【空手】型(形)の教本、教科書!全空連なら「空手道形教範」は指導者用?

本日は型(形)の教本というか参考書についてです。

私もついに購入しました。

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型は本来、その流派、その道場、その師範によって伝えられるものなので、教本があっても実際には使えないなどの問題があったりします。

極端な話「流派が違えば全く使えない」なんてこともあります。

では、実際に私が購入してどうだったのかを書いてみたいと思います。

※全空連も私の流派も型ではなく、形と言ってます。

 

1.空手道の型(形)に教本は必要? 

 一言で言えば、

必須じゃないけど有った方が良い

というレベルです。

 

世の中には空手道の型(形)の本は何冊か出ています。

でも充実しているか?と言われるとそうでもありません。

いくら教本を読んだとしても、型(形)は

きっと分からない

と思います。

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百聞は一見に如かずではないですが、やはり実際に型を見て、やってみてわかるものですね。

タイミングやスピード感など、文章で表現が難しい、もしくは読み手が理解するのが難しい部分が多すぎるのです。

型の教本を見ながら型を練習するよりも、きっとユーチューブとかの動画を見ながら、練習したほうがきっと上手になると思います。

 

では、一体何のために型の本を買うのでしょう?

オススメできる人、逆におすすめできない人を書いてみたいと思います。 

①型の教本はこんな人にオススメ!

・一通り型の順番とかはわかっている人

・今習っている型の理解をより一層深めたい人

・自分では気がつかないミスや修正点を探したい人

・昔やっていて、思い出したい人

・細かい点をしっかり理解したい人

・型は上手いのに、なかなか試合に勝てない人

こんな感じの人たちですね。

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やはり型の細かい部分を理解したいとか、分解を研究したいという人であれば、きっと役に立つと思います。

また試合で勝てなかったりする場合の採点基準やスタンダードを知りたいという人にも良いですね。

 

②型の教本はこんな人には不要!

・型を初めて打ってみようという人

・子供の上達の為に子供に買ってあげようという人

初心者の子供に買い与えてもあまり役に立たないと思います。f:id:waga186:20191231233017p:plain

本当に初心者向けの型の本ならば、アリだとは思います。

が、本で理解するのって結構難しいと思います。

もし初心者で理解のためというのであれば、やはり動画で流れや動きを覚えてそれと合わせて本を利用する方が実際には役に立つと思います。

また子供は割と感覚で覚えていくことのほうが多いので、子供に買い与えても無駄だと思います。

本は親が自分で購入し理解して子供にアドバイするという形ならば大いに役に立ちます!

 

2.型の教本を購入した理由

では実際に私が本を購入した理由を書きます。

実はずーっと買おうかどうしようか迷ってようやく購入しました。

購入したのは「空手道形教範」という本です。

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理由の第一はシンプルです。

技の分解を知りたかったから!!

はっきり言ってコレに尽きます。

空手の型(形)は、全ての動作に何らかの意味があります。

つまり右手を上げた動作の意味は?

架空の相手のどこを狙っているの?

こういう内容を知りたかったからです。

 

では、何故この本を選んだのか?

答えは他に無いからです!!

私は剛柔流の空手道を学んでいますが、型の本ってあまりないのです!

ずーっと買おうか迷っていた理由は、

値段が高い!

自流派の型が2つしか載っていない!

ので、買おうか迷い続けていました。

ですが、自分で言うのもなんですが、私は型が下手です。

技の分解というのはつまり技の実際の理解

のことです。

この動きは何のため?という理解ができるのです。

理解があればイメージできるので、

型は絶対に向上します。

というか逆にイメージがないと、動作の意味が分からず其れはただのエクササイズです。

意味がない動きや誤解は逆に悪影響を及ぼすかもしれません。

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そして型をやるうちに、知らない事を後回しにしても結局時間の無駄だと思っていました。

師範に細々と聞くにしても、時間がかかりすぎるので迷惑でしょうし、どうせ話を聞くのならば、これら一般的な知識を理解した上で、更なる不明点を聞いたほうがよほど自分のためになると思うのです。

 

そしてこの本、全空連の型なんですね。

公認段位審査を受けた時に、審査の先生方は曖昧な部分は全部分かってしまうという感じでした。つまり誤魔化せないのです。

きちんとした理解をした上でないと、これ以上の段位は臨めません。

また指導するシーンでも誤った指導をしてしまう可能性だったあるのです。

 

3.空手道形教範のレビュー

では実際に購入したこれらの本はどういったないようなのでしょうか?

ちょっと書いてみたいと思います。

 

私が購入したのは、第一指定形と第二指定形の2冊です。

基本的には各流派の型が2つずつ載っています。

全空連に属する松濤館、剛柔流、糸東流、和道流ですかね。

 

本の中身はこんな感じです。

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全身の写真と足の位置がまず書いてあります。

この足の位置や動かし方が実に大事なのです!

基本中の基本ですが、間違っていたりすると最悪です。

これが間違っていたりすると、公認段位ではNGだと思います。

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更に手の動作や留意点や間違いやすい点が書いてあります。

ひとつの挙動で色んな留意点があるのですね。

このあたりに「気づき」があるのが良いですね。

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で、この最後にあるのが分解!!

これのためにこの本を購入したといっても過言ではありません。

ああ、こういう意味だったのかと理解することが超重要なんです!

ところが!!

弱点があります!!

分解の写真が小さい!!

思わず、これなにやってんの??と言いたくなります。苦笑

さらに言うと

まぁ、大体はわかるのですが、分解の解説がないのです!!

またすべての写真と動作に分解があるわけではありません。

せめてもう少し写真を大きくして欲しかった!!

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全体の構成として、写真もっと大きくできたんじゃないの??という気がします。

あとこの英語!!!

世界中に空手家がいるわけですから、流石だなと思ったのですが、、。

よく考えたらこれ、逆で指導者のための英語な気がします。

指導時に使うわけですね。多分、、、。

 

これで国際的な指導も可能になってしまうという優れた一冊です!!

ということで、英語の勉強にもなっちゃうかも!!?

 

まぁ、それはさておき、しっかりと理解したいならこういった本はあったほうが良いですね。

とはいえば、できれば流派毎の方がありがたい気がします、、。

ちなみにですが、他流派の型は見ててちょっと面白いです。 

まぁ、審判とかの知識としては他流派も当然必要なので、本当に指導者向けの本なんだと思います。

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4.まとめ

ということで、型(形)の教本についてでした。

流派によっては流派専用の本も出ているので、自分の流派の型の教本が出ているならば、一度確認して見たら良いと思います。

また型は、流派どころか先生によっても違ったりしています。

全空連の公認ということで、この本がある意味は、

この本が型のスタンダード

だということですね!

全空連の試合もこの内容がベースになっているのだと思います。

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なので、教本については、指導者とか技の理解を深めたい人の

教科書というより参考書

の意味合いが強い気がします。

もし、必要と思う空手家や指導者、父兄にはおすすめの一冊と思います。

子供向けではないです。笑

 

大きな書店になら売っているそうですが、私は見かけられませんでした。

全空連のサイトでも購入可能だそうですので、必要であればお手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

 

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