武道・格闘技を始める年齢・世代は?おすすめのタイミングは?

武道や格闘技をするのに、遅すぎるということはないと個人的には思います。

では、それぞれどんな感じなのでしょうか?オススメ年齢とは?

 

1.年齢別の特徴とメリット・デメリット

それぞれの年齢に応じた特徴・メリット・デメリットを記載したいと思います。ちなみに競技や武道の内容によっても異なります。

1−1.幼年(10才以下)の場合

吸収力もダントツに高い世代なので、武道・格闘技を始めるのに適しているとは思います。ただ本人が望んでというよりも親の意向が強く入ります。

また小さいうちから無理をさせると、その競技自体を嫌いになる可能性も!?

【メリット】

・抜群の吸収力で上達する

・成長期の運動の助けになる

・素直に話を聞いて成長する

・仲間づくりの場として最適

・社会性を学べる

【デメリット】

・大人と比べ怪我のリスク大

・顔へコンタクトを伴う場合、脳のダメージリスク大

・本当にやりたい事か判断できない

・成長に合わせて体の使い方が変わる

・道具・防具とかすぐ使えなくなる

1−2.少年・少女(20才以下)の場合

吸収力も高く、身体能力の高い世代なので、武道・格闘技を始めるのに最も適していると思います。思春期等の心の成長の一助にもなり、また有り余るエネルギーの発散にもとても良いと思います。

【メリット】

・高い吸収力で上達する

・成長期の運動の助けになる

・素直に話を聞いて成長する

・仲間づくりの場として最適

・社会性を学べる

・大会等の目標が立てやすい

【デメリット】

・成人と比べ怪我のリスクは高い

・顔へコンタクトを伴う場合、脳のダメージリスク

・成長に合わせて体の使い方が変わる

・成長痛等の影響あり

・筋トレ等を過度に行うと悪影響もあり

1−3.青年前期(30才以下)の場合

吸収力も高く、身体能力の最も高い世代なので、武道・格闘技を始めるのに適していると思います。また有り余るエネルギーの発散にもとても良いと思います。

【メリット】

・高い吸収力で上達する

・体ができているので怪我のリスクが低い

・仲間づくりの場として最適

・体力が最もあるので、練習の質が高い

・大会等の目標が立てやすい

・筋トレなども最も効果が得られやすい

【デメリット】

・仕事、趣味や遊び等で時間が取りにくい

・体が強い時期であり、身体能力に頼る傾向も

・男女のトラブルとか稀に発生する

・変なプライドが邪魔をする

・始めるタイミングを得にくい

1−4.青年後期(40才以下)の場合

吸収力もある程度高く、身体能力のそれなりに高い世代なので、武道・格闘技を始めるのに適していると思います。一方で家庭的に時間を取りにくい世代でもあります。

【メリット】

・ストレス解消・運動不足解消に最適

・体ができているので怪我のリスクが低い

・仲間づくりの場として最適

・体力が維持しやすく、練習の質が高い

・生涯武道・スポーツのライフワークになる

・筋トレなども効果が得られやすい

【デメリット】

・家庭的・仕事的に時間が取りにくい

・怪我のリスクを恐れる世代

・始めるタイミングを得にくい

・お金が何かと必要な時期

1−5.中年前期(50才以下)の場合

身体能力のそれなりに高い世代ではありますが、全盛期に比べるとやはり低くなります。武道・格闘技を始めるのは選手志向ではなく、趣味として健康づくりとして始める方が多いと思います。若い頃と回復力が違うので、食事管理等の重要性を認識する必要が出てきます。

【メリット】

・ストレス解消・運動不足解消に最適

・仲間づくりの場として最適

・自己管理を行う事が必要

・生涯武道・スポーツのライフワークになる

・筋トレなども効果が得られやすい

・自分の体の事を理解できる

・まだまだやれるという自信を得られる

【デメリット】

・家庭的・仕事的に時間が取りにくい

・怪我のリスクが徐々に高まる

・古傷等が悪化する場合もある

・疲れが残りやすくなる

・上達がやや遅くなる

1−6.中年後期(60才以下)の場合

身体能力は全盛期に比べるとやはり低くなります。特に反射スピード等が落ちてきます。武道・格闘技を始めるのは選手志向ではなく、趣味として健康づくりとして始める方が多いと思います。

【メリット】

・ストレス解消・運動不足解消に最適

・成人病予防に最適

・仲間づくりの場として最適

・自己管理を行う事が必要

・生涯武道・スポーツのライフワークになる

・生き甲斐を見出す

・自分の体の事を理解できる

・若い世代と練習する事は自信になる

・全力を出せる場がある

・若々しく居られる

【デメリット】

・怪我のリスクが高まる

・古傷等が悪化する場合もある

・疲れが残りやすくなる

・上達が若い世代よりも遅くなる

・体のある部分が痛かったりする

・若い世代との練習で自信を失う事も

1−7.壮年(61才以上)の場合

身体能力は全盛期に比べると低くなります。特に反射スピード等が落ちてきます。ところが武道・格闘技を続けている人は同世代に比べ遥かに動作が早く、そして健康的で若々しくあります。筋トレなどの努力をすれば若者に近い身体能力を持っている人も多くいます。

【メリット】

・運動不足解消に最適

・成人病予防に最適

・仲間づくりの場として最適

・生涯武道・スポーツのライフワークになる

・生き甲斐を見出す

・自分の体の事を理解できる

・若い世代と練習する事は自信になる

・若々しく居られる

・自分自身と向き合える

【デメリット】

・怪我のリスクが高まる

・古傷等が悪化する場合もある

・疲れが残りやすい

・上達が若い世代よりも遅い

・体の痛みや病気と共生する必要

・練習についていきにくい

2.まとめ

あくまで私の主観ですが、私が今まで見てきた人達から分析しました。

60才どころか70才を超えた極真空手の先生とジムで一緒に練習したことがありますが、そこらへんの若者よりも全然強かったです。

拳の硬さや打ちどころ、鍛え上げた身体と技はきっと人生を豊かにしてくれると思います。

そしてとにかく若い!これは間違いなく言えます。

もう妖怪なんじゃないのか?とすら思ってしまいます。

ちなみにスピード重視の伝統派空手でも60才の方と組手をしたとき、そのスピードに驚かされました。

決して年を取ったからと言っても、著しく実力が落ちるわけではないのです。

一方で若く始める事は、武道・格闘技においてはメリットが大きくあります。

それは上達の速さです。

野球やサッカーのプロ選手も殆は幼少期から始めているものです。やはりその世界のトップを目指せる選手というのは、若い頃から関わっている事が多いのは事実です。

一方で、遅く始めたからとて、自分なりの目標であったり、やりがいを見つけられることと、自分自身のために鍛えていく事でその人の人生を豊かにしてくれる事は間違いないでしょう。

 

結論をいえば、

早いに越したことはない!でもいつからでもOK!

ということだと思います。

皆さんはどう思いますか?

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