十代の若者がもし趣味として武道・格闘技をしたいと思うのであれば、お勧めしたいものを勝手にランキングします。
1.10代・20代の若者におすすめする武道・格闘技
10代・20代は体力があり、身体能力も向上途中です。伸びしろが大きくまた時間もある程度取りやすいので、技術を体得するにはもってこいの年齢です。
1−1.ボクシング
プロライセンスを目指せ!
誰もが知ってる世界的に有名なスポーツ!その歴史は古く有名選手も多数!
才能と努力で世界を目指せ!
ボディメイク ★★★★★
話題性 ★★★☆☆
将来性 ★★★★★
怪我のリスク ★★★☆☆
モテ度 ★★★★☆
仲間の多さ ★★★★☆
費用 ★★☆☆☆
おすすめ度 ★★★☆☆
冗談抜きでプロを目指せる年齢です。20過ぎから始めてもプロやチャンピオンになる人もいるので、10代20代で始めるのは全く遅くありません。また単に趣味として楽しむ、体作りをしたいと言う人もオススメできます。また10代は体が未発達な部分もあるため、過度に激しいトレーニングは避けたほうが良いという側面もあるので、自分のやりたい度合いに応じたジムを探しましょう。
【高評価ポイント】
プロ組織があり、実際にプロを目指せる世界。本気で挑む人には多くの挑戦権を与えてくれる環境があり、また長い歴史と伝統があり、世界的にも最も認知されているスポーツであり、成功者にはバラ色の人生が!?
【低評価ポイント】
世界を目指す若者は多く、ライバルが無数に存在しその中で勝ち抜くのは相当な努力と実力が必要。上を目指すなら確実に地道で過酷なトレーニングをこなす覚悟が必要。骨折などの怪我は比較的少ないが、脳へのダメージ等も起こり得るので、シッカリした指導をするジムに入門すべし!
1−2.キックボクシング
楽しい格闘技ライフを!
今や格闘技の代表格!アマチュアの大会も多数あり、実力を試せる場も多数。プロ組織もあるがボクシングほど大きな組織ではない。
ボディメイク ★★★★★
話題性 ★★★☆☆
将来性 ★★★★☆
怪我のリスク ★★★★☆
モテ度 ★★★★★
仲間の多さ ★★★★★
費用 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★★
最近は女性にも人気な格闘技です。蹴りを打つことで、足や腰回りが引き締まるのでボディメイクにも定評があります。最近はキックボクシングを趣味にする人も多いため、その将来性は高いと思われます。またプロを目指す人も多いが、キックボクシングだけで大成功を収めるのは相当な実力と運が必要。
【高評価ポイント】
格闘技の中でもボクシングよりも身近な存在に感じます。ダイエットや趣味で始める人も多いため、楽しむ目的の人も多く、あまり殺伐としない雰囲気があり。
また多くの人が愛好している為、性別や世代を超えた交友関係が持ちやすい環境にあります。女子選手が活躍できる場が比較的多い。
【低評価ポイント】
プロボクサーを目指す!と言う人の多さに比べ、プロを目指す人は少ない印象があります。プロ組織が複数に分かれているため、どの団体が今後成長するのか不明。そう言った意味で、キックボクシングを極めようという人はプロでもなかなか試合が組めなかったり、苦労することも多い。
1−3.伝統派空手
武道とは己と向き合うものである!
武道として広く認識されています。世界に広まっており愛好者が居ます。日本で考えるよりも海外の方が武道をよりリスペクトしていたりします。
ボディメイク ★★☆☆☆
話題性 ★★☆☆☆
将来性 ★★★☆☆
怪我のリスク ★☆☆☆☆
モテ度 ★★★☆☆
仲間の多さ ★★★★☆
費用 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★☆☆
仮想の相手と戦う形(型)と実際に戦う組手が競技化されており、大会も多く存在。一生涯できる武道。但し小学生から始めている人も多く、そのトップ選手はエスカレーター式に強豪の高校・大学と進むため、10代後半から始めてトップ選手になる人はあまり居ない。
【高評価ポイント】
まず武道として、メリハリある鍛錬が可能。世界的な評価は日本よりも実は海外の方が高い場合も。小学生から習い事としてやっている人は多く、実は経験者がいる。怪我が比較的少なくまた自己鍛錬の武道として優れる。
10代・20代から始めれば、趣味として一生楽しく鍛錬が出来る。仕事の合間に趣味として空手をやる人も多い。町道場は会費や月謝が格闘技のジム等に比べ安い。
【低評価ポイント】
10代後半から始めてトップの世界にはなかなか行けない。またはその環境がが限られる。プロ組織はないので、高校や大学を最後に引退し、指導者の道に進むか趣味としてやっていく人が多い。少年少女しか居ない道場が結構ある。
1−4.MMA(総合格闘技)
若いからこそ強くなれる!
キックパンチもあり、投技・寝技もある格闘技です。多くの選手が何らかのバックグランドを持っていることも多く、いきなりMMAをする人はやや少ない印象。
ボディメイク ★★★★★
話題性 ★★☆☆☆
将来性 ★★★☆☆
怪我のリスク ★★★★☆
モテ度 ★☆☆☆☆
仲間の多さ ★★☆☆☆
費用 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★☆
キック・パンチだけでなく寝技関節技など多様な技が存在。海外の団体や最近は国内でも総合格闘技の団体が出来てきていますが、やはりマニアックな雰囲気は否めません。
プロ組織も海外ほどは大きくなく、競技人口も比較的少ない。
【高評価ポイント】
若いうちの吸収力をフルに活かせる。競技人口が比較的少ないため、トップレベルに接しやすい環境がある。競技経験がかなり物を言うので、早いうちから始めると比較的早く高いレベルに達することが可能。かなりの体力が求められるため、若さはそれだけで武器になる。
【低評価ポイント】
ちょっとマニアックな感じ。一般受け・女子ウケはあまりしない。というか、結構好きな人じゃないと、何の競技なのかわからない人も結構いる。柔道、レスリングなどの組技、寝技のバックグラウンドが無いと最初は苦労する。意外とラグビー経験者とかが強かったりする。
1−5.剣道
侍の魂ここにあり!
一生涯できる剣道は、心身の鍛錬に最適であり、いくつになっても比較的安全にできる武道です。日本人であればやはり剣の道への憧れは捨てれないものです。
ボディメイク ★★★☆☆
話題性 ★☆☆☆☆
将来性 ★★☆☆☆
怪我のリスク ★☆☆☆☆
モテ度 ★★★★☆
仲間の多さ ★★☆☆☆
費用 ★★★★★
おすすめ度 ★★☆☆☆
空手同様に少年少女からやっている人が多い。一方で大人剣士として自己鍛錬の場として剣道に親しむ人は多く居ます。上位は警察官等が占めますが、町道場でも生涯に渡って剣道を楽しむことが可能です。
【高評価ポイント】
単純に姿形がカッコいい。特に女性剣士は絶対モテる!と思う。剣道をやっていた人で剣道を悪く言う人があまり居ないのは、剣道という武道が成熟し、剣の武道の誇りをもっているから。
【低評価ポイント】
道具が臭くなる。道具が高い。あと道具の持ち運びが大変。意外と道場が少ない。
1−6.柔術
大人に大人気の格闘術!
打撃のない寝技、絞め技を主とする格闘術です。柔術着を着た状態での攻防なので実践的な技が多く力の弱い女性でもテコの原理で締め上げることが可能であり、技術が活かせる競技です。
ボディメイク ★★★☆☆
話題性 ★★★☆☆
将来性 ★★★★★
怪我のリスク ★★☆☆☆
モテ度 ★★★★☆
仲間の多さ ★★★★☆
費用 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★☆
近年爆発的にその競技人口を伸ばしている柔術。その強さは折り紙つきながらも、比較的安全に競技が出来ることもあり、大人や女性にも人気沸騰である。経験が物を言う格闘術であり10代・20代の若いうちから始めるとかなりの実力がつく。取得が超困難な黒帯取得を目指せる!
【高評価ポイント】
柔術着が超かっこいい。日本の武道に有りがちなあまり良くない点がさっぱりと切り捨てられいる。技が多彩で門外不出の秘伝の技なども存在。女性にも人気が高く、将来性も抜群。
【低評価ポイント】
道場が今はあまり多くない。打撃をやりたい若者には向かない。あと比較的大人が多く安全に配慮してもらえるが、怪我をした場合結構重い場合もある。
1−7.フルコンタクト空手
確実に強くなる最短ルート!
拳を打ち付け、蹴りを打ち抜くためその強さは本物であり、フルコンタクト空手経験者で弱い人は一人も居ないとまで言われる超実力派の空手。
ボディメイク ★★★★★
話題性 ★★★★☆
将来性 ★★★☆☆
怪我のリスク ★★★★☆
モテ度 ★★☆☆☆
仲間の多さ ★★★☆☆
費用 ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★☆
強烈な突きと蹴りを打ち、打たれの強烈な空手が出来上がります。10年も続けられたら相当な実力者になることは間違いありません。但し高校や大学のフルコンタクト空手部というのはあまり無いため、道場に通う必要があります。
【高評価ポイント】
圧倒的な強さを手に入れられる。世界大会などの運営も盛んで、世界中の空手家と対戦・交流する機会がある。フルコン空手をやっていると言うだけで、自信が溢れ日々の生活が充実する事間違いなし。大人の会員が多いのも◎
【低評価ポイント】
実際に打たれることもあるので、筋トレなどのトレーニングは必須であり、比較的怪我が多い印象。流派によって分裂や統合が有ったりして、一言でフルコンタクト空手と言っても意外と組織はバラバラだったりする。常設道場を構えている事が多く、会費や月謝が比較的高い。また指定の道具が意外と高かったりする。
1−8.合気道
技の博覧会、護身術にも!
元々は剣術から派生した武道。相手の力を利用して制する華麗な技が多数存在。また武器術も多彩に存在している。一生涯できる武道。
ボディメイク ★☆☆☆☆
話題性 ★★★☆☆
将来性 ★★☆☆☆
怪我のリスク ★☆☆☆☆
モテ度 ★★★★☆
仲間の多さ ★★★★☆
費用 ★★☆☆☆
おすすめ度 ★★★☆☆
打撃等を実際に行うわけではないが、打撃にする対処法や武器術に対する対処法など多くの技術が存在する。それ故に護身術としての技術に活用することも可能であり、人間の人体構造を理解した上での技術であり奥が深い。
【高評価ポイント】
技術の奥深さ、技の多彩さがあり、一生涯できる武道である。怪我が非常に少ない。アクロバティックな動きも多数存在する。女性も多くまた大人が護身術として習得するケースも多くある。じっくりやりたいと言う人にはもってこいの武道。
【低評価ポイント】
一般的には組手やスパーリング等は存在しないので、実際の間合いや不規則な動きを学べるかは疑問。人によっては物足りないと感じる場合もある。恐らく全ての技を獲得することは不可能。
2.おわりに
私の体験に基づく勝手な数値なので、それは違う!という事もあろうかと思いますが、あくまで「これって私の感想です」のでご了承下さい。
ちなみにどの競技にも楽しさや充実感と言う項目は外しました。何故ならすべての武道・格闘技は楽しくて充実感を等しく得られるからです。
特に今回は10代、20代の若者向けということで記載しました。
10代の伸び盛りの時期に、部活やサークル活動もしないなら、近くのジムや武道場を除いてみては如何でしょうか?20代の社会人になった皆さんは、自分の生活のプラスαの生きがいとして考えてみては如何でしょうか。
きっと皆さんの人生を豊かにしてくれると思います!
もし参考になれば幸いです。
では、皆様も楽しい武道・格闘ライフを!!
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