カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

いい年した中年が、突然格闘技・空手にハマった!というブログです

【キックの大会】③キックボクシングの試合に出場してみた 20日前 戦う為のスピリット!追い込み練習と気合注入!

さて試合に申し込んで以来、これまでと練習方法を変えます。

普段の練習であればクラスの団体練習に参加するのが私のパターンでしたが、今はスパーリングを中心とした実践的な練習に重きを置きます。

 

試合前20日前くらいの事です。

スパーリングといってもマススパーリングで動きを確認したり、より実践的な練習を多く組み込もうと思います。

基本的にガチなスパーリングは、ジム的には許可されていません。

トレーナーが付いていたとしても、かなり特殊な場合のみです。

なので、マススパーリング中にちょっと強めに、、、という感じで、ライトスパー程度に行ったり、練習仲間で場所を借りてガチなスパーリングをしたりする必要があるのです。

以前通っていたジムは、毎日ガチスパーをやるジムだったのですが、今通っているジムはスパーリングをやる事は、非常に敷居が高いのです。

結構ジムによって違うものだなと思います。

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さて、そうは言っても仕事の関係で、どうしてもマススパーができる時間に行けなかったり、後は考えながら練習をしたいので、ジムに行って一人でサンドバッグ相手に試合想定の練習を行います。

 

一人で練習していると、どうしてもできているのか?できていないのか?よくわからなくなります。

そんな時は手が空いてそうなトレーナーに話を聞いたり、教えてもらいます。

面白いのがトレーナーは、「試合に出る」というと、率先してアドバイスをくれます。

そう彼らも今は教える立場ではありますが、実は現役の選手であったり、一線を退いたとはいえ格闘家なのです。

普段の大人数のクラスの練習とは違い、かなりマニアックなテクニックや考え方を伝授してもらえます。

試合を決めてから1か月間は、いろいろな先生に色んな話を聞けました。

トレーナーたちはかなり親身になって話を聞いてくれますし、教えてくれます。

彼らはやはり格闘家としての血が騒ぐのだろうと思います。

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そしてこれは格闘技あるあるなのかもしれませんが、いう事が人によってバラバラです。

ジャブは当てるだけでいいという人もいれば、ジャブを強めに入れてストレートを活かす!みたいな考えの方もいます。

これはどれが正解という訳ではないのです。

現役時代に培った経験を話してもらうと、どういう場面でこんな攻撃が通用したとか、こんな時に使うと使いやすい!的な指導は実に役に立ちます。

 

色んなトレーナー(先生)に話を聞きました。

ボクシング出身の先生、現役バリバリの今でも試合している先生、元日本ランカーもいるし、総合格闘家もいます。

色んな先生のいろんな指導は本当に役立ちましたし、自信になりました。

基本的に私より全員年下ですが、、、。(笑)

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そして結構先生自らスパーリングの相手になってもらいました。

これは普段の練習では絶対にありえない事なんですが、私が初の試合に臨むという事を聞いて付き合ってくれるのです。

結構容赦ない指導もありましたし、周りが引くような状況もあったような気もします。

でも、どれだけやられようとも、自分が強くなるため!覚悟を決めるため!と考えればそれほど辛いという事もありませんでした。

どちらかというと、試合に対する恐怖心、相手も本気で殴ってくる、一瞬でもふらっとしたら強烈な攻撃を叩き込まれる!それを考えると実にありがたいと思えます。

体重もやや落とさなくてはならないという事もあり、結構追い込み系の練習をやりました。

テクニック的には直ぐに上達するものではないのですが、追い込むことで「これだけやったのだから!!」と自己暗示とする意味でも重要なのです!

特に私の場合は、相手選手も恐らく社会人サラリーマン「簡単にはまけねーぞ!」という気でおりますから、こういった練習は必要なのです!

 

そしてその先生たるトレーナーたちの指導もまた、個性的です。

理論派の先生は戦うための理論やそれに基づく実際の動き方を指導してくれたり、実戦派の先生はとにかく、相手に勝つという思いを強く!!という指導だったりします。

人によっては、「こかし(転ばせる)」のテクニックを伝授してくれたり、ハプニング的な対処法なども教えてくれました。

恐らく私は当面使う事のないテクニックですが、ある事を知っておくことも大事だとは思います。

 

先生によっては熱血な先生もおりまして、結構前から指導してもらっている先生に至っては、試合に出るのならばこれぐらいやらなきゃ駄目だ!!

と、厳しめのメニューを課してくる先生もいます。

 

今の自分はなんでも受け入れる!という覚悟なので、すべてこなせる様に努力します。

階段キック(1、2,3とカウントアップしていき、10、9、8とカウントダウンする)練習の後に、仕上げに、右30、左30のミドルキックを連続で3セットとか。

階段キックの時点でバテバテなのに、これを続けると私ではもちません。

でも、「相手はこれくらいやってくるぞ!!」と言われると負けられるか!!とやる訳です。

感想とすれば、プロってこんなの余裕でこなすっていう訳ですから、化け物だなと思います。身体能力的にも、精神的にも凄まじいですね、、、。

 

そんな指導の仕上げは、金曜日だった事もあり、普段あまり受けなれないローキックを受けるという話になりました。

「試合ではこんなもんじゃないぞ!!」という事で、レガースなしで先生にローキックを打ってもらいました!

先生曰く気合を入れて試合に臨むべし!!という心意気有難く思いました!

 

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 本番はレガースあるので、多少ダメージは軽減されるのでレガースなしを受ければこれ以上の恐怖はない!!と確信が持てるのです!!

 

と、思いたかったのですが、レガースなしのローキックをまともに受けた私は、そのまま倒れこむしかありませんでした、、、。涙

結構手加減してもらったようにも思いますが、これはダメだ!!と瞬間悟りました。

ちなみにこのダメージは、週開け火曜日まで続きました。

ローキックを普段もあまり受けていないこともあるのかもしれませんが、凄まじい衝撃ですね。

若干の後悔とともに、これ以上のローキックは試合ではないだろうとほんの少しだけ自信になりました。・・・・かな?

 

こうして試合20日前くらいは、こんな色んな先生の試合に向けた理論と気合の注入を受けて、いよいよ試合に向けての気分は高まります!

 

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