カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

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【空手】全空連の公認段位初段に合格した!何のため?何に役立つ?

さて無理だと思っていた

全空連の公認段位、

「初段」に合格することができました。

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以前は本当にだめだと思っていましたが、、汗

www.karatekagolf.com

では、公認段位を取ったら何に使うのか?なんの役に立つのか?

をちょっと書いてみたいと思います。

1.公認段位って何だ?

さて、以前も書いたのですが、そもそも公認段位とは何だ?というのをもう一度書きたいと思います。
公認段位とは全空連(公益財団法人全日本空手道連盟 JKF)が認める公式の段位です。

www.jkf.ne.jp
じゃあ、逆に非公式の段位って何だ?と思われる方もいると思います。
空手道は多くの流派やスタイルが存在しているのはご存知でしょうか?
伝統派と呼ばれる空手もあれば、フルコンタクト空手もあります。
伝統派空手のなかでも大きな流派が4つあります。
・日本空手協会(松濤館流)
・剛柔会(剛柔流)
・糸東会(糸東流)
・和道会(和道流)
それに加えて
・練武会
・連合会
と呼ばれる団体が中心になって、作られた組織だそうです。


空手道の統一と普及に努めるのが目的だそうです。
その団体が認める段位を「公認段位」と呼ばれます。
この団体にそもそも参加していないフルコンタクト空手の段位とは別モノです。
まぁ、簡単に言えば伝統派空手の大きな組織が認める段位です。
一方各流派や道場が独自に認める段位もありますが、別物です。
なので、「流派3段、公認段位2段」なんて状況もあるのです。
当然ながら初段の前に「級」も存在します。

 

そしてこの公認段位を取るためには、前提として

・全空連の会員

全空連の空手道1級

の資格が必要になります。

 

2.全空連の公認段位は必要か?

さて、そもそもの話で何故公認段位が必要なのでしょうか?

柔道で言えば、柔道の段位は全て講道館が発行するものだそうです。

つまり世の中で「柔道」といえば講道館以外存在しないのです。

一方で空手はといえば、

「多くの流派とルールが大きく異なる空手」

が存在します。

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こうなると極端なことを言えば師匠が

「君は初段だ!」

といえば、初段(つまり黒帯)になれるわけです。

逆も然りで、「実力は黒帯以上だ!」と思っていたとしても、

師匠が厳格でいつまでも黒帯を許されないなんてこともありえます。

それだと空手の初段てなんなの?ってことになりますよね。

 

そこで統一を目指してできたのが

「全日本空手道連盟(全空連)」

というわけです。

なので、全空連の初段といえば、ある一定の基準をクリアしていると言えるわけです。

道場や流派によって、初段の実力にバラつきがあるのは、仕方がない事ですが、組織が大きくなって行けば当然ながら基準は必要ですからね。

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とはいえ、人によっては

「公認段位に興味ない」

という人も結構います。

というか、そもそも私も「必要ない」考えていました。

道場で初段が取れたら、ある一定の実力を認めてもらったことになるし、

帯も黒帯

をもらえる訳です。

当時の私は空手は自分自身の趣味としてやるものであり、大会とかに出るわけでもないので、別に黒帯さえ取得したらあとは自分次第。

別に公認資格の必要性を感じていなかったわけです。

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強い人は元々強いのです!

段位は強さを表すものではない

と思っていたのです。

 

3.私が公認段位を目指す理由

では、なぜ私が公認段位を取得しようと考えたのか。

もともと私は空手の四大流派の一つと言われる剛柔流の所属です。

聞いた事のないような空手流派の所属ではないので、ある程度の認知度はあります。

流派によっては、実力なくとも黒帯になれる場合もあり得るわけです。

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ですが、空手を始めて早5年。

少しずつではありますが、空手の事が身についてくると同時にいろんな経験をしました。

私がこの五年で以下の事を考えるようになったのです。

・指導するのが面白い

・大会の審判もやってみたい

・もっと空手を理解したい

こんなことを考えるようになってきました。

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そう思うようになったのはいくつか理由があります。

キックボクシングを学んだこと

大人から空手を始めたこと

が大きいと思います。

私がキックボクシングを学んで、分かったこと更に大人から始めたからこそ分かること等があるのです。

空手・キック両方を見ていると、確かに別の競技ではありますが役に立つことも多くあります。

これを自分で実践したい!

それに教えたいと思うわけです。

 

つまりは

①自分自身の空手道の精進のため

②指導者資格を目指すため

③審判員資格を目指すため

これらを得るために、公認段位というのは必須と思います。

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指導者・審判資格は公認段位〇段以上が必要と明記されています。

また更なる空手道の精進を重ねる上でも段位は良い目標になるのです。

 

4.公認段位はこんなことに役に立つかも?

とはいえ、上記に興味のない人も多いと思います。

指導者になって実は自分の練習に時間が割けないのが嫌という人もいると思います。

公認段位が役に立つであろうこんな事を羅列してみたいと思います。

※私の個人的な感想です。

 

①段位の説得力が増します。

とりあえず、空手やっている人なら分かりやすいですね。

②公認段位が必要な試合に出られます。

ある大会では公認段位が必須になっています。

公認段位が必要な大会は実力者が揃います。

より上のレベルで、、という人は必須ですね。

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③履歴書にかける

履歴書に書けると聞きました。

道場の段位でも行ける気がしますが、、。

④二段とか三段とか以上は、間違いなく実力者

上位段位者はもはやジェダイマスターと同じ意味です。笑

 

5.まとめ 

公認段位を取得する事で、更に高みを目指そうと思えるわけです。

ちなみに公認段位を取得するためには、全空連の会員になる必要があります。

こんなカードが貰えます。

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そして段位を取得するとこんな認定書が貰えます。

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なんだか重みがある気がしますね、、、。

確かに絶対に必要か?と言われると、特にそうではないのです。

が、あればきっと空手人生にはひとつの目標として設定できるものと思います。

私のように特に何か特技や空手の実績がない人間には、この公認段位は自分を表す

ひとつのステータスになると思います。

皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにお金は結構かかりますので、十分なご準備を、、、。