カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

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【空手の魅力】⑭教育的指導!強い人間になる!人格形成! 細かすぎて伝わらない空手の楽しさ・素晴らしさ

空手の魅力シリーズ 今回は教育面における空手の素晴らしさです。

武道とはもともと武術に教育的な概念を加えて作られたそうです。

なので、武道とは少なからず教育的な概念があるものなのです。

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まずもって空手道場の最初の体験時に、「黙想!」という言葉はその時初めて聞きました。

黙想とは、心を静め振り返り、生きることの意味を・・・という何やら崇高そうな話だそうです。

武道においては、黙想とは精神統一を主目的に行うようです。

 

さて、ネットやユーチューブ等で空手道場等の動画を見ていると千差万別ですね。

怖そうな師範もいれば、優し気な師範もいます。

練習方法も様々ですね。

今の時代は気合だ・根性だ!というだけではだめなのかもしれません。

私も古い人間なので、ある程度は気合と根性でカバーできると思っていましたが、そうでもないことを、社会人になって思い知らされました。(笑)

 

さてそんな中、一つ共通して言えることは、空手道場の師範や指導者は、子供たちに対して彼らは「先生」であるという事です。

彼らが指導するのは当然空手です。

それは空手という武道を通じた人間性を教育しているものと思います。

なので、勝利至上主義のベスト・キッドの「コブラ団」の師範のような人はやはりダメなのです。

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「礼に始まり礼に終わる」という考え方は武道の基本です。

なので、試合で相手に悪態をついたり、挑発をしたり、さらには礼を欠く行為は空手道の中ではあってはなりません。

勝っても負けても、それはまた空手道の稽古の過程に過ぎず、一喜一憂するべきないという考え方だと思います。

その先を見据えた時に、目先の一勝などに捕らわれる必要など無いのです。

これはその人が進む人生の道しるべの根幹となるかも知れない、非常に深い考え方ではないでしょうか。

 

「昔はこうだった、、、。」という言葉はどの世界でもいつでも聞きます。

よくオジサンたちの「俺たちの若いころは、、、」と言われても、若者は何とも思わないでしょう。

それと一緒で時代はやはり少しずつ変わるのでしょう。

でも大事な伝統であったり、守らなくてはならないものもあると思います。

空手の世界でもやはり守らなくてはならないものの一つがこの教育的な概念なのではないでしょうか。

空手を学ぶことによって「体も心も強い人間になる!」というキャッチフレーズをよく見かけます。

これが空手に望むものの一つなのかもしれません。

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実際によく言われるのが大きな声で挨拶をする事。

稽古の休憩タイミングでは必ず、正面に礼!お互いに礼!と言ってから休憩に入ります。

割と先生によってはこれを口うるさく言う先生もいます。

確かに挨拶したからといっても別に空手が強くなるわけでもないです。

でも挨拶もできない人間に空手を学ぶ資格がないと言えるのではないでしょうか。

一つ空手の良いところは、帯によってうまさが分かれるところですね。

年上の子や黒帯・茶帯の人が率先して後輩たちの指導に当たるようにできています。

小学校低学年の子供達を高学年の子供たちが面倒を見るというのは、自立することに役立ちます。

精神性も鍛えられるのです!

これはとても大事な事であると私は思います。

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また空手を学ぶことで、実際に強くなるのは間違いありません。

武道全般そうだと思います。

そもそも空手は疲れます。

運動量としても相当なものです。

組手なんてはじめのうちは緊張感も手伝って、倒れるんじゃないかくらいバテます。

それを繰り返す事で体の強さを身につけられるでしょう。

体が強くなるというのを実感できると思います。

 

そして何より、そうして強くなった体で暴れる悪ガキに育ってもらっては困ります。

だから武道なのです。

上には上がいる事を知り、師範の考え方を知り、社会を知ります。

自分よりも強い人間がいる。

中学生くらいになって学校の先生に反抗する生徒がいますよね。

でも、同じ大人である空手の師範に変更する生徒はあまりいないのではないでしょうか。

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師範が怖いとかそういう事ではなくて、絶対に勝てないなと分かるからではないでしょうか。

だからこそ師範や空手道を目指す大人たちは、子供達の見本となるべきではないでしょうか。

大人の空手家や指導者は、自身がいつまでも強くなくてはならない、上手くなくてはならない。

そう思うからこそ、努力を惜しまずいつまでも練習するのではないでしょうか。

そんな大人を見て、 子供たちもまた何かを感じ取って成長していくのではないでしょうか。

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別に空手のチャンピオンになって欲しい訳ではないのです。

しっかりとした大人になって欲しいのです。

そして空手で学んだことを、人生に役立てて欲しいのです。

 

私は空手を通じて40を過ぎて分かったことが多くあります。

努力が実を結ぶことを知りました。

諦めなければ、先に進めることを知りました。

責任という言葉の意味を知りました。

人生の目標を見つけることができました。

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大人の私でさえそうなのです。

子供たちが何かを感じて、何かを学び、これから先の長い人生に活かしてくれたらこんなに嬉しいことはないですね。

私は指導者ではありませんが、空手に限らず武道の指導者やスポーツの指導者は、きっと多くのことを子供たちに教えているのだと思います。

そして多くのことを学んで、指導者自身も成長するのではないでしょうか。

 

 

私は空手から多くを学びました。

これは「空手でなければおそらく学べなかった」事だと思います。

いや、「気が付けなかった」というべきでしょうか。

これはあくまでも私の場合です。

人によっては、全然違うことから気がついたり、学んだりするのでしょう。

でも私と同じく、空手から学ぶ人もたくさんいるのだと思います。

つまり、空手という武道は一つの人格形成の一助となるのだと思います。

私は空手を学んで強くなるというのも勿論ですが、それと同じくらい自分が空手を通じて成長していきます。

 

私は空手と出会えて、成長することができました。

いい年したオヤジですらそうなんです!!

子供たちがならば尚一層成長するのではないでしょうか。

私はそんな子供たちを羨ましく思います。ヾ(*´∀`*)ノ

 

貴方は何と出会って成長しましたか?

そして今も成長していますか?

どう思います?

 

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