者に連れられて始めて行ったマススパー。
前のジムではマススパーの概念がなかったので、結構驚きました。
そして毎回集まって夜な夜な行うマススパーは本当に楽しくて。
恐らくジム通いしていた時の中で一番楽しかった頃だと思います。
仲間でワイワイと練習してたあの風景は忘れられません。
1−5.空手の大会での準優勝
ある小さな市民大会で準優勝しました。
勢いのみで勝ち上がっていったのですが、決勝戦で残っていた体力がほぼゼロでした。
同じ試合数をこなしている相手選手は全く呼吸が乱れておらず、まさに決勝戦の前に勝負がついていたようなものです。
勝てば勝つほどに少なくなってくる体力に、自分の体力の無さと体重の重さを恨みました。
でも空手の大会の緊張感と独特な雰囲気は、なかなか楽しいものでした。
1−6.キックのジムにいたチアガール
チアガール出身だというその女性は20代前半でしょうか。
身体能力がずば抜けて高く、モチベーションも高く、はじける笑顔の素敵な女性でした。
毎日のようにジムに現れて、メキメキ上達していました。
彼女がいるだけで、周りがぱっと明るくなるような女性でした。
なんというか、クラスのマドンナというか、当然ジムでも人気者でしたが、カワイイ上にキックが上手いのですから、嫌でも目立ってましたね。
ある日突然来なくなって、それっきり。
プロにでもなるんじゃないかと思ったくらいだったのですが、少し残念な思いでですね。
1−7.真冬の体育館での空手稽古
真冬というか1月頃ですね、コロナとかまだなかった頃の話で、私は少し遠い体育館で出稽古させてもらっていました。
朝早く凛とした空気が漂う体育館。
でも裸足で足を踏み入れると直に感じる冬の冷たさ。
体があたたまるまでの間は、冷たさに耐えながら体を動かすのですが、気がつくと汗だくになり寒さなんて忘れてしまう。
そんな日々がとても気に入っていたのです。
1−8.キックの試合に向けての追い込み
アマチュアの試合に出ると決めてから、試合までの1ヶ月は結構頑張っていたように思います。
減量の必要はほぼなかったのですが、それでもやはり気になる体重。
トレーナーや上級者に無理を言って付き合ってもらう練習の日々。
戦略を考えながら自分のできることはなんだろうと模索した日々。
恐らく一番真摯に格闘技に向かい合った頃だったと思います。
あと何日で試合、、というプレッシャーを少しだけ感じつつの生活は、当時は結構大変でしたが、今となっては本当に良い思い出です。
40過ぎてもまだ青春しちゃってるわけですよ!!
1−9.リングから見る風景
試合の当日は緊張感MAXです。
何度も体重計に乗り、リミットを十分下回っているのに水も飲まないで電車に乗り込む。最寄り駅降りていよいよかぁと思うのです。
どこか他人事のように、ぼんやりと過ごしてたはずが、あっという間に自分の番になって、あっという間に試合が始まって、、、。
自分が強いとか弱いとか、そんなのはどうでも良くて、アマチュアの小さな大会でプロのような華やかさがある訳じゃない。
でもリングから見た風景はきっと一生忘れることはないでしょう。
私の人生の晴れ舞台だった気がします。
1−10.ジム・道場での日常の風景
空手でもキックでも私はいつも準備体操に時間を結構使います。
身体が温まれば良いという元プロの方も居ますが、私はどちらかと言うと準備運動をしつつ練習メニューを考えていたり、他の人達の動きを見ていたり。
結局のところ、実は道場やジムの雰囲気が好きなんです。
だからなんとなくダラダラといつまでの残っていたり、さっと来てさっと帰る人が多いのに、最後まで残って練習していたりするのです。
突きやパンチ、キックの「ドンッ」という音を聞きながら、打ち込みをしている他の人をぼんやり眺めて、、そんな何気ない日常が妙に落ち着かせてくれるのです。
私にとって、ジムとか空手道場ってそんな場所なんです。
2.思い出のシーン
上記はふと思い出せる(回想できる)空手、格闘技におけるワンシーンです。
普段の日常のシーンもあれば、試合のような非日常のシーンもあります。
そんな日々が流れてあっという間に、6年もの月日が流れました。
40手前で始めた空手道でしたが、今はもう2段になりました。
コロナの影響で大分数は減りましたが、キックのジムはまた新しい人達が多く集まり新しい思い出のシーンがたくさん生まれているのだと思います。
いろんな思い出や忘れられない良いシーン、悪いシーン。
空手や格闘技と出会えたからこそ、見れたシーンであることに違いはありません。
もう6年ですが、まだ6年です。
小学1年生が中学生になるように、私もまた次のステップに進むべきなのだろうなと思う次第です。
いつまで経っても果のない空手道・格闘技ではありますが、あと何年出来るのだろうかと少し楽しみでもあるのです。
皆さんも忘れられないシーンって結構あったりしませんか?
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