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40代のサラリーマン 格闘技とか全くの未経験だった私が空手を通して問題を解決できるのではないか?と言うのを実践するブログです。

【妄想宝くじ】もしも第731回年末ジャンボに当選したら①「会社辞めます」

一等前後賞合わせて7億円。昔の言い方では億万長者と言われた通り、億の金を持っているものは例外なくお金持ちだ。今でもそうだろう。

それがたったの1枚のクジによって、なんと一等4億円ももらえてしまう。庶民の夢等と言うが少し違う。夢を見るのはつまり当たった事を妄想する訳だ。これが本来の宝くじの楽しみ方である。※諸説有り

という事で、今回は第731回2017年12月の年末ジャンボ宝くじで妄想したいと思います。

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私はその日、街をぶらぶらしていた。宝くじが当たった。もう随分昔のことのように感じる。

年末ジャンボの当選を調べたのは、年が明けた土曜日の夜だった。

いつもの通り、何も当たらないチェック作業、300円のあたりを探すだけの作業だ。それすらも苦痛に思えるのだが、子供たちは楽しそうだ。

お金を稼ぐという事がどれだけ大変で、この宝くじが当たるかどうかなんてほとんど奇跡でしかない事を子供たちはまだ知らない。大人になって色んな現実を知ったならば挫けずに人生前を向いて歩いて欲しい。そんな事を思いながらチェックをしていた。

不意に幼稚園児の娘が、声を上げた。

娘「ねぇ、これ当たってる!!やったー!」

妻が笑いながら言った。「本当?何等だった?」

娘「一等賞!!すごいでしょ!!」

妻&私は爆笑した。

私「そうかそうか、でもね番号が全部当たらないと当たりじゃないんだよ。」

娘「一緒だよ。ほら!」

私「そっか、でもね、一等賞ってのは組みっていうのも一緒じゃないとだめなんだよ。」

娘「組ってなーに?」

妻が娘の宝くじを受け取りながら、娘に組みの説明を始めた。私はぼんやりその光景を横目に見ながら、他の宝くじのチェック作業を始める。

ほんの数分後だと思う。ふと見ると妻が横に立っていた。顔は青ざめ、大きく目を見開いていた。

私は妻に言った「本当に?」妻は顔を強ばらせながら小さく頷いた。

 

宝くじがあたってからと言うもの生活は一変した。

私は仕事を辞めるために、引き継ぎという名目で、週に2日程度勤務している。なぜかは知らないが、「あいつは宝くじがあたったので辞める」と社内では噂が広がった。

7億円。その金額の大きさはサラリーマンであれば誰しもがわかる金額だ。普通のサラリーマンには手にすることがない額で、会社の同僚たちは一様に羨ましがった。

まさに滑稽な情景だ。ある者は妬み、ある者は羨ましがり、ある者は擦り寄る。ある者は無関心を装い、ある者は無視した。

だが一様に私が感じたこと。それはもはや別次元の人間であるということ。本社から社長が不意に現れた。職場は一様に慌てふためき、社長に挨拶を始めた。私は社長が近くを通りかかったが気にせず仕事を続けた。その時の私の口元は少し緩んでいたのかもしれない。

 

私は妻に手切れ金だからといって、まぁ、親しい人に10万程度ご祝儀を包むという話をして約1000万円を受け取っていた。

だが、ここからはやりたい放題だ。もはや全く関係のない人たちだから、好きにやらせてもらう。引継ぎのため1ヶ月だけ残って欲しいと言ってきたのは会社側だ。

私はすぐにでも辞めてもよかった。なんなら病気になったとでも嘘を言ってやめてやろうかと思ったが、良心の呵責とやらによって踏みとどまった。

 

ここからが面白い。人生の逆転劇とはこのことだ。

私が本当に世話になった数少ない上司には、上等なお酒と数万円はする贈り物。そして餞別として10万円を包んで、会社を辞めることを詫びつつ渡した。本来は貰う方だけどなとも思うが、まぁ気にしない。

 

上司「そうか、辞めるとは聞いていたよ。ある意味残念だが、おめでとう!お前の成長はもっと仕事に役立てて欲しかったが、これも人生!これからの人生浮かれずに頑張れよ!」

私「〇〇常務、ありがとうございます。ご恩は一生涯忘れません。いつかまたお酒の席でもご一緒させてください。今度は私が奢りますよ。」私は少し微笑みながらいった。

上司「はは、立場逆転だな。今度銀座に連れてけよ!!」上司も笑った。

 

同じ職場の同僚には贈り物だけ数千円のチョコレート菓子と商品券5000円分を十数名の同僚に渡した。

私「皆さん。お世話になりました。急な退職でご迷惑をおかけしますが、お許し下さい。」

同僚A「本当に羨ましいわー。」

私「え?羨ましい??なぜです?」

同僚B「だって、当たったんでしょ?宝くじ?もう一生働く必要ないぐらい。」

私「ええ!?何ですかそれ?私はそんな理由でやめるわけじゃないですよ。」

そう、私は別に宝くじがあたったから辞めるとは実は一言も言っていない。だが何故かその事は事実として知れ渡っていた。実際事実なのではあるが情報が漏れたのはよくわからない。会社には一身上の都合としか言わなかった。

同僚C「またまた。聞いてますよー。奥さん同士は情報が早いですからー。」

私はここで漸く分かった。そうかそこから漏れたのかと、、、。

私は思わず笑いだした。そうして人を詮索して、おこぼれに預かりたいのか、単に話題に上げたいのか、週刊誌のように情報を錯綜させるだけの人達。どれだけ騒ごうと、彼ら、彼女らには一円たりとも金など渡さないのに。

せめての慰みにしたいのだろう。

同僚たちは、私が突然笑い出したことに戸惑いを隠せないようだ。結局私は否定も肯定もせず、挨拶を終えた。

 

可愛がっていた後輩に対しては、現金を30万ほど渡した。

私「お前らこれを元手に資産運用しろ。経済の勉強だと思ってやれ。」

後輩A「先輩、マジっすか!!ありがとうございます!!」

後輩B「先輩じゃあ、噂本当だったのですか?」

私「まぁ、遠からずだな。それは秘密だ。」私は笑った。

後輩A・B「うわああ!!マジっすか!!超羨ましいっす!!」

私「おい、羨ましいじゃねえぞ!俺がなんでお前らに30万渡して、資産運用しろって行ったのかわかるか?」

後輩A・B「え、餞別としてじゃなくて??」

私「違う!!馬鹿!俺はお前らに人生をもっと真剣に生きて欲しいって言ってるんだよ。お前らまだ独身だから給料もらってもすぐに使っちまうだろ。俺もそうだった。だからこの年になると後悔しかないんだよ。だから30万からでもいいまずはこれを元に、50万にする方法を考えろ!そして100万にする方法を考えろ!それからはお前ら次第だ!」

後輩A・B「・・・・。」

私「俺からの餞別は金じゃない。お前らの人生の方向付けだ!」

後輩A・B「先輩、、、、。また会えますよね。」

私「お前らの成長楽しみにしてるよ。」

私はそう言って、後輩たちと別れた。後輩たちは私の後ろ姿をただ眺めていた。

 

全く知らない部署の知り合いでもない奴らからも連絡がたくさん入った。驚いたのは本社勤務の秘書課の女性だ。28歳容姿端麗で就職活動時には、アナウンサー志望だったらしく、かなりいいところまで進んだと聞いたことがある。

秘書課なんて全く関係ないはずなのに?何?と私は不審に思った。

秘書「係長、お疲れ様です。実はご退社されると聞きまして、色々と手続きがあるのです。業後で申し訳ないのですが、19時に本社に来てもらえますか?」

私「え?業後ですか?そもそも手続きって何ですか?」

秘書「ええ、色々と退職される方にはお願いしなくちゃいけないことがありまして、、。」

私「はぁ、、でも19時とか言われちゃうと困るんですよねぇ。」

秘書「そうですか、なら外で会いましょうか?ちょうど中間地点で日本橋あたりでどうですか?」

私は、この時にピンときた。あ、コイツ仕事関係ないなと。

彼女の噂は社内に鳴り響いいていた。元々は銀行員だか商社マンだかの彼氏がいると聞いたこともある。どれもハイクラスな男だ。

こいつはこの美貌を元に男を手球にとってきたのだろう。そして彼女はこう思ったはず、7億円持つ私に少し言い寄れば簡単に落とせる。そして金をありったけ貢がせる。そしたらポイだ。私は思わず吹き出しそうになった。

私「了解しました。お仕事で申し訳ないのですが、業後でお願いします。場所はちょっと変えませんか?日本橋だと”人目”につくので、品川にしませんか?よかったらご飯でもどうです?ご馳走しますよ。”プリンスホテル”のいいお店があるんです。」

秘書「ええ?!本当に嬉しいです!!・・・はい。分かりました。笑」

私「じゃあ、楽しみにしててください。とびっきりをご用意しますから!!」

私はそう言って電話を切ると、すぐに社内で一番遊び人のクズな後輩Cを呼び出した。後輩はヘラヘラした口調で「なんすかぁ?」と口を聞いていた。

こいつはクズ中のクズで、普段付き合おうとも思わないが、今回はこいつを使う事にする。こいつに10万円渡してこの金で、秘書課の〇〇と待ち合わせしている。ご馳走してやれ。とだけ言った。

私「おい、仕事関係のことらしいから、そんなのがあったらちゃんと聞いてこいよ。」

後輩C「了解っす~。がんばりま~す。てか、マジもらっちゃっていいんすか?ラッキー」

そう言うと、彼は部屋から出ていった。私は溢れる笑い声をこらえるのに必死だった。

 

私は一人東京のど真ん中丸の内にある高層ビルの最上階のバーにいる。ここからは東京の街がよく見える。昔の殿様というのは江戸城からこんな景色を見たのかな?そんな事を思いながら、皇居に目を向ける。夜遅い時間なのだがランニングしている人たちがいる。

私は会計を済ませ一人皇居に向かった。私はランニングする人達と同じ方向に歩いた。どんどん抜かされるそれは正に時間軸の違いだと錯覚させられる。もはや私はこうしてゆっくり歩けばいい。ほかのみんなは急ぎ足で歩けばいい。そう日本のため、世の中のために!!私は脱落者なのか?いや違う!!私は圧倒的勝者である!!

「あははははははっ!!あはははははは!!」面白くして方がなかった。私はただひたすら夜の皇居近くの道で笑った。

皇居詰めの警察官がこちらを怪訝な目で見ているのが見えた。私は声を抑えて笑った。

 

大都会東京。多くの人が働き東京に憧れ、東京に叩きのめされる。東京で勝ち抜く事は人生を勝ち抜けることだ。幾多の人が東京を目指し、幾多の人が東京を恨んだ。

私は東京の人間。ここにある!東京の中心で笑える人間。選べら他人間だ。私は飽きるほどここで笑う。勝者の笑いだ!

 

こうして東京の夜は深まっていくのだ。

 

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