コロナで全然空手道場の練習に参加できないので、自分の組手の動画を見返してみたら下手くそで凹みます。
見ているのも辛いですが、ですがここに沢山のヒントが隠されています!
1.動画は客観的に見えるので有効
空手で言えば、組手も型(形)も自分ではちゃんと出来ていると思っても、やはり出来ていない!?なんてことが多いです。
昔ならば、人に見てもらってとか、鏡を見ながら、、なんて事になるのですが、やはり今は動画の時代。
これを利用しない手はないでしょう!
動画を見ると感想はほぼ以下3つだけだと思います。
・思った以上に出来ている
・思ったとおり
・思った以上に出来ていない
そして初めて動画を見る人の大半は
「思った以上に出来ていない!」と思うのではないでしょうか。
これがあるので、動画を見るのは嫌だ!という人も多いと思います。
かの有名なバスケット漫画の「スラムダンク」でも似たようなシーンが出てきますね。
だから、自分の動画を見るのって最初は結構勇気がいるのです(笑)
私は動画は非常に重要だと思います。
私の場合はゴルフの動画を撮って、それで相当分析しました。
2.過去の動画を振り返ってみる
では実際に過去の動画を振り返って反省したいと思います。
①不用意な攻撃にカウンターを合わされる
王道パターンの刻み突きに合わせての中段突き!!をやられているシーンですね。
明らかに狙われているタイミングで安易に、刻み突きを入れたのが反省ポイントですね。
②攻撃終わりに体勢を崩す
中段蹴りをよけられて、相手に背中を向けた状態です。
防御体制に戻せる時間もなく、当然突きをもらってしまいます。
打ち終わりの隙を与える動きは厳禁ですね。
③連続攻撃を受けて死に体
連続攻撃を受けて後退した結果、棒立ち状態になり、所謂「死に体」の状態ですね。
当然反撃もできませんし、言うなればサンドバッグ状態です。
こうなる前に、相手の間を切るか、距離を詰めるなり反撃するなりと、確固たる対処法が必要ですね。
④当たらない距離の中段蹴り
確実に当たらない距離で中段蹴りを打っています。
間合いを詰めさせない牽制のつもりもあるのですが、打ち終わりで次の技に繋げらない場合は、何の意味も持たない攻撃です。
攻撃にはそれなりに意味、意義が無いと単調な攻撃であり、戦略性が低くなるかなと思います。
⑤安易に倒れる・倒される
一発の足払いで倒されることは殆どありませんが、技のかけ終わりや体勢を崩された際の足払いや押し込みで、あっさりと倒れてしまいます。
倒されると当然攻撃できなくなる上に、体力も消耗し、何より追撃を受けてしまう場合があります。
バランスやタイミング、重心を意識して安易に倒れない組手をしたいですね。
⑥手だけの攻撃、踏み込みのない攻撃
踏み込まないで手だけの攻撃をした場合に、相手選手の間合いに居続けることがあります。更に踏み込みを伴わない場合、相手のカウンターの餌食です。
相手の反撃を招きやすく、かつポイントを取れることは殆どありません。
「手だけ」「足だけ」の攻撃では、威力もありませんし、次の技のつなぎでないなら、あまり使う必要のない攻撃ですね。
3.動画の反省ポイント整理
さて、上記は写真なのでわかりにくいのですが、実際には動画で見ています。
動画で見ると前後の動きやつながりもわかりますので、実際には
どういう流れで、そこの攻撃に至ったのか?
というのが非常に重要ですね。
気にしていないと、パターンがワンパターンの攻撃を繰り返していたり、相手を混乱させるような「仕掛け」を入れることもできません。
動画をみると、自分の癖や戦略性がなんとなく見えてきます。
意識していないと、攻撃は単調であり、技や身体能力だけで戦うのは限界があります。
もちろん動画で見ることで、個々の技の出来・不出来を理解、改善させることも可能になるのです!
私のおすすめは携帯とかにも最近は付いている「スロー動画」です。
全てがスローなので、研究するには細かい動きまで検討に加えられます!
じっくり考えながら(見ながら)色々と考えられるのが良いです。
これは結構お勧めです!
4.まとめ
という事で「動画で反省会」でした。
普段出来ていると思っていることも、実はできていなかったり、改善点が見つかったりしますね。
また、逆に意外と出来ている!?という驚きがあったりもします。
意外と出来ているパターンだと結構やる気につながるので、意外と動画チェックは上手くなると楽しいものかもしれません。
組手にしても、型にしても動画を使って分析、研究すると上達への近道であると思います。
最近は携帯機能で色んな動画が取れますので、それぞれ工夫して練習に生かしてみたらいかがでしょうか?
面白い練習方法があったら、教えてください!
ではまた
(o・・o)/
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