そもそもの話です。
「武道」とは一体何なんでしょうか?
1.武道について
武道についてネットで調べてみると簡単に言うと
格闘術身につけ正しい人間(人格)形成行うもの
という感じですね。
下記サイトに詳しく書いてあります。
武道の種類は以下のとおりです。
柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道
の9種類が所謂「武道団体」となるそうです。
ちょっと意外なのが、相撲道という言葉はたまに聞きますが、少林寺拳法となぎなたについては、「道」という言葉がつかないきがしますね。
私は武道と言われると「剣道」をイメージします。
あくまでイメージですが、凛とした強さと所作の美しさ、防具や竹刀なんて侍そのものじゃないですか。
なので私は武道と言われると、最初にイメージするのが剣道ですね。
勝手なイメージですが、剣道家や剣術家の中で「うぇーい!」ていう感じの人少ない気がします。
というか、チャラチャラしながら、刀を持つイメージがつかないですね。
勝手なイメージですが、、。
あと私の高校時代の剣道部の顧問が侍みたいな人だったので、そのイメージも結構あります。
2.格闘技との違いについて
武道と格闘技は違います。
基本的に格闘技は、格闘技術を習得するものであって、教育的指導はあまりないでしょう。
要するに礼節を重んじて、、、というよりも、技術を追求するものですね。
武道で言うところの「礼に始まり、礼に終わる」という言葉のとおりに、相手に感謝・リスペクトしつつ自らを鍛えるみたいな考えなので、その意識を求められるのです。
例えば、ボクシングの煽りとか、プロレスの掛け合いとか、マイクパフォーマンスとかプロの興行ならば盛り上がるものであり、選手も盛り上げるためにわざとやる場合がありますね。
ですが、武道的には当然NGなわけです。
相手に感謝、相手にリスペクトが大事ですからね。
私は空手を学びつつ、キックボクシングも学んでいます。
キックボクシングが失礼な奴らばかりかといえば、そんな事は当然ありません。
皆きちんとしていますし、やんちゃそうな若者は意外にも少ないのです。
見た目がアレだとしても、割としっかりしている人が多いのですよ。
武道を学んだとて、クズみたいなやつは沢山いるわけですが、我々の中にはやはり武道とはこうあるべきみたいな考えが根底にあるのではないでしょうか。
格闘技術だけ高くとも、礼節を重んじないとバッシングされるというのは、格闘技と武道を混同しているから起こることだと思います。
3.武道とは似て非なる武士道
煽り合いよりも清々しさを求めてしまうのは、つまりそれは「武士道」の考え方が根底にあるのではないでしょうか。
実は私の場合、武士道と言われると真っ先に思い浮かべるのが
「ルパン三世の石川五右衛門です」
いや、赤穂浪士とか白虎隊とか武士の鑑だ!と言われる方々も多くいるのですが、五右衛門が一番わかり易いのです。
「ふーじこちゃーん!」というナンパなルパンを尻目に、冷静で修行ばかりして凛としている。居合の達人で愛刀「斬鉄剣」が命より大事という、まさに侍ですね。
ちなみにルパンよりかは比較的常識的な次元よりも落ち着いているので、より一層イメージが付きやすいのでしょうね。
武道と武士道は似ていますが違うと思います。
武道とは自分自身のためであり、武士道とは所謂武士の心意気の為だと思います。
武道とは自分の成長ですが、武士道は主君のためであったり献身性が求められます。
武士道は騎士道と同じようなものかなと思います。
ですが日本人の考え方は、多少なりともこの武士道の考え方が備わっているので、潔くない!挑発する!なんてのを嫌う傾向にある訳ですね。
共通しているのは「フェアプレーの精神」なのではないでしょうか。
4.武道とはなんぞや?
武道とは何?と問われたときに皆さんならばなんと答えますか?
先日ツイッターを見ていたら、こんな写真が載っていました。
ドラゴンボールの亀仙人の言葉です。
武道とは喧嘩に勝つために非ず
武道とはギャルにモテるために非ず
武道とは心身の健康のためなり
武道とは生きる活力のためなり
武道とは豊かな人生の礎となる
まぁ、かっこよく意訳するとこんな感じなのでしょうか。
ですが、なるほどね!と思わず納得してしまう自分がいるわけです。
武道と一言で説明するのは難しいですが、亀仙人にこう言われると確かになと思います。
ちなみに同じことが格闘技でも言える気がしますが、ギャルにモテる可能性があるので却下です。笑
さて、皆様納得いきましたでしょうか?
コメント
ですねー汗自分も武道って心が落ち着く気がしますねー武道って心理戦もふくまれるから格闘技と本当に違うなーとおもいましたねー護身術もふくまれるからちがうなーとかんじますねー