ふとドラゴンボールのスカウターのように、この人の強さってどれくらいだろう?
そんなのわかったらちょっと楽しくないですか?
相手の強さがわかったら、ひょっとしたらなにかの役にたつかもしれません。
例えばオヤジ刈りに会った時に、誰から最初に倒せば良いのかとか!?
1.外見からの見極め方
これは非常に難しいです。
見た通りに、強いかどうかはわかりにくいです。
私が最初に通ったキックのジムの会長とかは、背が高いとかでもなく、見た目完全にどこにでもいるオジさんでした。
でも、笑いながらスパーリングでは相手の上級者を殴り続けるという狂気の持ち主でした。
街でそういった人と戦いになったら、リアルにヤバイです。
なのでまず、見れる範囲でやばさを確認しましょう。
①相手の体格を見る
相手が190cm、100kg程度の大男ならば、もはや何もしていなくても危険です。
ボブサップが素人ながら、格闘技の世界で結構活躍できるように、体の強さはそのまま強さに繋がります。
大男というだけでもう避けたほうが無難でしょう。
ボクシングでも階級が分かれているように、体の大きさはどうにもならないです。
相手の背の高さや体重は常にチェックポイントです。
②相手の筋肉をみる
筋肉とは言わば鎧です。
筋肉がある時点で、もう人間としての強さが増しています。
おそらくこちらの攻撃が効きにくいです。
筋肉だけでも厄介なのに、格闘経験があると手がつけられません。
またゴリゴリでなくても、腕周りや首の筋肉の発達度合いで、相手のバッググラウンドを探る事ができます。
例えば上腕を見て、筋肉が発達していればパンチが強いとか予測できます。
ラグビーとかアメフト経験者とか相当強い可能性があります。
③相手の身体的特徴を見る
例えば、職業柄もしくはその人のバックグランドが分かる場合があります。
例えば「手」です。
拳付近を見てみて、よく見ると拳ダコがあったりすると、ちょっと警戒する必要があります。
基本何かを殴り続けている人は、手がなんかおかしいというか違和感がある場合があります。
怪我をしている場合はその怪我の原因を推察することも重要です。
④相手の服装をみる
相手の着ている服もまた判断材料になりえます。
あからさまに「一撃」とかの文字が入ったTシャツを着ている人とは、争いは避けるべきでしょう。
見た目とリンクしないことも多いですが、警戒をする事は重要かもしれません。
ちなみに犬の絵(ブルドッグ的な)のイラストが入ったスェットの方なども避けたほうが無難でしょう。
2.何気ない動き方からの見極め方
何気ない動きや身のこなしから、その人の強さを伺い知ることができます。
①シャドー的な動きを見極める
サラリーマンの駅でのゴルフスイングは、言うなればシャドーボクシングと一緒です。
確認をしているのです。
格闘家など無意識のうちに、攻撃の動きをしていたりするので、そういう動きをしている人がいたら要注意です。
わかりやすくパンチを出している場合は、すぐにわかりますが、パンチは出さないけど体の回転とかを確かめている場合があります。
左右に肩を振っている人やケリをする直前の骨盤を開く動きをしている人は要注意です。
②足の位置や立ち方を見る
格闘技経験者は癖で格闘技用の立ち方をしている場合があります。
例えば両足のカカトを上げる立ち方とか、自然とステップが格闘技のステップになっている場合等です。
所謂、格闘技的な立ち方をする人は、正面に向かって斜め方向に立っている場合があります。
軽く膝を曲げて、前足は正面かやや内側、後ろ足は45%以上角度をつけて前後の足が直線にならないようにたっている人は要注意です。
それは両腕を上げると格闘技の構えになります。
3.オーラや雰囲気から見極める
北斗の拳の世界じゃないですが、オーラというか雰囲気を感じ取りましょう。
もめている雰囲気の中で、妙に落ち着いてたら厄介です。
よほど自信があると思って違いありません。
下手な挑発をしてきたり、ビビるのを隠すような攻撃的な態度は自信のなさの表れでもあります。
この場合はこちらに優位になる可能性があります。
妙に落ち着き払っていたり、正対している時も斜めに向いている人はかなりの腕前の可能性があります。
このタイプの人は、ある意味冷静なので、冷静な会話を求める事が出来るかもしれません。
見た目が冴えないからとて、甘く見ると痛い目にあう可能性があります。
あくまで相手の身のこなし方や、立ち振る舞いを敏感に感じ取る事が重要です。
4.構えからの見極め方
例えばオヤジ刈りに遭いそうになった時に、相手の構えから実力を推し量る事が出来るかもしれません。
相手の構えを見れば大体の実力はわかると思います。
相手が複数の場合は、相手側優位は揺るがないので構えを取らない場合もありえます。
①構えがない、素人の構えの場合
その場合見るべきは相手の足の位置です。
こんな風に棒立ち状態であれば、たいして恐れる必要はありません。
構えてもこの程度の構えであれば、恐れる必要はありません。
むしろ実力が大したことないなと割り切れます。
またこんなふうに前後の足が直線になっている場合も割と平気です。
格闘技の経験はほぼないと見てよいでしょう。
②攻撃的な構えの場合
厄介なのはこんな感じの人ですね。
構えが攻撃に特化しているか、相手の反撃を恐れていない場合の構え方です。
結構自信があるか、相当に舐めている場合にこんな構えになります。
攻撃のバリエーションが 多いゆえに、足の開き方はこんな感じなりがちです。
③防御も意識した構えの場合
相手もある程度警戒していると更に厄介です。
完全に相手も防御を意識してくるとかなり厄介です。
こういう相手が2人くらいいた時点で、如何に逃げるかを考えたほうがよいでしょう。
110番する事を最優先に考えましょう。
5.まとめ
見た目で判断すると時に致命的な間違いを犯す場合があります。
「人は見た目によらない」
という言葉ある一方で
「見た目で決まる」
ことも事実あります。
見た目で強さを推し量るには、自分自身の実力をしっかりと認識しておく必要があります。
自分と比較して見たときに、相手の強さはどの程度かを見極めることができれば、ある程度の想像ができますし、想定を考えられます。
なので、できるだけ多くの情報を集めて、自分自身の経験と推理をすることが重要なのです。
些細な行動を見極めることこそが、強い人や格闘技経験者であるか否かを判断する材料になるのです!!
皆さん!!
きっとみなさん思うと思います。
「それっていつ必要??」
「意味ある??」
そういう事を考えても意味ありません。
まさかの時に備えるのです!!
古代中華の大戦術家は、
「敵を知り、己を知ることで、100戦負けなし!」
と言っています。
人を知るという事は、つまり自分を知ることなのです。
皆さんはそうは思いませんか?