【空手の魅力】⑮みんな言う事が違う!空手に関する色んな見解! 細かすぎて伝わらない空手の楽しさ・素晴らしさ

空手の魅力シリーズ 今回はいろんな見解についてです。

空手に限った話ではないのですが、人によっていうことが違うと感じることは結構あります。

でもそれは決して間違いではないのです!

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何のことかというと、何が正解か分からないという事が稀にあります。

例えば形(型)なんて最たる例だと思います。

 

ある高名な先生がいたそうで、そのお弟子さんも道場を任されるようになり、各々道場の師範となったそうです。

ここからは例え話ですが、そこに弟子は三人いました。

その三人は兄弟弟子にあたります。

 

弟子のA師範の形の稽古 突きの位置は上段

弟子のB師範の形の稽古 突きの位置は中段

弟子のC師範の形の稽古 突きの位置は下段

 

各々の道場ではそれぞれこんなふうに教えていたそうです。

ある日出稽古に来た練習生が、形の突きの位置が違うことに気がつきます。

何故か聞いてみると、「皆自分のが正しい」とA,B,C師範それぞれ譲りません。

で、何でそうなったかというと、A,B,Cそれぞれ高名な師範に習っているので、間違いはありません。

実際にそう習ったのです。

何が違うのかというと、Aが習った10年後にBが習い、その更に十年後にCが習った。

つまりそれぞれ10年時代が違ったのです。

で、高名な師範は段々突きが上がらなくなってきて、最初は上段で指導していたが、徐々に中段、最後は下段で指導していたそうです。

だから、それぞれが違った形をこれが正解としていた訳です。

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結局はどの形も正解だったいうお話です。

でも、これは正直上段だろうと、下段だろうとどっちでも良いのです。

何故ならその戦いには上段の時もあれば、下段の時もある。

決して全てが正しくて、全てが間違っているわけではないのですから。

 

当然ながら形の試合になると、統一的な公平なジャッジをしなくてはなりませんから、定められた技で見ていくことになるのです。

それでも尚、私は全て合っていると思います。

 

指導者というのは面白いもので、基本的には同じことをいいます。

でも時として、前と言ってることが違うとかがあるかもしれません。

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それもまた同じで、どちらも正解なのでしょう。

何故なら数学と同じように必ず答えが一つだけとは限らないわけですから。

例えば、ボクシングの世界ですごく上手な選手なのに動きのリズムが一定で、そのリズムに合わせて戦うと戦いやすいみたいな事もあります。

 

必ずしも教科書通りに動ければいいという訳でもないのです。

わざと遅いパンチを出したら、それが当たったり、すごく早いパンチが全く当たらなかったり。

 

先生は色んなことを言うでしょう。

これがいい!

こうしたらいい!

こうすべきだ!

等ですね。

 

これを聞いて混乱する場合もあると思います。

でも、全てを一旦受け入れて、必要だと思うものだけ自分の武器の引き出しとしてしまっておけばいいのだと思います。

その武器を磨きたかったら、その武器を後で練習すればいいのです。

先生の言うことは、全て正しいのです!

でも先生の言うことは、当てはまらない場合もあるという事です。

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刻み突きを打つのでも、いろいろです。

・軽く打てばいい説

・できるだけ強く打つべき説

・触れるだけでも良い説

・というか目隠しだからそもそも手を前に出せば良い説

どれもきっと正解なんです!!

空手の蹴りだって、キックボクシングの蹴りと違います。

でもキックのスパーリング中の空手のケリは結構有効だったりします。

 

だから実際の戦い時には、いろんな引き出しをあけて、いろんな武器で戦ったら有利に戦えますよね!

色んなことを言う人がいて、どれが正解か分からないかもしれません。

結局は全部正解なんです!!多分。

だから自分に必要なものだけ吸収すればきっとそれが個性になって、その空手家の進化につながるのではないでしょうか。

色んな見解があるは、それは自分の選択肢が色々あるのではないでしょうか。

 

皆さんはどう思いますか?

 

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