カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

【幸運の空手グッズ】ケース③ ベスト・キッド?不良グループに絡まれた少年の運命は!?

世の中には不思議な力を持ったグッズが存在します。

そんな不思議な力で幸運に恵まれた人の体験談です。

アメリカの話。

冴えない高校生のダリエルさんは、不思議なTシャツを手に入れたことにより、思いがけない幸運に恵まれて、、、。

嘘?本当?きっとアナタのハートが教えてくれます。

 

1.冴えない男子高校生の場合

高校生のダリエルは参考書を買いに、街の書店へ向かっていた。

正面から街の不良グループが現れた。

街の不良少年たちの最大グループである彼らは我が物顔で街を歩き、迷惑集団であった。

ダリエルは目立たないように、目を伏せてすれ違おうとした。

不良1「おいおい、お前今ガンくれたろ?」

不良2「は、マジ?こいつ舐めてんな!」

そう言って、ニヤニヤとしながら、Aの前に立ちふさがった。

周りの人々は不良グループを恐れて見てみぬふりをしていた。

不良1「おい!てめえ!ぶん殴られたくなきゃ金だせ!」

ダリエル「ちょっとまって下さい!これは参考書を買うお金で、必死でバイトして、、」

と言いかけたときに、不良少年2がいきなり蹴りを入れた。

ダリエル「うぅうう、、、。」

思わずうずくまる少年に対して、笑いながら不良グループはこういった。

不良1「お前に聞いてねんだよ。さっさと金だせよ!」

不良2「てめぇ!舐めてんじゃねーぞ」

そいういうと、今度は思い切りダリエルを殴りつけた。

Aは隙きを見て、逃げ出した。

不良1「待てこら!逃げんな!」

不良2「殺す!」

不良3「おい!全員追いかけろ!」

Aと不良グループは街中を駆け回ることになった。

2.突然の出会い

街のハズレまで逃げてきたダリエルだったが、遂に不良グループに捕まってしまった。

この場所には人気もなく、逃げ場所もなかった。

不良グループは6人ほどおり、何人かが罵声を浴びせながら、殴りかかってきた。

多勢に無勢ということもあり、ダリエルは不良グループから袋叩きにされてしまった。

殴られて意識を失いかけたその時、ふと東洋人の老人が飛び出してきた。

老人はとても素早く動き、あっという間に、不良グループを叩きのめしてしまった。

ダリエル「あ、ありがとう。助かりました」

老人「それは良かった。気をつけてお帰り」

ダリエル「あ、あの?さっきのアレは?」

老人「ああ、空手だよ。」

ダリエル「あの、、僕に空手を教えて下さい!」

こうして、ダリエルはカラテを習う事になった。

老人は「宮野木」という空手の達人の日系人だった。

宮野木の練習は変わっていて、ダリエルに全くカラテを教えてくれなかった。

やらされるのは、自動車のワックス掛け、壁のペンキ塗り等の家の雑用ばかりだった。

ダリエルはそれでも必死に家の雑用をこなした。

3.幸運のウサギのTシャツ

その日、ダリエルは宮野木に空手を教えてくれるようにお願いした。

宮野木は気分が良さそうに鼻歌を歌いながら、ダリエルに話しかけた。

宮野木「ダリエルさん、そんな事よりこれをあげよう」

そうして渡されたのは、Tシャツだった。

うさぎの絵が書かれたなんとも言えないキャラクターだった。

ダリエル「宮野木さん、、。うわー、、、、あ、ありがとう。でもこれ何?」

宮野木「これは私の生まれ故郷に伝わる幸運を呼ぶTシャツだよ」

ダリエル「あ、、ああ、そうなんだ、、、。幸運を呼ぶんだ、、。」

ダリエルは、半信半疑ながらそういった。

宮野木「ほら!じゃあ、早速着替えて!」

ダリエル「え!?これを?今??すぐに??」

ダリエルはそう言うと、渋々その「幸運のTシャツ」に着替えた。

宮野木「ああ!ダリエルさん!とても良く似合っているね!」

ダリエル「・・・・。」

宮野木「そのTシャツ、沢山あるから毎日き続けて!」

ダリエル「ジーザス、、、。マジカヨ、、。」

4.逆転劇!

ダリエルは街を歩いていた。

正面からは不良グループが歩いている。思わずダリエルはすぐに隠れた。

宮野木さんからの空手指導は、あまり受けていなかったし、そもそも今見つかると、仕返しをされそうだ。

ところが、間が悪いことに、不良グループの1名がダリエルを見つけてしまった。

あっという間に、囲まれたダリエルは驚きながらも、空手の構えをした。

不良1「おいおい、こいつマジかよ?」

不良2「てめぇ!この前は良くもやってくれたな!」

不良3「やっちまうぞこら!」

不良たちはダリエルに掴みかかった。ダリエルは空手の技を使って振り払った。

だが、相手が少しよろける程度のダメージだった。

不良グループは、ダリエルに殴りかかった。

ダリエルは、殴られながらも逃げる事をしなかった。

その時、ダリエルのシャツが破れてしまった。

不良1「おいおい、何だこりゃ?」

不良2「何だこのうさぎのTシャツ?」

不良3「わけの分からねTシャツ着てんな!」

不良4「あははは」

不良5「ダセーな!一枚分けてくれよ!」

ダリエルのうさぎのTシャツを見た、不良グループは口々にバカにした。

ダリエルは怒りのあまりに殴りかかったが、あっさりと避けられてしまった。

ダリエルは泣きたくなる気持ちで、膝をついた。

だが、その時だった。

小柄な東洋人の老人が現れたのだ。

ダリエル「宮野木さん!!」

不良グループは驚き声を上げた。

不良1「こいつ!あのときの!!」

不良2「こいつ、空手のやつだ気をつけろ!」

だが、宮野木さんは怒りに満ちた顔をしていた。

ダリエル「宮野木さん!!」

ダリエルは叫んだ。

宮野木「ダリエルさん、彼らはそのTシャツをバカにしたね?」

ダリエル「え?Tシャツ」

不良1「あの意味不明なTシャツが何だってんだ?」

宮野木「貴様ら!そのTシャツのデザイナーは、私だ!」

そう言うと、宮野木は胸元からいきなり拳銃を取り出した。

宮野木「私のデザインをバカにするとは許せん!」

そう言うと、素早く足払いを掛けると、不良の一人に尻もちをつかせると、銃口を頭に突きつけた。

宮野木「ダリエルさんに対する暴力だけなら、空手で叩きのめした終わりにしてやろうと思ったが、私のデザインをバカにした。万死に値する!皆殺しにしてやる!」

不良1「うわああああ!!」

不良2「た、助けてくれ!」

不良3「悪かったよ!勘弁してくれ!」

不良4「俺たちが何したってんだ!」

不良たちは泣きながら、宮野木に許しを請うた。

宮野木「100ドルだ。このTシャツ100ドル(12,000円)で100枚お前らに売ってやる」

不良1「ふざけるな!高すぎる!」

次の瞬間宮野木は、引き金を引いた。

不良1の頬をかすめた。そのまま彼は恐怖のあまりに尻餅をついた。

宮野木「私は元海兵隊員だ。次は外さない!嘘はつかない!どちらかというと空手よりも射撃のほうが得意だ」

不良1「わかった!買うよ!買うから!100枚!」

宮野木「ダリエルさん、売上は二人で分けよう」

そう言うと宮野木はニヤリと笑った。

元クレー射撃 オリンピックアメリカ代表

ダリエル・クルーガー 

自伝「ライフルライフ」から師匠との出会い抜粋

 

とんでもないラッキーアイテムですね。

そんな幸運の空手グッズはこちらで購入可能です。

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