カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

新宿に通うサラリーマン 格闘技等の未経験だった私が空手を通して様々な問題を解決できるのではないか?と言うのを実践するブログです。

【空手練習方法】⑤パーリングで目慣らし!全ての防御はここから始まる! キックボクシング的空手練習方法

さて、キックボクシング的空手練習方法の第五回目です。

今回はキックボクシングとボクシングでは一般的な防御技である

「パーリング」

の練習方法です。

 

パーリングという言葉を聞いたことありますでしょうか?

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パーリングとは、このようにジャブやストレート等の直線的なパンチの攻撃を手のひらで受けて防御するの技です。

というか知らない人は知らないと思いますが、ボクシングの防御の中で一番最初に学ぶ防御方法であり、しかも非常に重要な防御方法です。

 

具体的には、相手の拳を叩き落としたり、相手の攻撃を受け止めたりします。

そしてこの防御技は、実に簡単な動きながらも非常に重要な技でもあります。

まさに防御技の極意が凝縮されているような気がします。

 

【パーリングの特徴】

・ジャブやストレートの直線的な攻撃に対し、絶対の効果あり!

・小さな動きで大きな効果!

 相手の攻撃が消費パワー10だとしたら、パーリングの防御は1か2くらい!

・直線的なパンチを叩き落として、逆襲可能!

・パンチを受け止めて、相手の攻撃を封じる!

・主導権を握れる!相手を焦らせる

・目が慣れる

・フック系の横からの攻撃は防御できない

 

等の基本的な特徴があります。

どうです、パーリングさえできれば、なんとかなるような気になりませんか?

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つまりパーリングが完璧にこなす事ができたら、直線的な攻撃を防御することができるわけです。

 

ところが!!

このパーリングは空手で使えるのか!?という点が気になるところですね。

何故ならこれはボクシングのグローブがあるから成立するという面もあります。

 

ボクシングもキックボクシングもグローブが前提です

このグローブがあるなしというのは、とても大きな違いです。

ボクシングやキックの16オンスと呼ばれる大きいグローブでスパーリングとかするとわかるのですが、グローブが邪魔でパンチが届かないし、防御がしやすい面があるのです。

手をとりあえず上にあげて前に出しておけば、そうそう顔を簡単に殴られる事はありません。

嘘みたいな話ですが、これは本当の話です。

 

 

空手(伝統派)も拳サポーターというグローブに近い防具をつけます。

でも、どうしてもグローブではないので、小さいのです。

小さいと何がまずいのかというと、グローブが防御の隙間から入ってきたりします。

少なくとも手を前に出してるだけでは防御になりません。

要するにグローブを付けてる時と比較してもめちゃくちゃ難度の高い防御になってしまうのです。

 

 

ちなみにプロボクサーが試合で使うグローブも小さいので、それと比べればまぁ多少似ているとも言えなくもないですね。

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という事で、正直に言ってしまえば空手でこのパーリングはあまり使える防御技ではないかもしれません。

 

でも!!このパーリング的な動きはそうは言っても防御の基本なのです。

空手の攻撃は直線的な攻撃が多く、横からのパンチとかはほとんどありません。

つまり相手の突きは基本的にパーリングをする事で、防御ができるはずなのです!

でも実際の試合で素早く踏み込んで、且つ体重を使った突きをパーリングで受けれる人はあまりいない気がします。

 

だから少し変えて使うのです。

①まず練習時相手の突きをパーリングすることで、目慣らしができる

②相手の攻撃を受け止めるのではなくて、反らせる為に利用する

③反撃のためにきっかけにパーリングを使う

④パーリングを先に仕掛けて相手の腕を落として、隙を突く

 

なんだか当たり前というか、そんな事かと思うかもしれませんが、私が空手の組手の時に実際に使ったし、使えると思いました。

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①パーリングで目慣らし

まず目慣らしですが、この突きを出してパーリングさせる練習は、キックの対人練習でも最初くらいにやる軽い練習です。

ウォーミングアップと同じくらい軽い感じでやれます。

やり方は、軽めの刻み突き(ジャブに相当)を打ってもらい、それをパーリングで軽く受けます。

これを左右20本くらいづつ2セットもやれば十分でしょう。

相手の突きの軌道もわかるし、何より防御のイメージ、そしてパンチに対して目が慣れます。

そして防御できてる!!?という当たり前とは言え、防御の自信につながるのです。

 

相手の攻撃を受け止めるのではなくて、反らせる為に利用する

相手の攻撃をパーリングで受けるのはかなり難しいです。

ピンポイントでパーリングできるのは、よほど熟練しないと無理だと思います。

漫画とかで達人が、相手の拳を掴んで止めるシーンとかのイメージです。

普通にはできません。

でもパーリングの要領で相手の突きを左右に散らす事は割とできます。

空手で言うところの外受け・内受けとまでは言いませんが、基本的に顔への攻撃は的となる顔に到達されなければよいのです。

なのでほんの少し顔を守るだけにこのパーリングのやり方を使えばいいのです。

手のひらで受けようとすると難易度があがりますが、手のひらというか手で払うとかそらすだけでも全然OKな訳です。

 

 

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練習としては、先ほどの打ち込みを手のひらで受けるのではなくて、そらすだけですね。

10本✖2セット(右・左)もやれば十分でしょう。

顔から攻撃を「逸らす、ずらす」だけなので、あっという間に終わります。

攻撃側も割と軽めに打つのがポイントですね。

 

 ③反撃のためにきっかけにパーリングを使う

上記②で相手の突きを顔から逸らせたら、そのまま間髪入れずに攻撃をします。

空手では良くある攻撃パターンです。

これはパーリングで避ける、ほとんど同タイミングで今度はこちらの攻撃を行います。

 

練習としては、

上記②の攻撃の後(ほとんど同時)に、カウンターの攻撃を入れます。

10本✖2セット(右・左)

空手の世界で言うところの「後の先」というヤツですかね。

いろんな受け技があると思いますが、パーリング風な防御は防御の後に隙も余りないので、かなり高確率で突きを決められる気がします。

 

④パーリングを先に仕掛けて相手の腕を落として、隙を突く

イメージというか、普通に構えていると中々相手も隙を見せてくれません。

そんな時は相手の体勢を崩す必要があります。

※隙を作る

そんな時に私がよくやるのが、この打たれていもいない相手の手のひらをパーリングを使って叩き落とします。

当然相手は手が下に行っているわけですから、上はガラ空きです。

何の障害物もないので、上段突きを打ち込めるでしょう!

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よく使う攻撃方法ではあるので、人それぞれですが私の感覚だとパーリング的にこなす事で、自分の隙も作らずに効率的な攻め方が出来るのではないでしょうか。

まぁ、練習方法としては、構えた相手の前の拳をパーリングで叩き落とし(上から押さえる)その後に素早く打ち込みます。

これもまた10本✖2セット(右・左)やれば十分でしょう。

 

このような感じで、「パーリング」は色々な使い方ができると思います。

私の場合、組手で先に出している手は、センサーみたいなもので、昆虫で言うところの触覚、猫で言うところの髭みたいな感じに思っています。

相手の攻撃を避ける最低限の動きは、前の手に任せようという意識ですね。

その時にこのパーリングの練習をしておくと、気が楽になります。

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気軽に練習できるし、その効果はいろんな面に及びます。

なので私が空手の組手をする時もキックのスパーリングをするときも、防御の第一番目の選択肢はこのパーリングなのです。

空手の受けとは少し違うのですが、組手の時には使えると私は思っています。

ちょっと試してみたらいかがでしょうか?

当たり前と言えば、当たり前の防御ですが、それが結構重要な意味を持っていたりもするかもしれません。