カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

目指せ!カリスマ指導者!?空手とキックボクシングで見た理想の先生!

ふと思ったのですが、今空手クラブの大人の会員さんが入ってくれて、どうしたらこの人達に楽しく通ってもらえるのだろうか?そんな事をふと思います。

 

1.魅力ある道場は先生次第!?

子供も大人も空手倶楽部の会員さん達には、空手を楽しんでもらいたいと心底思っています。でも、中には合わなくてやめてしまう人も居るだろうし、どうしたら長く続けてもらえるのか?そんな事を考えます。

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私の通うキックボクシングジムは、当然ながらサンドバッグがあります。リングがあります。色んなトレーニング機器があります。フィットネスジムに併設されていて、大きの風呂やサウナが使える場所もあります。

設備が素晴らしいから通うかなと思うこともよくあります。

「サウナ入りたいなー!よしジム行くか!!」みたい感じです。

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ところが道場は公民館だったりすると、そんな設備なんてあろうはずもありません。

そうなると設備で魅力、、というのは当てはまりません。あるとすれば家の近所かどうか?という点ですね。

近くに道場やジムがないからそこに通わざるを得ないという人も居るでしょう。

仲間がいるから道場に通うという人も居るでしょう。

でも、私が思う道場に通う大きな理由の一つは、

会長、師範、先生やトレーナーが魅力的!

という点も一つあると思うのです。

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私の通うキックボクシングのジムは、系列店舗に出稽古が可能なので、割と色んな道場に出入りしています。

その時に近くにある道場が基本ですが、それでも「あの先生がいるなら今日はあそこの道場に行こう!」と思うことも結構あります。

つまり指導者に魅力があれば、生徒さんは付いてくるのかも知れません。

2.私が見た!魅力的な指導者

私が実際に見た魅力的な指導者をご紹介します。

2−1.ダンディな空手の先生

先日の話です。空手の高段者の先生と飲み会をしたのですが、年齢は還暦間近だそうですが、まぁ、カッコが良い訳です。

舘ひろしみたいな感じで、滲み出るツワモノ感といい、物腰や話し方は柔らかくとも芯がしっかりしているように感じました。

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花の慶次でよく「涼やかな男ぶり」と慶次を評す言葉ありますが、正にそんな感じ。

こういう人ならば付いてくる人も多いのだろうなと思います。

ちなみに私の師範に聞くと、その先生は組手好きで組手は鬼だと言っていましたが、、、笑

2−2.若者を一喝!高齢の空手の先生

とある地方大会の手伝いをしている時、隣りにいた先生がまた立派な先生でした。

www.karatekagolf.com

おそらく多くの親御さんがこういった先生の元で子供を学ばせたいと思うはずです。

2−3.面白くて工夫する総合格闘家

私の通うキックボクシングジムの先生ですが、元日本ランカーのプロボクサーです。若い頃の試合の動画(テレビで放映されてた)を見ると、ギラッギラのやんちゃそうな青年でしたが、今は面白く楽しく格闘技の楽しさを教えるトレーナーです。

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割と対人練習や楽しませつつも、しっかりと技術を教えてくれる先生で、凄いなと思うのは、話術というか雰囲気作りその空間を作り出すのが非常に上手です。人懐こい先生は多く居ますが、プラス信頼ができるという意味では理想の指導者だと思います。

満足して今日は来てよかったと思える先生ですね。私は100人以上の先生に格闘技を学びましたが、こんな先生は数少ないです。

2−4.自ら妥協なく鍛え褒める元プロボクサー

元プロボクサーで体脂肪率数%の凄まじい体をしていますが、この人のクラスはやたら厳しいのに大人気のクラスです。理由は褒め上手であり、また口先だけでなく自分から率先して厳しいトレーニングを一緒にやってくれるトレーナーです。

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褒め上手というか、「いいですねー!素晴らしいですね!」を連発し、生徒のやる気を上げる能力は極めて高いので、クラスを終えた生徒さんたちは皆満足して帰るわけです。

3.カリスマ指導者の条件

カリスマ指導者の条件って何なのでしょうか?私なりに考えてみました。

・威張らない

・差別しない

・怒鳴らない

・自分に厳しい

・自分も楽しい

・自分に妥協しない

・指導を工夫する

・常に向上を考える

・生徒さん第一主義

・そもそも強い

・何事にも慌てない

・明るい雰囲気を作る

・見た目かっこいい

・清潔感がある

・革新的な稽古

・圧倒的な過去の実績

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まぁ、ざっと上げるとこんな感じですかね。キーワード的にこんな風に書くと分かりにくいのですが、一言で言えば

この人と一緒なら楽しい

そう思えれば他はどうでも良いかも知れません。

道場に行きたい!この先生に教えてもらいたい!そんな風に思ってもらえる指導者に成れればきっとそれはカリスマ指導者への第一歩かも知れません。

4.カリスマ指導者育成計画

カリスマ指導者を目指すためには、色んな事を行う必要があります。

私はこれを実践して行きたいと思います。

4−1.イケメンになる!ダイエット計画

とはいえ私も40も半ば、、、。どうやら西島秀俊にはならないらしい。顔形はもう直りようがないけど、体型なら努力で魅力的になれるはず!

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体型が細マッチョに成れれば、空手の実力も上がる上に、イケメン化する訳です!そうすることで生徒さん達も付いてくるわけです!多分。

4−2.空手・格闘技の実力を上げろ!

そもそも空手に実力を上げることは絶対条件です。

実力を上げる方法はやはり普段の稽古ですが、説得力を増すのは公認段位だと思います。リアルに三段以上の人で「なんか微妙、、」という人を見たことがありません。

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そういった意味で公認段位を取れる実力を身につけるのは、重要なポイントだと思います。あと説得力も増しますからね。

4−3.アイディアをひねり出せ!

実力も実績も無いのであれば、補うものが必要となります。

私は空手だけでなくキックボクシングも並行して行ったので、そちらの経験も得ることができました。その練習方などは、空手の世界ではあまりメジャーじゃなくとも役に立つものも沢山あります!

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そのままは使えないにしても十分なヒントになります。ちょっと変えたり空手用にアレンジすることで、役立つ稽古になる場合だってあるのです。

だから練習内容はベースになるものは、基本ですがプラス要素として足し込むことができると思います。

4−4.実力不足を逆手に取れ!

大人から空手を始めた私は、少年時代から空手エリートで来た先生たちとは一線を画します。だからこそ動かない体、怪我をしまくった思い出、できないことの苦しみとできるために行う努力。

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例えばハイキックが打ちたい!その思いを数年かけて実現するんです。私ができたという事は、もっと若い人ならもっと早くできることでしょう!だから私歩んだ、エリート街道とは真逆な道が人の役に立てるのかも知れないのです。

落ちこぼれの人生を知らない人に落ちこぼれを教えるのってけっこう大変じゃないですか。

4−5.自分の役割を見失わない

私が全日本選手を育てる訳もないし、ナショナルチームでなにかする訳でもありません。だからこそ自分の役割は空手を始めた人達に空手の楽しさを教えること。

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一緒に空手を楽しむ事は自分にもできるのです。

空手というか対人格闘術なんて痛い思いする事もあるし、緊張感もあるし、身体痛めるし、理解されない場合もありますが、そんなの関係なく、昨日できなかった事が今日できたり、組手でポイント取ったり、形で自分の中で最高のできだったり。

小さな楽しさや嬉しさを提供して、空手を好きになってもらうのが私の役割だと思っています。だから足元を見つめしっかりと生徒さんたちのお役に立つ!これが私の使命であり唯一の守るべき信念かも知れません。

空手の先生は沢山いる訳ですから、

中には底辺の先生が居ても良くないですか?

5.終わりに

私は駆け出しの指導者として、日々を過ごしていますが、足りないものだらけです。実力も過去の実績も何もなく、色々足りないことを自覚しています。

だからこそ自分なりの努力をする必要があるのです。

逆に自分だからできること

自分にしかできないこと

これを組み合わせるしか他の指導者に追いつく方法はないのです。だって普通の経験がないのですから。

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茨の道といえばそれっぽいですが、やる気と情熱だけでどうにかなる世界でもありません。

だから私はジムに行って自分を鍛え、殴られながらも間合いを覚えたのです。

だから私は動画を見まくって、練習方法とかを考えます。

だから私はツイッターとかで、色んな武術家、格闘家の人達を見て意見を聞きます。

だから私はブログを書いて、自分で考えを整理するのです。

と、かっこよく書いたものの、実際には単純にこれらも楽しいのですよね。

ジムに行って殴り殴られ、動画を見て研究し、ツイッターで見聞を広め、ブログで発信する。師範からは空手の真髄を学ぶ!

そんなちょっとした事や色んな事が楽しくて仕方ないのです

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いつの日か、自分のところの生徒さん質が黒帯を取って「空手やって良かったな」と言ってもらえるような、そんな指導者を目指し、頑張りたいですね。

「底辺の空手の先生」これ卑下している訳じゃなく現実なのですが、そんな底辺がもし凄い選手を育てたり、100名を超える黒帯の生徒を育てたらそれって結構凄いことで、何より楽しくないですか?