カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

【キックの大会】⑦キックボクシングの試合に出場してみた 試合当日 緊張感MAX会場入りと計量に臨む!

いよいよ試合当日の朝を迎えました。

朝起きてやはり気になるのは体重ですね。

昨日の夜の段階で、制限67.4kgを下回っているので、当然更に落ちているはずです。

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測ってみたら66kgジャストです。※ちなみに写真はイメージです。

 

ここ数年では一番体重が落ちていました。

朝ごはんは万が一にも超えてはいけないので、計りながら食べました。

とりあえず1.4kgも食べられる訳はないので気にする必要はないのですが、万が一にも超えてしまうわけには参りませんからね。

この日の朝食は、ご飯、目玉焼き、ハムくらいでした。総量500gも行かないくらいでしたので、制限体重は大幅に下回っています。

あとは特に何も食べずに計量を迎えればよいのです。

「体重計が壊れてないよな」と不安になりました。笑

 

計量は試合会場で12時開始。

結構余裕を持って家を出ました。

出発間際に奥さんから「骨折だけはしないように!」と言われました。

怪我する可能性がある事は分かっていたようです。苦笑

 

電車に乗り都内の会場に向かいます。 

道中は携帯を見ながら移動していましたが、あまりキックボクシングの試合の事とか考えませんでした。なんか疲れちゃいそうですしね。

最寄りの駅に下車して会場に向かう道中は流石にやや緊張します。

なんか高校受験・大学受験の時に似た感じですね。笑 

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 細い路地を通って会場が近づいてくるとなんとなくそれっぽい人たちがちらほら見当たります。

この時間に集まっている人は、基本的に選手かセコンドな訳で、なんかみんな強そうに見えます。でもそれはきっとお互い様なのかもしれません。

ちなみに私は徒歩7分程度の道のりで迷いました。涙

 

試合会場に着くと案内の人がいるか張り紙でもしてあるのかと思いきや、何もありません。どこに集合すればよいのかもわからないので少々焦りました。

他の人たちも同じ感じで、誰かがこっちじゃない?という感じで行く方向にゾロゾロついていくと言う感じでした。

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いよいよ試合会場入りです!

会場は思った以上に広くて、間近で見るリングは結構高い位置にあるんだなという印象です。

既に計量を終えた選手たちがリングの上で、感触をチェックしている状況でした。

大会の規模は小さい大会なのですが、この時点で会場にいる人は、スタッフ、選手、セコンドのみなのですが、それでも総勢で恐らく100名~150名以上いたと思います。

なんか雰囲気に飲まれるかなと思っていたのですが、試合まではまだ時間があるせいかあまり緊張はありませんでした。

 

とりあえず荷物を置いて、計量を行うことにします。

計量を待つ人の列は長蛇の列です。これだけで数十分はかかりそうです。

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計量は絶対大丈夫という状況の私ですら少々ドキドキしますので、ギリギリの体重の人は結構緊張するでしょうね。まぁ、オーバーしたらそもそもなのですが、、、。

私は上着を脱ぐ程度で余裕のクリアでした。

 

ちなみにギリギリの人たちはパンツ一丁みたいな人もいましたが、割と皆さん服を着たまま計量に臨んでいる感じでした。

ちなみに計量は普通の一般的な電子式の体重計でした。

まぁ、プロの試合とかで見かけるような重りをちょっとずつ乗せて測るものではありませんでした。笑

聞く所によるとプロの体重計は乗るのがそもそも難しいらしいです。

ちょっと強めに乗り込むと「ガシャーン!!」となってしまうらしいです。

 

計量を終えるとパンフレットをもらえます。

相手の顔も知らないし、どんな選手か探そうという気もありません。

明らかに強そうな相手だったら、絶望感に支配されそうなので、

「出たとこ勝負でリングの上で会いましょう!」

という心境です。

 

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パンフレットには相手選手の年齢まで載っていました。

私の相手は36歳だったと思います。

年齢的には私のほうが6才くらい年上ですね。

「私が小6の頃、幼稚園かよ。」

「私が高3の頃、小学生6年かよ。」

とかイチイチ考えてしまいます。でもこれは皆さんそうなのでは?笑

 

いずれにせよ、相手もまた私の年齢をここで知るわけですね。

「42才のおやじじゃねーか!もらったぜ!」

なんて思ってくれたらしめたものですね。

「そこら辺の42才と同じに思うなよ!若造が!!」

という心境ですな。皆さん!!そうでしょう!!

「オヤジ舐めるべからず!!思い知らせてやる!」ですな!!

本厄年を経験した人間の経験値を思い知らせてやります!!

 

そんなこんなで私もリングチェックします。

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なんちゃってリングに上がったことはありますが、本格的なリングに上がるのはこれが初めてです。

まずリングに上がってびっくり!!

白いマットのリングには、至る所にに先人たちの戦いの思い出!

血の跡が!?マットに染み込んでいるのです。

ビビるかと思うのですが、実は逆でして、こんなの見た日にはテンション上がっちゃいますね!!

ここは真剣勝負の場!ここに来れた事に感激・感謝です!

 

さらに言うとリングはK1のロゴが入っているのです。

我々の世代は、K1のアンディ・フグやピーターアーツ、アーネストホーストやらのK1第一世代なのです。

我々が当時胸を熱くしたK1という舞台にほんの少しだけ触れることができたのです。

「こんなに嬉しいことはない。byアムロレイ」と同じ感想です。

正直これが一番感動・感激したシーンかもしれません。

これだけでもキックボクシングを始めて良かったなと思います。

 

リングは聞いていた通りに滑ります。

そして思った以上に地に足がつかないというか、ふわふわしている感じです。

慣れるのに少し時間が必要と感じてシャドーをしてみます。

パンチはともかく、蹴り技に不安を覚えます。

水を撒いたり、足に水をつけたりすると滑り止めになるようですが今回はこれらの行為は全て禁止されています。

結局どの選手も同じ条件まぁ、仕方ないと諦めます。

 

さて、私も計量をクリアしたので食事を取ることにします。

試合順は30番目以降なので、単純に1試合3分として90分後なので、まだまだ時間はあります。

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ここでようやく試合に向けてエネルギー補給!を行います。

と言って消化の悪いものを食べるのもイマイチですし、辛いのを食べてお腹痛くなっても困るので、やはりバナナですね!!

あの反逆のカリスマ「魔裟斗」さんもバナナはすぐエネルギーに変わるから良いと言っていたようなので、私もあやかろうと思います。

※ちなみにご本人はテレビでなんで自分が反逆なのか分からないと言ってました。

 

後やはり体力が不安なので、ローヤルゼリーですね!!

ローヤルゼリーをの摂取することにより体力面で強化できる気になるのです!!

スズメバチが作ったハチミツ?ですかね。とにかく体力的なエネルギーに変換してくれるようです。よくわからないけど、、。

とにかくこれで準備万端!!と思ったのですが、バナナとローヤルゼリーを数分で食べ終えてしまい、しかも全然お腹がすいた状態でした。

どうしよう?と思っていたら、同じくエントリーしている同じジムの選手がなぜかコンビニの寿司を食べていたので、「そんなの食べて大丈夫?」と聞いたら、「だってまだ2時間近くあるんですから」 と言われ私もサンドイッチを購入してきました。

「 流石に寿司はないな」と思いましたが、、、。笑

 

ちなみにコンビニから帰るときには、応援客が行列しておりその脇をすり抜けて試合会場に戻ろうとした時に、係りの人に「割り込まないで!!」と言われました。

「いや、選手なんですけど、、。」と言ったら通してもらえました。

やはり選手としてのオーラが足りないなと感じたのと、「選手」という言葉になんだか遠い昔に置いてきてしまった「何か」を取り戻した気がしました。笑

 

そうこうしているうちに試合がいよいよ始まりました!

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試合会場は思った以上に人が入っており、かなり盛り上がります。

以前インターネットで見たアマチュアキックボクシングの試合は歓声もほとんどなかったと思うのですが、実際の会場を見るとプロの試合みたいな大歓声はないのですが、意外といろんなところで「おお!?」「すげー!」みたいな感想みたいな歓声!?が上がります。

全然知らない選手ばかりなのにそういった意味で結構盛り上がりますね!

見ていて面白いです。なんか甲子園を見ている時の感じに似てますね。

プロのようなスゴさは確かにないけど、でも一生懸命、粗さがあるからこそ余計に親近感を感じて応援したくなります。

アマチュアの試合で、16オンスグローブ、ヘッドギア、レガース有りなのですが結構ダウンやTKOがあるのですね。面白いですね。見る分には、、、。

 

試合が近づくにつれて緊張感が増してきます。

そしてウォーミングアップをしつつ出番を待ちます。

人によっては1ラウンドだからアップを全力で一度行って、本番を迎える人やほとんどアップをしないで試合に臨む人もいたりします。

私はドラクエ方式と一緒で、ひと晩寝て起きた時がMAXという考え方で、体がほぐれる程度にアップしておきました。あとは柔軟をたくさんですね。

待っている時間は長くも感じますが、試合を見てるだけでも結構楽しいので、時間はあというまに過ぎていきます。

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そして当日は会社の同僚やジムの練習仲間、地元の友達まで色々な人が来てくれました。

皆一様に「こんな本格的とは思っていなかった。」「すげー!」「なんか周り強そうだけど大丈夫か?」と驚いてた様子です。

あと「なぜ家族は応援に来ないのか?」とも言われました。苦笑

 

そしていよいよ自分の試合が近づいてきました。

5試合前くらいに集合場所に集合と言われておりますので、集合場所にセコンドについてくれる人とともに向かいます。

ちなみに今回のセコンドはこの記事の「Aさんに」お願いしています。

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そこでグローブやヘッドギアなどをはめます。

実は知らなかったのですが、試合をするときはバンテージをしてグローブをするわけですが、16オンスのでかいグローブは押し込むように奥まで手をいれるそうです。

確かにそれで緩んでるとパンチ力が落ちますものね。

恥ずかしながら初めて知りました。

膝当て、レガース、ヘッドギア、グローブをつけてテーピングで固定してもらいます。

準備完了!!緊張感もここがMAXです!!

 

そしていよいよ!試合が始まります。

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