今回は空手の指導についてです。
- 指導経験の多い(期間・人数が多い)指導者
- 被指導経験100人の実績!
- 1.道場の空手師範
- 2.会社空手部の師匠
- 3.キックボクシングの先生(ガチな先生)
- 4.キックボクシングの先生(マイルドな先生)
- 5.ボクシングの先生
- 6.少林寺・日本拳法の先生
- 7.空道の先生
- 8.ジムの練習生・ジム会員さん
- 9.同じ空手道場の兄弟子、道場生
- 10.インターネットやツイッターの先生
- 最後にまとめ
指導経験の多い(期間・人数が多い)指導者
よく新聞のチラシとか商店街のポスター、更にはホームページとかの募集がされてますよね。
元〇〇空手道の優勝者とか、全日本選手権出場とか分かりやすく実力を表す言葉が書いてあったります。
そこで空手教室とかの師範とか先生の紹介を見かけます。
多くの生徒を指導したという事は、つまりその指導の経験値は高いのです。
タイプ別に指導方法を考えたり、過去の経験に基づいて適切な指導が望めます。
これは素晴らしい事です。
適切な指導が望める訳ですね。
私もたまに師範の代打で指導する事もあります。
指導は難しいですね。
一人一人レベルも違うし、考え方も違うし、大人ならまだしも子供だと色々と気を使う場面も必要です。
今の時代は厳しさ一辺倒では誰もついてきてくれないですしね。
被指導経験100人の実績!
そんな私は空手の指導経験は少ないですが、一つ言えることがあります。
それは沢山の先生に指導を受けた!という実績です!
これはこれで素晴らしい経験になっていますよ!
普通は、自らの師範に一子相伝のごとく長い時間をかけて指導を受けるのが本来の姿なのかもしれません。
師範は弟子の特性を見極めて、より高みに指導してく訳ですね。
これができたら確かに素晴らしいですが、なかなかそういう環境の人も多くはないのが現実ではないのでしょうか。
当然兄弟子や仲間に教わることもあるとは思いますが、、。
たまに出稽古などで他の流派の先生に教わったりするかもしれません。
ですが、私はキックボクシングジムに通ったお陰で、たくさんの先生から指導をしてもらいました。
いろんな人の意見を聞くと、いろんな選択ができるので自分の考えや成長に合う合わないを選ぶこともできます。
人によっては同じことを言っていても、 A先生の言葉なら理解できたり、B先生の指導の方がしっくりきたりと、色んな目線や価値観に触れることで、発見できることが増えたりするのです!
そして、人によっては空手以外の先生の話してなんて聞いても意味ない!
という方が居るかもしれません。
でも、流派が違う、、どころかそもそもの競技・種目が違っていたとしても、役立つことも沢山あるのです!
では、これまで指導してもらった指導者を簡単に書き出してみたいと思います。
先生によって色んな特徴があるのです!
1.道場の空手師範
道場の先生ですね、私の空手道の最も基本・根幹の部分を学ぶ訳ですね。
段位は6段!
それこそ空手に生きてる人ですね。
武道である空手は、教育の面もやはり重視されます。
なので、空手の技術的な部分は勿論ですが、それ以外の教育面や礼儀の面でも指導します。
また師範の所属する流派の役員とかやっていたり、県の代表チームのコーチや組織仕事、審判や研修、海外指導とか忙しく動き回ってたりします。
さまざまな情報が集まります。
業界の情報や多くの経験談を教えてくれたりします。
2.会社空手部の師匠
会社の空手部があって、そこに所属したりします。
師匠というか教えてくれるのは後輩です。
型の選手でインターハイ出場の実績があります。
会社では10個ほど後輩ですが、先輩という立場だからというわけではないですが、事細かく教えてくれます。
中学か高校までは剛柔流でその後、松濤館流なので、両方の流派の違いとか練習方法とかを教えてくれたります。
後輩なので好きな時にかなり細かな部分や聞きたい事を、全て聞くことが可能です!笑
3.キックボクシングの先生(ガチな先生)
キックのジムにもよりますが、私が最初に通ったジムは昔ながらのガチなジムでした。
前の職場の近くにあったジムで、今にしてみれば有り得ないほどガチでした。
私は空手の練習のために通いましたが、1ヶ月もしないうちにスパーリングを始めて、ボコボコにされました。笑
何回ダウンさせられたか数え切れません。苦笑
会長は細かく指導はしませんが、自らスパーリングを行う感じでした。
話をしていると普通でしたが、指導中は怖かったですね。
大人だけど怒鳴られました。笑
でも、実力は凄くてそのジムに居る人たちは皆めちゃくちゃ強かったです!
ただ、このジムでは基本について
「やりながら(経験しながら)学びましょう!」
というスタイルだったので、かなり実践的な練習をしていました。
気持ちを強く持つこと、戦いに慣れる事が重要という考えでした。
そして基本大会で試合をする事を前提としてたのも、目標意識が高かったからかなと思います。
恐らく昔ながらのジムはこんな感じなんだろうなと思います。
4.キックボクシングの先生(マイルドな先生)
職場が引っ越したので、ガチなジムに通えなくなったので、職場の近くのマイルドなジムに通い始めました。
最初が最初だけに、ここは「天国か!?」というほどマイルドでした。
リアルに初心者率90%、女性率半分以上!というマイルドさでした。
そこに居るキックの先生もジムの方針が、怪我をさせない!無理をさせないという方針なので、非常にぬるいトレーニングをしていました。
ですが、初心がほとんどという事で、基本練習を散々やるわけです。
格闘の対人練習が少ない代わりに、筋トレ的な要素を割と多く取り入れていました。
なので、無理なく続けられるわけですね。
基本練習をここでは繰り返し学べます!
特に防御面の技術はほとんどここで身につけたという状況ですね。
基本は本当に大事な要素ですから!
ここのキックの先生たちは、かなり優しい指導でした。
ちょっと厳しくすると、クレームが入るらしく、ガチな指導はあまり出来ないようです。
そんなにマイルドな指導をしててもやはりクレームはあるようです。
ヌルイ指導である事は確かにそうなのですが、そこは元格闘家ですからね。
希望を言えばしっかり答えてくれます。
例えば人が少ない時とか、練習の間の空いた時間とかに教えてもらうわけですね。
また先生のよっては、ある程度実力があると判断するとかなり実践的な練習を組んでくれる場合もあります。
ちなみに大きなジムなので、いろんな所に店舗があります。
好きな店舗に出稽古ができたり、曜日によっていろんなトレーナーが来るので、好きな先生を見つけて学ぶことが出来るのです。
正直アルバイト感覚の人もいるし、プロになっていない人もいます。
でも、その人なりの考えや理論もあったりするので、勉強になるのです!
一人一人理論が違うので、自分に必要な情報のみを集めることも可能です!
私はこのシステムを結構気に入っています。
私はこのジムで少なくとも30名以上の先生に格闘技を習ったと思います。
5.ボクシングの先生
キックのジムには、元プロボクサーが結構います。
一応キックのジムなので、蹴りも勉強しよう!という先生もいますが、ボクシングだけを教える先生もいます。
ボクシングの先生の場合、基本指導がボクシングです。
有名なボクシングジム出身の先生もいて、例えばヨネクラジム出身の先生のヨネクラ体操という準備運動だったり、プロはこんな練習をするんだと感慨も深いです。
ボクシングの練習の場合は、当然といえば当然ですが、パンチのみです。
パンチだけだとなかなか攻撃が難しいのですね。
コンビネーションや結構きつめの練習をすることが多いですね。
キックがない分パンチの攻撃パターンが成熟しています。
スパーをするとその防御力の高さに驚きますよ!
6.少林寺・日本拳法の先生
キックのジムには少林寺や日本拳法出身の先生もいます。
ガチな流派というか、結構えげつない練習をしているらしく、かなり実践的な練習と理論を持っている気がします。
私はジャブ(刻み突き)はタテ拳で打つ事があるのですが、日拳の先生に教えてもらったものです。
タマタマかもしれませんが、技が綺麗というか重心が全然ぶれずに重たそうな攻撃をするイメージがあります。
7.空道の先生
空道(有名どころでは大道塾など)とはガチンコ空手&柔道を合わせたようなある意味何でもありな武道です。
とにかくガチンコ、投げ技、絞め技まであるのです!
特に投げ技や絞め技を習うわけじゃないですが、話を聞くとかなり面白いです。
私がキックのジムに通い始めた当初、空道のトップだった先生がいましたが、彼に素足でローキックをした時に、打ったこっちが痛かったという驚きの強さでした!
以来空道選手と揉めてはいけない!と思っています。笑
8.ジムの練習生・ジム会員さん
同じく練習する生徒さんです。
でも、プロになってもおかしくないレベルの上級者が混じっています。
基本的にスパーリングを一緒にやったり、対人練習を一緒にやったりするうちに仲良くなる人たちですね。
元々は超有名格闘家と同じジムにいたという人もいます。
スパーリングをやって互いに技を磨く過程で、いろんな質問ができます。
また自分の攻撃が通じる・通じないの判断もできます!
トレーナーや先生と違い、互いに同じ立場なのでレベルも似てくる事も多いですね。
自分の知らない技や体の使い方を気軽に聴くことができるのが良いですね!
9.同じ空手道場の兄弟子、道場生
空手道場に通う兄弟子やら同じく空手を学ぶ人たちです。
彼らからも多くを学びます。
なんなら小学生からだって学んじゃいます!
私が最初入門したての頃、教えてもらっていたのは小学6年生の黒帯の少年でした!
自分よりも実力が上の人に限らず、学べることは多くあるのです!
娘に学ぶことは何もなかったですが、上段蹴りが上手だったので実は真似たりしてみました。笑
10.インターネットやツイッターの先生
私は空手の経験が無かったので、情報収集はいろんな手段をとります。
多くの格闘家が存在しているネットの世界では、そこにあるのは宝の山です!
空手高段者の方もいれば、あらゆる格闘技をこなす人たちがいます。
当然空手家も多くいるので、いろんな人がいろんことを教えてくれます。
役立つものは役立てられますし、そういう考えや技術があるのだなという事を知るだけでも役に立つのです!
動画を見て研究するのは当たり前ですが、その中に潜んでいるちょっとしたヒントが自分にとってとても大事なものになったりもするのです!!
11.護身術の先生
護身術は聞いてみると実に空手の型の動きと近いです。
合気道とかもこの形に近いのかもしれませんね。
自分の身を守りつつ、あらゆるシチュエーションに対応するその技は見事です。
思いがけず、技を磨ける場面もあるのです!
最後にまとめ
指導経験もさる事ながら、被指導経験もまた非常に価値のあることだと思います。
確かに空手だけじゃないのですが、それでも同じ格闘技術としてきっと空手にも活かせるものだと思います!
いろんな人の色んな経験を聞くと、新たな発見や技術が得られるかもしれません!
そして私は色んな先生からいろんなことを聞きました。
これらは私にとってはとても重要な財産になっているのです!
こういったことも楽しいですね!
最近ではネットも利用できますし、いろんな情報を得ることが出来るのは、賛否あるとは思いますが、私は有益だと思います!
コメント