読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

40代サラリーマン 全て空手で解決するブログ

40代のサラリーマン 格闘技とか全くの未経験だった私が空手を通して問題を解決できるのではないか?と言うのを実践するブログです。

宝くじ妄想シュミレーション オータムジャンボが当たったら!?

※この記事は、2016年11月に書いたものですが、ブログ引っ越したので再投稿します。
 
もしも、、、宝くじが当たったら!!宝くじの醍醐味は、結果を見るまでの妄想にあります。 妄想するために宝くじを購入するのです。結果は単なるおまけです!!
 
では、今回の「オータムジャンボ宝くじ」にて妄想してみます。あ、、、当たってるやん!!宝くじ!!!1等7億円!!!となった際のシミュレーションをしたいと思います。 20161014020316499.jpg
私は自由の身である。何もない、誰もいない。ただし、金はある。 数ヶ月前に宝くじがあたったのだ。その額なんと7億円。一夜にして億万長者の仲間入りを果たした私は、会社を辞め自宅に引きこもっていた。妻と子は、宝くじがあたったことで誘拐とかがあってはいけないと妻の実家に疎開させた。そう、、、私は一人、、、自由だ、、、。
 
ピンポーンとチャイムが鳴ったのは、午後4時きっかりだ。覗き穴から見るとまたあの男だ。にこやかな笑顔が実に嘘臭い。私は完全に居留守を使った。だが、その男は毎日来た。雨の日も風の日も。ある日一度だけ話を聞いてみようと思った。
 
私「あのさぁ。毎日毎日俺はあんたに用はないの!!帰りなさいよ。寄付お断り、融資お断り、共同出資お断りだこのやろう!!失せろ!!」 そう、、宝くじがあたって間もなく、寄付や投資を求める人々が後を立たなかった。何故私が宝くじがあたった事がバレたのかはわからない。ただ家族にまで危害を加えるという捨て台詞を吐く輩もいた。だからこの男もその類の男と思ったのだ。
 
男「話だけでも聞いてください!!貴方のお金なんてどうでもいいんです!!力を貸してください!!」
私「助けるって何をだよ?お断りだ!!話を聞くまでもない!!もう一回言うぞ帰れ!!」
男「人助けをしませんか?」
私「人助け??お前を助けろって言うんだろ、金で解決するってか?笑わせんなよ。」
男「いえいえ、とんでもない!!幸せを届ける仕事です。あなたが必要です!!」
私「胡散臭い奴だな、、、。俺はお前にビタイチモン出さないし、協力もしない!!だが、話だけ聞いてやる」
 
男はKと名乗った。私はこの男を信用する気にはなれなかった。 男の話はこうだ。宝くじに夢を求めている人がいる。あなたは既に宝くじがあたった億万長者だ。
だから当たった時の事を講演会で話して欲しい。少しだがお礼をする。私は宝くじコンサルタントとしております。 だそうだ、、、。
 
コンサルタントとかマーケティングだとか、そういった言葉は私は信用していない。だがカラカイ半分でこの男のセミナーとやらに出かけることにした。私は一銭たりとも金は出さないし、この男を信頼もしていない。ただ、、、金があるがゆえに暇だったのだ。そう、、、暇つぶしだ。
 
セミナー会場につくと、Kは、こういった。
k「先生!!ようこそおいでくださいました!!」
私「先生??なんで先生なんだ?」
k「はは、そりゃーそうですよ。会員の皆さんにありがたい話をしていただくわけですから!」 私「会員??おい!!セミナーで儲けようってのか??アホらしい帰るぞ!!」
k「先生!!前にも言いましたが、儲けじゃないんです。人助けです!!一度だけ!!騙されたと思ってお付き合いください!!」
私「俺は、金なんて出さないからな!!」
k「はい。結構です。先生!!貴方にしかできない人助けです。どうかお願いします。」
 
会場は、ホテルのバンケットルームを借り切ってのセミナーのようだった。私は300人ほどいる観客の前に出たのだ。観客はまるでロックスターを見るような目で私を見ている。大きな拍手とともに迎えられたのだ。
 
K「それでは、前回のオータムジャンボ1等を見事に当てました!!大黒夢先生です!!なんと先生は前回オータムジャンボを含め2回も1等をお当てになられているお方です。業界では神の子!宝クジの申し子なんて言われている方でございます。」
 
私「おい!!大黒夢ってなんだよ?誰だそれ??しかも2回ってなんだよ?」 小声で聞く
k「先生!!先生のことですよ!!そりゃー億万長者らしい名前で名乗ってもらわないと、、、。あとは演出です!」私はこの場に来たことを後悔し始めた。
 
私は宝くじを買ったときのことを話し始めた。
私「その日は、、ちょうど雨が降っていました。」
k「はい!!皆さん!!!早速ポイントです!!実は雨の日に購入した宝くじには、運がついていると言われているのです!!統計上なんと雨の日の当選確率は倍!!だそうです!!さすがは先生!!ポイントが高いです!!」大きな拍手が起こった、、、。
私「・・・・・。」
私「ちょうど財布に1万円あったので、30枚買いました。」
k「はい皆さん!!聞きましたか!!?30枚!!つまり9000円です!!たったの9000円で7億円ですよ!!統計上、実は1万円以下の購入数の方が当たるんです!!さすがは先生です!!」また大きな拍手が起こった。
私「・・・・。」
私「当たるなんて思っていなかったので、すっかり忘れていたのです。で、ふと道端でチャンスセンターを見たときに、ふとそういえば買っていたなと思い出したのです。」
k「はい皆さん!!ここ!!ポイント!!!わかります??大黒夢先生は、まさに無欲!!当たるなんて思っていなかったのです!! だ!か!ら!あたりの方が先生の元に来ちゃうんです!!これは運命だったのですよ!!」
 
k「実はもうひとりゲストをお呼びしております。第2回の本セミナーを受講し、大黒夢先生の公演を聞いた後、見事的中させた豊金先生です!!」なんと協力者がいたのだ、、、。
 
私「おい!!なんだよ第二回って今回初めてじゃねーのかよ!!?」小声で聞く。
k「演出ですよ演出!!気にしないでください。」小声で返す。
 
豊金「皆さんこんにちわ!!私は、第2回のセミナーに参加させていただき、大黒夢先生にパワーをもらい!!そしてなんと!!3千万当てることができました!!ありがとうございます!!ありがとうございます!!」
k「豊金先生もまたセミナーの後に、大黒夢先生の教えをしっかり守り、そして今回見事に当選することができたのです!!豊金先生!!実際大黒夢先生のご指導はいかがでしたか?」
豊金「はい、大黒夢先生の道場に週2回通いまして、運気アップの特訓を受けました!!実はこの修行のおかげで、趣味でやっているデイトレードで、なんと数千万円の黒字を出すことができたんです!!本当に大黒夢先生には感謝の言葉もありません!!!」ここで、豊金という男は涙を流していた。会場は歓声と羨望が渦巻いたのだ。
 
私はこの茶番劇を舞台袖から見ていた。そもそも道場ってのはなんだ?特訓てなんだよ。こんなの誰が信じるんだ??ふと聴衆を見てみる。なんと聴衆は熱気を帯びた豊金の話に釘付けになっている。おいおい、、、嘘だろ、、、。
 
k「皆さん!!大黒夢先生のお弟子さんたちは、このように高額当選をどんどん果たしているのです!!みなさんも億万長者になれるチャンスがもらえるのです!!」
 
私は驚いた、、何故こんな言葉にこの人たちは騙されるのか?普通に考えて、そんな修行ごときで宝くじなんて当たるわけないだろう!!だが、この聴衆たちは我先に道場修行とやらの申し込みに殺到していたのだ、、、。
 
k「それでは皆様!!道場修行の日に集合場所等をご連絡致しますので、しばしお待ちください。また最後に大黒夢先生と握手をされたい方は、列にお並びください。」
 
私の目の前に、人々が殺到していた。
k「先生は大変多忙です!!先生にも是非お心付けをお忘れなきようお願い申し上げます!」
こうして私は、握手する人々から1万円ずつ受け取ることになり、たった1時間程度の公演を終えるときには、200枚以上の1万円札が手元に残っていた、、、、。
 
k「先生!!お疲れ様でした!!気分を害されましたか?」
私「詐欺じゃないか!!?」
k「私はショーを演じたわけです。」
私「どういうことだ?」
k「詐欺なんてものじゃありませんよ。心付けなんて、法事で坊さん呼んだら払うでしょ。初詣に行ったらお賽銭投げるでしょ。あの人たちは先生のことを信じてるんです。だから日々を頑張れる。その手助けをしているんですよ。何事も信じるものは救われるですよ。」
 
 
そう言って、男は札束を私のポケットに押し込むと、ニヤリと笑って去っていった。
 
私「なんだよ、、、それ、、、。信じるものは救われる?信じるものは馬鹿ってことか?」
私は思わずニヤリとした。胸元の札束をばら撒いてみた。
私「教祖誕生、、、。俺が神様だよ、、、。ふふ、、、ふははははは!!あははははは!」
 
私は天井を見上げ一人笑った、、、。ふとこのバンケットホールの予定表の紙を拾った。スタッフの忘れ物らしい、、、。そこにはあすの予定が書かれていた。結婚披露宴の予定が2件。
それを見た私は声を上げて笑ったのだった、、、。