キックパンツ・ムエタイパンツをご存知でしょうか?
キックボクシングやムエタイ選手が履いているバトルパンツの一種です。
今回はそんなキックパンツを履いて
練習を実際にしてみた感想をお知らせいたします。
実際に履いてみると、どんな部分がノーマルなトレーニングパンツと違うのか?
いくつかの違いがあることが分かりました。
- 1.キックパンツとトレーニングパンツの違い
- 2.キックパンツを履く理由
- 3.キックパンツの選び方
- 4.キックパンツ(ロングパンツ)について
- 5.キックパンツの見た目と実際に履いた時の感想(個人的な意見)
- 5.キックパンツのまとめ
1.キックパンツとトレーニングパンツの違い
では早速ですが、まずはこの下の2つのパンツを見てください。
この写真は、私が購入したキックパンツとトレーニング用の短パンです。
1枚目のキックパンツは、ボクシンググローブ等でもお馴染みのTWINS(ツインズ)のキックパンツです。
2枚目はスポーツ業界の超大手アディダスの短パンです。
どちらもキックボクシングジムでのトレーニング用に購入したものです。
値段はどちらも同じような感じだと思います。
確か5000円位ですかね。
ところが履いてみると、その機能性等含め全く異なります。
①股下の丈の長さの違い
このキックパンツは、中でもショートパンツと言われる短めのパンツです。
というか極端に短いと思います。
アディダスの短パンも普通に履いているとやや短いのですが、この2つを比べてもらえばわかると思いますが全く違います。
⇒ 股下の丈はズバリ蹴りの動作、キックの出しやすさにモロに影響します。
当然短い方が足を上げやすく蹴りがバンバン出せます!
逆にここの丈が長いとそもそも脚を上げる動作時に邪魔になるのです。
特に汗をかいて若干湿った状態の時にパンツの布が肌にくっつたりすると蹴りの動作が遅れるような気がします。
②ウェスト部分の違い
キックパンツは、そのウエスト部分(白い部分)がキュッと締まっております。
通常のトレーニングパンツはそんなことありませんね。
⇒ キックパンツのウエスト部分分は思った以上に上で、おヘソを覆うぐらいまでの高さがあります。腰よりも上なんですね。
逆に言うとこれより下はローブローという事になります。
③全体的な太さの違い
足を出す部分の穴の大きさを比較してみてもらえると一目瞭然ですが、キックパンツの方が明らかに太いのが分かりますでしょうか。
アディダスのパンツもトレーニング用なのでかなり動きやすいのですが、それでも全然違います。
⇒これまた動きやすさに差が出ます。
かなり広く作られたこの穴のおかげで、なんのストレスなく足を上げたり動かしたりすることができます。
④素材の違い
一般的なトレーニングウェアは、最近は伸縮性の優れた素材のものが人気ですね。
伸縮性がある事でトレーニングウェアとしてはかなりストレスを軽減できるのです。
キックパンツも素材は色々ですが、写真をよく見てもらえればわかると思いますが、テカテカしているのがわかるでしょうか。
これはサテンという生地で光沢と滑らかな肌触りが特徴です。
一方で傷がつきやすい、水分を吸収しにくいという面も持っています。
⇒ 触ってみると直ぐにその違いがわかりますので、履いてみると更にわかります。
足の上げやすさに感動すら覚えます。
2.キックパンツを履く理由
キックボクサーが試合で履くパンツですが、我々一般的なキックボクシングのトレーニングをしている人には必須アイテムという訳ではありません。
ですが、いつしかキックパンツを履いているキックボクサーに憧れる自分がいる事をしるのです!
ジムによってはキックパンツを最初から履きなさいというジムもあるそうですが、私が通っていたジムでは必須ではありません。
でも長年通っているベテラン会員さんや試合に出ているような上級者は基本的にキックパンツを履いているのです。
つまりキックのジムでキックパンツを履くというのは、ある意味空手で言うところの黒帯を締めているぐらいの「ある程度以上の実力者」である場合が多いのです。
私もキックパンツを買おうかと思うも、いやまだ早い!という葛藤の末に先日購入したのです。
が、キックパンツを履いた時のテンションの上がり方は半端じゃないです。
そしてキックパンツの性能を知ってしまうと、もはやキックパンツなしではトレーニングしたくないとさえ感じてしまうほどです。
動きやすい!蹴りやすい!かっこいい!テンションUP!
といい事だらけなのです!
3.キックパンツの選び方
さて、キックパンツなのですが、実は結構種類があります。
生地も結構違います。
自分の好みに合わせて選びましょう。
ちなみにキックパンツじゃなくても、サッカー用の短パンとかでも練習用としては結構使いやすいです。
なにげに私が一番いいかもと思ったのは、ランニング用のショートパンツです。
こだわりがなければこれもまたアリですね。
私が今回選んだのは上記のショートタイプのキックパンツですが、ロングタイプのキックパンツもあります。
これはチャイナドレスのようにスリットが入っているので蹴り技が出しやすいのです。プロの総合格闘技の先生が履いてましたが、やはりカッコイイですね!
ロングタイプのパンツもまたカッコイイですね!
初めてのキックパンツだったので、ショートタイプにしましたが、次買うならばロングパンツも欲しいところですね。
ちなみにキックパンツ・ムエタイパンツという呼び方はせずに、バトルパンツとかファイトパンツとか呼ぶ場合もあるみたいですね。
このキックパンツは実際に履いてみました。
サテン生地ではなくややシャーシャーした生地です。
タイプ的には問題ありません。
頑丈そうなのでサテン生地のように洗濯に気をつける必要もなさそうです。
どちらにしようかすごく迷いましたが、若干足に引っかかるのが気になりやめました。といっても普通のトレーニング用よりは全然上げやすいですよ。
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見てください。この派手なキックパンツを!!
このぐらいのキックパンツであれば、目立ちますね!
これで上級者であればめちゃカッコイイですね!
このように如何にもっていう感じのパンツに憧れますね!
私にはまだ早いなと思われます。
ちなみにサイズは普通はいているサイズよりワンサイズ小さめを選ぶ事が多いようです。
ですが私が購入したTWINSのパンツはそのままのサイズでOKでした、一つ下のサイズを履いてみたらキツくてダメでした。
※お尻が大きいのでLサイズを使っています。
できれば試着したいところですが、ネットで買うならサイズをよく検討した上で購入したいですね。
4.キックパンツ(ロングパンツ)について
さて、ひとつ画像をご覧下さい。
キックパンツのロングタイプですね。
私の友人がタイに旅行に行ったお土産で買ってきてくれたものです。
あんまり派手じゃないやつとお願いしていたのに、ド派手な虎の絵が、、。
忘れてましたが、彼は小学生の頃から筋金入りのタイガースファンでした、、。
横を見ると「ムエタイ」の文字が、、。
これは例えるなら、東京おみやげの「東京!」と書かれたTシャツのようなものではないかと思ってしまうのです。
だが断じてそんな事はない!!
本場の人たちはみんなこういった「ムエタイ!」と書かれたパンツを履いているのです!!きっと!!
さらに「これってキックパンツなのか?」という疑問すら若干感じます。
何故なら、なんとこのパンツにはポケットが付いているのです。
キックパンツとか格闘技用のパンツは基本的に、ポケットがありません。
従って「これ水着じゃねーの!?」という気にさえなります。
とはいえ、履いてみると意外な程動きやすいのです。
全く引っかかりません。そして薄くて軽いのです!!
頑丈かどうかはわかりませんが、今のところは意外といい感じです。
5.キックパンツの見た目と実際に履いた時の感想(個人的な意見)
では、実際にショートタイプのものとロングタイプのもので、使った感想を書いてみたいと思います。
ご覧いただきたいのが、手前のショートタイプのキックパンツが私です。
奥の選手がロングタイプなので、その差は一目瞭然ですね。
このあたりは好みですね!!
それでは実際の感想
①キックパンツ ショートタイプ
・蹴りが圧倒的に出しやすい
・カットがしやすい
・動きやすい
・軽い
・キック得意だ!という気になる
②キックパンツ ロングタイプ
・なんかカッコイイ
・強そうな気分になる
・意外とケリは出しやすい
・結構軽い
・見た目もクール!
などと感じます。(完全な個人的な感想)
皆さんはどう思われますかね?
5.キックパンツのまとめ
キックパンツは、履くだけでテンションが上がりキックボクシングの運動能力を最大限に引き出してくれるパンツです。
その形状と見た目からキックボクシング以外での使い道はほぼないと思いますが、キックボクシングをやっている人ならば是非とも手に入れたいアイテムですね。
私個人としては、このキックパンツを履いて感動を覚えました。
一方でこのパンツを履いていると結構うまいのでは?と思われるかもしれません。
履きやすさという点では感動を覚えますよ。
普通のトレーニングパンツは違った感じがいいのです!!
ちなみに、キックの時にチラリと見えてしまう事もありえますので、インナーなりスパッツなりを用意すると安心です!
私はユニクロのエアリズムの下着(ショーツ?)でぴったりとするのでチラリの心配もなく実に相性がいいです!こちらもまたオススメしますよ!!
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この記事は2018年3月の記事ですが、2019年2月に再投稿しております。
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