さてキックボクシングジムというのは面白いもので、選手コースでもなければ結構自由に練習させてくれるジムもあります。
私の通っているジムは、本当に自由で好きな練習やトレーニングを自分でやれます。逆に言うと分からない初心者は困りますよね。そんな時はグループレッスンに参加するのです。みんなで練習することで、練習が楽しくこなせます。
時間になったら先生のもとに練習する人たちが集まってきます。
練習クラスは初心者ばかりが集まるというわけではありません。老若男女いろんな人たちが集まります。例えばエクササイズのクラスだと痩せたい人。スパーリングクラスだとスパーリングしたい人。基本クラスなら基本を学びたい人などですね。目的に応じて参加するクラスが異なります。
ごくごく希に、私以外はほとんど女性という場合もあります。このような天国のようなクラスになる場合もございます。これから楽しい1時間が始まるわけです!
トレーナーの指示は絶対なので、無理やり上級者しかいないようなクラスに放り込まれることも!?
女子達との楽しい1時間のトレーニングをする直前で、ガチムチな人たちのクラスに数合わせ的に放り込まれるという災難栄誉!練習を真面目にやってきた甲斐があります!
基本的にキックボクシングジムにおいては、上級者かどうかを見分ける事ができるようになります。長らく通っていれば当然知り合いも増えるので大体分かるのですが、出稽古的に別のジムに行ったとき等にどの程度の実力者がいるのかをはかることができます。
以下、私が思う上級者のポイント
・筋肉がひと目で筋肉と分かる人
・ふくらはぎのヒラメ筋が発達してる人
・キックパンツを履いている人
・ステップを踏む動きが軽やか
・鏡の前でゆっくり動いている人
・自分のグローブを持ってきている
・縄跳びが上手
・柔軟や体操が完全にルーティン化している
・練習の入り方がカットを入れた動きをしている
・基本リラックスしている
・やたら笑顔
・最初から最後まで無言(もしくは音楽聴いてる)
・トレーナーとの挨拶が最小限。もしくは目線だけ
・サンドバッグの前に立ってサンドバッグを叩かない
・バンテージを巻いている。もしくはバンテージを巻くのが早い
当然動きを見ればわかりますが、キックやパンチをしなくてもこんな条件の人はだいたい上級者です。上級者との練習は非常に勉強になります!参考にもなるし真似もできるし、ありがたいです!スパーリングとかはキッチリと手を抜いてくれたりもします。強いがゆえに相手も力の抜き方を知っているのですね。
唯一の問題は上級者の練習に付き合うのは非常に疲れます。パンチもキックも重いし、早いし、ミット受けているだけで筋肉痛になったり!一瞬でも気を抜くと怪我をしかねないです!楽しい練習も好きですが、上級者との練習もまた楽しいものです!