キックボクシングジムの体験レッスン時に見るべき・気にすべきポイント

キックボクシングを始めようか?と考えられている方は絶対に体験レッスンを受けるべきだと思います。

実際にやってみたら全然違う!とかありますからね。

では、体験レッスン時に何を気にして、何を見ればよいのでしょうか?

 

 

1.キックボクシングジムの体験について

キックボクシングジムについては、文字通りですがキックボクシングを教えてくれるジムです。

会長なりトレーナーがいて、キックボクシングを教えてくれます。

この形式はボクシングジムに近い形ですね。

また競技自体が少々似ていることもあり、ムエタイや空手道場と一緒になって指導している場合もあります。

 

f:id:waga186:20171210143539p:plain

世の中には多くのキックボクシングのジムがあります。

ですが、Webサイトとか見ると、どんな特徴があってどんな素晴らしいポイントがあって、、、とか言われても、実際にやらないとわからない世界です。

 

体験は実際に入会前にそのトレーニングを実際にやってみて、入るかどうかを決める為の最大のイベントとなるでしょう。

私個人としては、見学よりも体験した方がより良いと思います。

見ているだけなら簡単そうでも実際にやると全然難しかったり、逆に自分にとっては意外とできてた!なんてこともあるのです。

 

2.体験レッスン時に見るべき・気にすべきポイント

では早速ですが、体験レッスン時に見るべき、気にしておくべきポイントについて書いていきたいと思います。

★体験を受けるくらいなので、初心者向けの内容とご理解ください。

 

2−1.体験は自分が通う時間に行くべし

<CHECK>

・自分の生活サイクルに合うか?

・客層チェック(男女比は?ガチ勢は?混んでる?)

 

体験に行くときは時間に指定がないなら、自分がいつも行く時間に行くべきで、指定があった場合は、なるだけ自分が行ける時間に近い時間を選ぶべきです。

自分の生活サイクルにジムワークを入れたときに、無理がないかを確認すべきです。

その時間帯にいる人(客層)や混み方がわかります。

例えば大人数いるジムだとレッスンを受けられなかったり、自主練の練習場所が確保できずに、帰ることになる場合があります。

f:id:waga186:20180107005223p:plain

 

また仕事を終えて移動時間、帰宅する時間なども計算することで、実際に自分が通ってみるときのシミュレーションができるからです。

残業の都合で、どうしても9時にならないと終わらない仕事の方は、ジムに到着してから着替えて軽く柔軟とかしたら、もう閉店なんてこともありえます。

またその時間に行われているクラスが自分のやりたいクラスであるかもチェックしておくべきしょう。

 

客層のチェックもしておくべきです。

例えば昼間の時間帯ですと、割と女性が多かったり、夜の遅い時間帯はガチ勢が多かったりもします。

例えば自分の性別や年齢とかで気にする方は、雰囲気を掴んでおくと良いでしょう。

 

2−2.設備を確認

<CHECK>

・サンドバッグの本数は?

・ウェイトトレーニングの器具の有無は?

・リングの有無は?

・グローブやプロテクターの貸し出し有無は?

 

ジムの設備は絶対に見ておくべきポイントの一つです。

例えばサンドバッグの本数ですね。

レッスン時にサンドバッグを使う場合は、その本数によって練習方法が変わります。

基本的に多いに越したことはありません。

2本しかサンドバッグがない場合は、どうしても交代で使うことになるでしょう。

また自主練時にサンドバッグが使えないのはちょっと辛いです。

f:id:waga186:20171126121300p:plain

ウェイト器具がおいてあるジムであれば、自主練時や自分のやりたいタイミングで筋トレに励むことも可能です。

筋トレだけの日とかを作ってウェイトトレーニングのみを行う人もいます。

サンドバッグやウェイトトレーニング器具以外にも、リングの有無とかも確認したほうが良いかもしれません。

意外に思うかもしれませんが、リングはないジムも結構あります。

それでも普通にスパーリングはやれるので、無きゃないでも良いですが、あったに越したことはありません。

あとは、グローブやプロテクター(ヘッドギア・レガース等)は置いてあるか?という点ですね。

置いてない場合は毎回持ってくる事になり、結構嵩張るので私は非常に嫌です。

大体のジムはレンタルしてくれると思いますが、まれに貸し出しいくらみたいなのがありますので、ご注意を!!

 

2−3.サービス・環境面を確認

<CHECK>

・コロナの対策をしているか?

・休会や退会時にトラブルは起きていないか?

・トイレや更衣室、シャワー室はしっかりあるか?

・衛生的であるか?

・ウェアの貸し出しは可能か? 

 

意外に思うかもしれませんが、コロナの対策に限らないですが、アバウトなジムだとなんの対策もしていないところもあります。

これは会長の一存で決めるのですが、一事が万事他のこともアバウトだと思います。

会員さんを考えてくれるジムの方が良いジムだと思いますよ。

 

また休会時や退会時のトラブルは調べておくべきでしょう。

体験時に聞ける事は全て聞いておいた方が良いです。

コロナの影響で休会しようとしたら、そもそもできなかったとかいう話をちらほら聞きました。また休会しているにも関わらずお金は取られたとか!?

 f:id:waga186:20171216141431p:plain

まぁ、トイレやシャワー室がついていない場合、汗拭いて帰るのとかちょっと微妙ですね。家が近けりゃいいですが、遠い場合はきついです。

あとトイレがちょっと離れているとかもあります。まぁ、そんなに気にはなりませんけどね。

 

衛生的であるかは、個人的にポイントが高いです。ジムに通うやる気が変わってきます。昭和な感じのジムでもまぁ、いいちゃいいんですが、キレイなジムでやりたいのが実際のところですよね。 

特にグローブとか常に衛生的に扱っているかはポイントが重要です。

私の通っているジムでは、絶対にアルコール消毒後、乾燥機にかけてたりします。

 

ウェアの貸し出しは、せっかく行ったのにウェア忘れた!とか絶対あるので保険の意味でも借りれる環境は重要です。ふとジムに行こう!と思ったときに、服がないと行けないなんて事は避けたいですよね。 

 

2−4.クラスのスケジュールや自主練が可能か確認

<CHECK>

・クラスの具体的な内容はなにか?

・自主練習がどのタイミングで可能か?

・キック以外のクラスはあるか?

 

クラスのスケジュール自体はWebサイトでも確認できることが多いですが、具体的にどんなことをしているのかを見ると良いと思います。

例えばフィジカルクラスと書いてあった場合、単に筋トレとかやるのか?それともフィジカルを重視した格闘技クラスであるのか?などです。

筋トレをほとんどやるクラスであれば、興味のない人にとっては興味がないでしょうし、逆にそれを目的に来る人もいると思います。

f:id:waga186:20171119014602p:plain

自主練習ができるかどうか?は非常に重要なポイントです。

ふとした空き時間に行って、30分サンドバッグを叩いて帰る日があったらそれが可能かどうかというのが重要なんです。

例えばクラスレッスンが行われている時間は、サンドバッグ空いてても使っちゃだめ!となるとほとんど使えないと思ったほうが良いです。

またクラスでサンドバッグ使うまでは勝手にどうぞ!だったら割と自由に使えます。

 

またキックボクシング以外のクラスがあるかも意外と見ておきたいポイントです。

多いのが総合格闘技クラスがある場合は、そっちに参加してみたい!という人も結構多いと思います。そっちにハマる人も結構いますし、私の通っているジムだとダンスクラスとかまであったりします。

 

2−5.会長やトレーナーを確認

<CHECK>

・会長はジムにどんな関わり方をしているか?

・トレーナーは一人ひとりを見ているか?

・プロ選手や上級者との接し方は?

 

ぶっちゃけこれが非常に重要です。

会長が直接教えるジムの場合は、トレーナーと同じで一人ひとりを見ているか?という点が重要ですね。

プロ選手や上級者を抱えているジムの場合、プロ選手や上級者にかかりきりで放置されるなんてこともよく聞きます。

本来の格闘ジムはそれが正しい姿かもしれませんが、趣味で楽しもうと思う人にとっては微妙かもしれません。

f:id:waga186:20180121104817p:plain

会長の方針は所謂社長の方針と同じですから、絶対なわけです。

元プロキックボクサーのカリスマ会長が、会員をボコボコに殴るジムに通っていましたが、実践派を謳うジムにありがちで、私もキックボクシングとはそういうものなんだと気にしてませんでしたが、大手のジムに通い始めたら、全然違ってびっくりしました。

 

トレーナーが教育されているかどうかは、態度や対応を見ているとすぐわかります。

特に初心者を上手くフォローできているトレーナーは、上手に教育されていると思いますし、会員さんを名前で呼んでいるトレーナーは大体外れないです。

逆に型通りのことしかしないトレーナーも多くいます。

見極めは難しいかもしれませんが、皆さんの直感を信じてください!

この人と一緒に運動したい!と思える人は大体あたりです!!

 

2−6.他の会員さんを確認

<CHECK>

・会員さん達の年齢層は?

・男女比は?

・コミュニケーションのとり方は?

・休憩時間とかにどんな会話している?

 

会長・トレーナー同様に非常に重要な要素ですね。

一緒にトレーニングする会員さんの質はこちらのやる気にも関わります。

 

会員さん達の年齢層を確認してください。若者主体やバリバリの実力者揃いであれば、結構ハードなトレーニングをしているかもしれません。

若者は体力があるし、威力が強いので、練習がきつく感じるかもしれません。

でも、ある程度動ける人との練習のほうが役に立つ場面も多いです。

f:id:waga186:20170909134755p:plain

男女比は結構重要です。

女性と一緒にレッスンを受けるクラスの場合は、クラスの雰囲気が良くなる傾向にあります。ガチ勢ばかりのクラスだと、殺伐とした雰囲気(別に悪い意味ではない)が出てきたりします。笑

女性で男性と同じはちょっと、、という方は、女性専用クラスがあったり、ジムも女性専用のジムもあるので、そういったジムを探すのも一つの手です。

 

コミュニケーションのとり方を観察してみてください。

仲間内でワイワイやっている感じを受けるかもしれませんが、実はそんな事なかったりします。また仲間内というのは、すぐにその仲間に入りますので、全然気にする必要はありません。

ただし私が通っていた大手ジムで、この仲間内の結束が強すぎて排他的になっていたグループがあり、強制的に解散させられていました。

大人になっても仲間内の楽しいサークル気分でいたいひとはいるものです。

f:id:waga186:20170909134740p:plain

休会時間とかに会話しているかどうかを見てみてください。

まぁ、そのあたりは学校の休憩時間と同じです。

雰囲気を感じ取って自分も入っていけるかを想像してみてください。

あと、私はあまり見たことがありませんが、上級者とかで初心者を嫌う傾向がある人がいるそうです。

プロを本気目指している若者とかで、エンジョイ勢が気に入らないなんて感じなんでしょうけど、そういう感じの人がいるかを見極められるのであればよく見てみてください。

やたら上手いのに全然人に興味を示さなかったり、そっけない態度の人はそういう感じかもしれません。それを許しているのであれば、ジム側に問題がありとみていいでしょう。

楽しいはずのジム通いが苦痛に変わるのは、意外とこういう人の存在かもしれません。

 

2−7.体験レッスン時のレッスン内容を確認

<CHECK>

・レッスンは自分にとってきつすぎないか?

・レッスン時の雰囲気はどういう雰囲気か?

・スパーリングとかはどのタイミングでやっているのか?

 

体験レッスンは当然ながら初心者がついてこれる内容になっているはずです。

そしてついて行けない事は仕方ないのですが、それはいずれできるようになります。

問題は地獄のトレーニングのように「頑張る」必要があるのか!?という点が問題です。

全員倒れそうなくらいハードに練習している場合は、結構ハードなジムである可能性があります。

私個人としては、そこまで追い込み系を常に行うジムだと、人によっては嫌になってしまいます。

あれ?意外とついて行けたぞ!くらいがちょうど良いように思います。

f:id:waga186:20170930135656p:plain

雰囲気はどういった雰囲気かも重要ですね。

トレーナーによって全然クラスは違うものですが、楽しくやれるトレーナーがいるのだとしたら、そのジム自体の方針だと考えるのが自然でしょう。 

昭和のガチガチの感じのジムはもう流行らないですし、私もどちらかというとその世代の人間ですが、それはもうお腹いっぱいだと思っています。

プロを目指す若者であれば、むしろソッチのほうが良いでしょうけど、普通の趣味としてのジムワークならば、不要だと思います。

 

あと体験レッスンでは絶対ないと思いますが、スパーリングや対人練習をやっているのかを見ておくべきでしょう。

実践派を語るジムだと確実にスパーリングを積極的に行います。

スパーリングは軽く当てるマススパーリングと、ガチンコで行うスパーリングがあります。

当たり前のようにガチンコスパーを行うジムですと、怪我のリスクもあるのでそこまでやらなくても良い。と思う人は避けたほうが良いです。

初心者向けのジムですと、スパーリング自体を行わないジムもありますが、昔ながらもジムは、ガチスパー当たり前で、そうやって強くなっていくという考えの人も多いのです。

 

2−8.体験レッスン終了後の様子を確認

<CHECK>

・体験レッスン以外の練習風景は?

・ジムの全体の雰囲気は?

・プロ選手とかジュニア選手とかの様子は?

 

体験後に説明を受けたりしているときに、他の会員さん達の様子を伺ったり雰囲気を確認してみてください。 

まずは 体験レッスン以外の普通のレッスンがどんな感じかを見てみてください。

やけにハードそうだったり、楽しそうにレッスンしているかを確認してみてください。

f:id:waga186:20180115010549p:plain

ジムの雰囲気はなんだかんだと結構違います。

音楽がかかっていて明るい雰囲気もありえますし、会員さん達の会話が楽しげであったり、練習が楽しそうに行われているか?ジム自体が持っている雰囲気がありますので、自分がここにいたら合いそうかな?と考えてみてください。

決して無理してまでそこに居たいと思わないならちょっと考える必要があります。

 

プロ選手やジュニア選手の様子を見てみてください。

プロ選手はトレーナーを兼ねていない限り、そんなに愛想よい訳ではありません。

雰囲気を悪くしている人はいないかなど見てみることも重要です。

またジュニア選手がいる場合は、彼らの態度を見るのもありです。

ジュニア選手の場合は、教育的な観点から大人会員に挨拶してくれたりします。

ちょっと体育会のノリがありますが、逆に言うと怒鳴り声とかが聞こえてくることもあるので、そういうのが苦手な人は考えたほうが良いかもしれません。

 

3.体験時に特に優先すべき5つのポイント

長々と書きましたが、全部を気にしてられないので、

私だったら以下の順番で優先順をつけます。

f:id:waga186:20200111121514p:plain

No.1 

・会長はジムにどんな関わり方をしているか?

会長がどんな人なのかでジムの方針が決まります。

人間的に駄目な会長ならば、ジムも駄目だと思います。

例えば困ったときとかに相談に乗ってもらえる人なら良いと思います。

 

No.2

・トレーナーは一人ひとりを見ているか?

トレーナーは実際にレッスンや指導をしてくれる人たちです。

トレーナーと過ごす時間が一番多くなるはずなので、この人達がしっかり一人ひとりをケアできているのか?がポイントです。

ある程度うまくなると、自分で勝手にやり始めるのですが、最初はやはりトレーナーに依存する割合が高いです。

これが女性にのみ優しく教えるクズとかだとどうにもなりません。

 

No.3

・サンドバッグの本数は?

自主練がさせてもらえるというのが前提ですが、サンドバッグさえあれば自分の好きな練習の大半ができます。

例えば怪我をしているときは、自分独自のメニューを組んだりしますが、レッスンには出られなかったりします。

自主練習の主役はサンドバッグです。これが自由に使える本数が揃っていないと駄目です。

私なら設備面ではサンドバッグ本数を気にします。

 

No.4

・会員同士のコミュニケーションのとり方は?

会員さん同士で仲良くなります。

とても重要な要素です。

一緒に練習したり、技術的な情報交換をしたり、試合に出る場合はセコンドに付いてくれたりします。

少なくとも威嚇したり、排他的な人たちがいるようなら私は嫌ですね。

そんな人は見たこと無いですが、ですが居ることは居ます。

 

No.5

・グローブやプロテクターの貸し出し有無は?

これは基本的に貸し出してくれるか、ジムに置いておける場合が多いと思いますが、毎回持って行くなんて事はできません。

基本的にタオルと着替えさえ持っていけば、練習できる環境だと良いですね。

 

上記の5つが特に気にすべきポイントです。

あくまで私の場合ですが、、。

 

あとは以下の点も気にしておきたい点ですね。

・ウェイトトレーニングの器具の有無は?

・衛生的であるか?

・ウェアの貸し出しは可能か? 

・自主練習がどのタイミングで可能か?

・レッスンは自分にとってきつすぎないか?

 

4.終わりに

体験レッスンは基本的に2,3店舗見ておきたいですね。

面倒だし、なんかここでも良いかなー?と思うと思いますが、比較しないと違いがわからないと思います。

本当にトレーナーや設備など、最初はわからないからこそ体験して見たら良いと思います。

ちなみに体験したら絶対に入らないと駄目とかないので、そこは気にする必要はありません。

f:id:waga186:20191231233017p:plain

逆に体験で体験料を取るジムもあります。

まぁ、人件費はタダじゃないですからね。

無料のジムよりも自信があるのかもしれませんね。

 

もし体験に行ってみようかな?と思っている人がいたら、是非とも自分にあうジムを見つけてくださいね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました